自閉症の症状出現のメカニズム解明- 表情を認識する脳部位に障害相手の気持ちが読めない―。自閉症の特徴的な症状とされる社会性の障害が現れる原因が、アセチルコリン神経というヒトの表情を視覚的に認識する脳の部位の機能低下に関係していることが明らかになった。
この研究成果は、浜松医科大と中京大、NPO法人アスペ・エルデの会でつくる共同研究チームによるもの。3月7日付で、米国の専門誌「Archives of General Psychiatry」に掲載された。
自閉症は、▽相手の気持ちが読めない社会的相互作用の障害▽自分の気持ちをうまく伝えられないコミュニケーションの障害▽「こだわり」として限定され、いつも同じような形で繰り返される行動・興味・活動―という3つの特徴を持つ神経発達障害。 研究では、このうち「相手の気持ちが読めない」という特徴に着目。 |
【自閉症】
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その原因は以前から、相手と視線を合わせないためと考えられてきたが、脳の紡錘状回というヒトの表情を認識する部位でアセチルコリン神経の活動が低下していることが判明。
さらに、アセチルコリン神経の活動異常を頭部専用PET(陽電子放射断層撮影)で画像としてとらえることに成功した。
アセチルコリン神経の神経終末には、アセチルコリンエステラーゼ(AChE)というたんぱく質が存在する。神経の機能が低下すると神経終末が少なくなり、AChEもそれに伴って減少する。 |
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PETは生きた脳の神経の働きをとらえることが可能で、今回の研究では、自閉症の18歳-33歳の20人と同年代の健常者20人をそれぞれ調べたところ、自閉症の人では、紡錘状回のアセチルコリン神経の機能が健常者より低下しており、その程度が大きいほど「相手の気持ちが読めない」という症状が強いことが分かった。
掲載に先立ち、文部科学省で記者会見した研究チームの中村和彦・浜松医科大精神神経医学講座准教授は、「自閉症は、喜怒哀楽を示す顔を認知することができないというのが特徴。『見る』ということは、情報の中で9割程度を占める。その情報を解析する脳の部位に障害が確認されたことで、今後の療育の在り方や工夫につながるエビデンスになれば」と述べた。 |
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4月2日は世界自閉症啓発デーでしたね〜!
あちらこちらで 映画上映会等が行われていたようです。 http://www.autism.or.jp/keihatsuday/asj/tiiki.htm アスペエルデの会の記事から少しご紹介↓↓↓ http://www.as-japan.jp/j/file/2008/waad.html こんな言葉が印象的でした。 自閉症やアスペルガー症候群など、自閉症スペクトラム障害の 人たちについて、わが国はもちろん、世界中の人たちが 大いなる関心と正しい理解をもち、さまざまな形でのサポートを、 日常のなかのあたり前のものとして、実現されることを希望いたします。 自閉症スペクトラムの人たちが、この社会の中で充実した人生を 生きていけるよう、この日を新たな機会として、多くの人たちが手を たずさえ、ともに歩んでいきたいと思います。 そのことで、障害のあるないにかかわらず、すべての人にとって 幸福な社会の実現がなされることを祈念いたします。 自閉症について今一度、専門家の先生の言葉から考えてみましょう〜。 自閉症とは(辻井正次:中京大学現代社会学部教授) 自閉症は、「自閉」という文字の印象から誤解されやすいのですが、 自分に閉じこもるという障害ではありません。 また、ショックなことがあって発症するわけでもないし、ましてや、 親の子育てのせいで起こるわけではありません。 自閉症は発達障害の代表的なものです。 自閉症とその近縁の状態像を含む広汎性発達障害は人口のなかで、 おおよそ1‐2%の頻度で生じてくる、発現率の高い発達障害の1つです。 