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間もなく東日本大震災から丸4年となります。
最近はそれにちなんだ番組が多いですね。
この本『東日本大震災全記録 被災地からの報告』(河北新報社)
は、2011年の8月に発行されました。(定価1500円・税別)
(私はこの前の女川ツアーの時に頂きました)
オールカラーで255ページ。
震災のことを細かく丁寧にまとめています。
巻頭にある津波関係の写真を見て、胸が締めつけられました。
被害の大きかった、青森から福島までの沿岸部のことを
自治体ごとに津波の高さや亡くなった方の数、浸水面積などのデーターや
その地区ごとの、その時の様子などが記されています。
避難所の様子や買い出しの様子、福島原発のこと、など。
読んでいて、私もその当時のことを思い出しました。
中でも「ヘリからの取材」のページは読んでいて、ウルウルしてしまいました。
カメラマンが取材のために震災の翌朝、
宮城県から岩手県大船渡市までの沿岸を、北上しながら、
ヘリコプターで上空からの写真を撮りました。
変わり果てた沿岸の海岸線を見下ろしながら、シャッターを切る。
眼下には自力で避難する人々の列。小学校の屋上のSOSの文字。
助けを求めて何かを叫んでいる人々。自宅の屋根で膝を抱えた幼子を背負う女性。
「手を差し伸べたいが、何もできなかった」という無念さ。
「ごめんなさいね、ごめんなさいね」と謝りながら、
助けを待つ人の上を通り過ぎて行く辛さ。
「何やってんのかな」「誰のために撮影しているのだろう」
と心が折れそうになった・・・と書いてありました。
カメラマンの方たちも仕事とはいえ、とても辛い思いをされましたね。
発刊から時間が経っているので、書店には並んではいないと思われますので、
図書館などで見つけたら、是非、一読して頂きたいと思います。
(通販なら買えるようですが)
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2015年03月09日
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