脱力日記

東亞重工製合成人間ロック69型

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「讃岐うどん十四明(とよあけ)」に行ってきた。
「十四明(とよあけ)」って命名に若干、80年代のヤンキー的世界観に
不安を感じていたが杞憂だった。(カワサキのZ1?900ccはあったけど)

とても美味かった。
最初「かけうどん + 天ぷらセット」を頼んだのだけど「天ぷらうどん」の方が
天ぷらの種数も多くて安く、別皿で出してくれるって説明をしてくれたので
そっちをお願いした。
嬉しい事に、塩も別皿で出してくれた。

正直、うどん自体の歯応えは期待したほどじゃなかったけど、ツユが
言葉足らずで申し訳ないが澄んだ味?って言うのかな?
邪魔なものが一切無い。
だから、麺との一体感なんて月並みな表現になってしまうのはご容赦。

天ぷらも揚がり具合が自分好み。
小さなピーマンのような種がサクッとしながらも汁気たっぷりで天ぷらの
不思議さを改めて感じた。
そう言えば、キノコ類も天ぷらにする事で意外なほどに却って瑞々しく
感じる事を思い出した。

もう片方の主役の海老天だけど、しっかり大振りで前半戦で塩で食って
中盤戦では、うどんに浸して食う。
どっちも美味かった。

ところで海老の尻尾だけど俺にとっては、クライマックスですよ。
大好きだし、エビの殻の天ぷらも有るべきと思う。
そも、坂角や桂新堂の煎餅の…(了)

訳あって、続く。

 沢村凜さんの作品を読むのは初めてだ。
何故、手に取ったのか?全く解らない。
そもそも沢村女史の名前も知らなかったし。

 ジャケ買いかな?
ジャケ買いって、指標になりませんか?
レコード世代を経てCD、その他のメディアの選択になりますが
例えば、ジャケット、本なら装丁でしょう。
あぁ、この人は自分と近い価値観を持ってる作家だって解る。

 外れる場合も多少はありますが、確率は然程悪くない。

 さて、随分に無駄な事を書き連ねてしまい申訳ありません。
「瞳の中の大河」です。
自分は茅田作品やら他の異史伝小説も大好きなのです。
(※異史伝小説=架空の国家やその国を取り巻く架空の国を題材とした…」)

 この物語の全てがほぼ全て「父と子の確執」で埋められている点に
注目したいです。

 この題材は福井晴敏さんが延々と題材にしているテーマ。
一方、沢村女史は何故、こんなテーマを扱うかな?

 オイディプスコンプレックスとはまた違った視点で。
自分も娘を持つ身柄なのだけど、娘から特別視された経験が無い。

 全然、纏まらなかったけど、今後の考えの足しにします。


ずいぶん昔、テレ東の年末の長時間ドラマと映画を観に行った。

やっぱりテレ東のドラマの方が尺の長さって言うの?も手伝ってか
原作に「かなり」忠実で余分な事もせずに素直に喜べた。

しかし映画の方は、主人公が吉村貫一から斎藤一に代わってて、
しかも、原作ではどうでも良い立ち位置だった斎藤一の女がヒロインに
なってて、もうそれこそ心から憤慨した。

福井晴敏の「戦場のローレライ」は映画を観て10年近く経ってから
原作を読んだんだけど、映画の薄っぺらさに辟易した。
寧ろ原作の方が却って福井節の粘着性も手伝って遥かに映像的だった。

ガンダムUCの連作の映画化は福井が随分と懲りたんだろうなあと。

角田光代さん?

短編集の「トリップ」で中島京子が解説で「空中庭園」と同じく
角田作品が、それまでの社会の周縁である自分とその環境を描くスタイルから
社会の中心へと斬り込んだ金字塔的作品って言ってる。
曰く「第二期 角田時代」の幕開けだとか。(2004年刊行)
この後も、相変わらず怒り続けている。

角田さんに怒られっぱなしな気分で読み続けていたのだが、
「なくしたものたちの国」を読んだら、何だか赦された気持ちがした。
(2010年刊行)
この作品も読み返す本で、ゆきちゃんやミケ、そして○○になってしまった
ナリコにも。

怒りが執筆のモティベとしてきた角田さんにとって、「なくしたものたちの国」は
なんとエポックメイキングな作品であろうか。

多分、角田さんにとって周縁の象徴であると思われる「中央線沿線」界隈を
書いた「ドラママチ」が、ほぼ時を同じくして「途中から」救いの物語に変わった
象徴的。

1990年代のスピリチュアルブーム(笑)に対して同時代に決して迎合しなかった
角田さん。それは多分、今あるISILの問題を早く察知していたんではないか?

人は宗教等の他者によって救われるモノでは無くて自分自身の生活でもって
初めて救われる事実にを教えてくれているんではないだろうか。

角田光代さんについて

角田作品に傾倒しがちな自分を叱って…その後の顛末。

角田断ちと言いながら、エッセイは読み直すわ、新たに文庫版を読むわ
依存症な自分にうんざり。

しかも、20年ぶりぐらいに読み返した下川裕治さんの文庫版の解説を
角田さんが書いていた事に喜んだりしたり。
そう言えば、あの頃はまだ、バックパッカー系のコミュって小さかったっけなぁ。
だから角田さんに…だろうね。

自分の角田依存症って、大学の2コ上の先輩であるだとか、小劇団の
一員だったりとか、中央ライナーだったりとか、東南アジア狂いだとか
音楽の嗜好が似過ぎているだとか、周りのレベルの高さに圧倒されたりだとか
等々の余りに多過ぎる「原体験」を共有()してる事をハケーンしてから。

しかし「八月の蝉」の飛躍はどうだ!
読んでた自分はいきなり関東から引き剥がされ西に行く。
これは予想を裏切る「トリップ」感。
○○●シズムの拠点は中部地区にあったりするのね。

そして、瀬戸内海の島での生活。
やさしくキラキラ光る内海の島の描写と、汗臭く甘ったるい娘()への母親としての
眼差しの描写。

当時、母親で無かった筈の角田さんに何故、これだけの母性愛に似た感受性で
作品を書けたのかが不思議だ。

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