原因の詳細は、現在、生物学的精神医学の進歩によって 徐々に明らかになっていますが、生まれながらの脳機能の障害に よるものであることが明確になっています。 そもそも発達障害とは、生まれながらのちょっとした脳の発達の違い から生じてくるもので、その人の状態像によって、できることに 関する制約があることはありますが、「障害イコールできないこと」 という考え方は過去のものになり、「理解と支援を必要とする個性」 として理解されるようになってきています。 わが国では2005年4月より発達障害者支援法が施行され、やっと 社会的な支援の枠組み作りがスタートしました。 日本発達障害ネットワークというわが国を代表する当事者団体の ネットワークが生まれ、本格的な支援体制作りが始まっています。 発達障害には、自閉症などの広汎性発達障害以外に、知的障害や、 注意欠陥多動性障害、学習障害、発達性協調運動障害などがあり、 それらの状態像が重なりあうこともまれではありません。 自閉症などの広汎性発達障害の約三分の一程度は知的障害を あわせ持っています。 さて、自閉症とは、 1)社会性の障害、 2)コミュニケーションの障害、 3)イマジネーション(想像力)の障害、 の3つが3歳以前より見られる場合に診断がなされます。 社会性の障害とは、相手の意図や、場面や状況が自然にわからず、 場に合わせて行動することが難しいもので、非常識と思われる行動を とることが少なくありません。 例えば、「まっすぐ」と言われたらその言葉通りに誰かにぶつかっても 突進してしまったりすることもあります。 コミュニケーションの障害とは、社会性の障害があることで、 相手の意図が汲みにくいため、双方向性のやりとりになりにくく、 自分の興味ある話題、例えば電車のことは話しても相手の話は 聞いていなかったりします。 イマジネーション(想像力)の障害は、こだわり行動やパターン的で、 柔軟に対応できません。 一つのやり方を学ぶとワンパターンにそのやり方でこだわって 修正がきかなかったり、狭い興味、例えば電車のことに没頭して 考えたりします。 また、感覚的な行動、例えば、手や指先をひらひらさせたり、 キラキラしたものを見ることなどに没頭することもあります。 幼児期などの場合、まだ行動の仕方のバリエーションの学習が少ない ため、パターンを崩されると混乱し、パニックになることもあります。 そのほか、重要なことで、自閉症の人の中には、人から触られる ことや、大きな音への感じ方が強くて対応が取れないほど、 過敏性を持つ人がいます。 過敏性は幼児期ほど強いため、両親は育てることが とてもたいへんになります。 自閉症など広汎性発達障害への発達支援は大きく進歩しており、 早期から子どもの「個性」の1つとして理解をしていくことで、 小さいときからの支援の積み上げの中、企業などで就労できる人が 増えています。 しかし、周りの人たちの「理解と支援が必要な個性」であることは 間違いなく、多くの方たちがまずは知っていただくことが大切です。 ぱっと自然にわからなくても、「教えられて覚える」タイプなので、 丁寧にわかりやすく教えてもらえることで大きく伸びていくことを 知っていただくといいでしょう。 例えば、言葉の理解する力が弱い場合には、目で見てわかるように 絵や写真で示すことでわかりやすくすることができます。 具体的な支援の仕方なども進歩しており、日本を代表する自閉症児者 支援の中核である日本自閉症協会や、あるいは、NPO法人アスペ・エルデ の会などの実施する講演会や研修会などで知ることができます。 ランキングに参加してます。 ●お役にたちましたら クリック↓↓↓でポイントが入りますので応援してください。 https://mental.blogmura.com/hatatsu/ [にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ]
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改めて自閉症を知っておきたいものです。 以下の事↓が全てではありません、人によっては異なる事もあります。 だから奥が深いし解明されていないことがまだまだあるのです。 まだ漠然としか理解していない方がいらっしゃいましたら参考にしてください。 このオヤジも、まだまだ勉強がたりていません。。。 これはホンノ入り口です。 奥が深い・・・・・il||li_| ̄|○il||li
自閉症は生まれつきの障害で、完全に治ることはありません。 自閉症の人は、見たり聞いたりすることや感じることを普通の人と同じように理解することができません。このため、人と関わることや、自分の気持ちを伝えたり相手の気持ちをくみとることがとても苦手です。行動も自分勝手に見えることがあります。 普通の喋り方やコミュニケーションのもち方、人や物事への適切な関わり方を習得することは、容易ではありません。
自閉症の現れ方は人によって異なりますが、次のような特徴が見られます。 ◆ことばの発達が遅れる ことばは発達するとしても遅れます。ことばが発達する場合、話し方にはたいてい独特のパターンがあり、普通とは違うことばの使い方をします。ことばを上手に操ることのできる人でも、変な比喩を使ったり、気持ちのこもらない話し方をしたりします。 ◆人との関わり方が分からない 自閉症の子どもは、視線をそらしたり、抱っこされることを嫌がったり、周りの世界に無関心のように見えたりすることがよくあります。このため、自閉症の子どもは他の子どもと協調して遊ぶということがなく、友情を育んだり人の気持ちを理解することが苦手です。 ◆感じ方に一貫性がない 自閉症の子どもは、まるで耳が聞こえず、ことばや音に反応しないように見えることがよくあります。一方でその同じ子どもが、ある時には掃除機の音や犬の吠える声などをとても嫌がることがあります。また、痛みに鈍感であったり、寒さや暑さを感じなかったり、逆にこれらに過敏に反応したりします。 ◆知的機能がかたよって発達する 自閉症の人は、描画・音楽・計算・記憶力(ただしそれが持つ意味には無頓着な憶え方で)などで全体の能力と比べると不均衡に突出した能力を持っていることがあります。一方で、大多数の自閉症の人たちは、様々なレベルで精神遅滞を伴っており、平均かそれ以上の知的能力を持つ人はわずかに2割にすぎません。知的能力が様々なレベルにあることが、自閉症という障害をとりわけ分かりにくくしています。 ◆活動と興味が限られる 自閉症の人は、手をひらひらさせたり、体をくねらせたり、くるくる回ったり、前後に体を揺すったりなどの動作を繰り返すことがあります。また、同じ道順、同じ着替えの順序、同じ日課などのこだわりを持つこともあります。これらの決まり事に少しでも変更が加えられると、自閉症の人は、たいへんな苦痛を感じます。
自閉症は生まれつきの脳障害です。脳内の情報処理の仕方に障害があります。しかしその原因はまだわかっていません。ことばと感覚情報とを処理する脳の部位に問題があることをうかがわせる研究結果もあります。脳内のある種の生化学物質に何らかの不均衡があるのかもしれません。遺伝的な要因も関与している場合があるかもしれません。自閉症は、実際にはいくつかの<要因>の組み合わせによって生じるのでしょう。 自閉症は心理的な原因で生じる情緒障害ではありません。
自閉症は,発達障害のひとつです。生まれてくる子どもの1,000人に1人か2人の割合で発生します。統計上は、東京ドームに5万人集まると、50人〜100人の自閉症の人がいることになります。
人種・国籍・生活様式の別に関係なく、世界中で自閉症の子どもが生まれています。5人のうち4人の割合で男性です。
自閉症の人にとってとりわけ難しいことは、ことばを正しく理解し使うことと人と関わることです。
ことばや人との関わり方の問題に加えて,自閉症の人は,極度に多動であったり,親や家族,他の人々に対して自分から働きかけることが極端に少なかったりします。
自閉症がもたらす行動上の問題は,とても重いものから軽いものまで様々です。行動上の問題が重い場合は,ひどく攻撃的になることがあり,場合によっては自傷行動に及ぶことさえあります。これらの行動はいつまでも続き改善するのが難しい場合もあります。 軽度の自閉症は学習障害に似たものになります。しかし、軽度の自閉症の人でも、コミュニケーションと対人関係の障害により、周囲に誤解されつらい思いをすることがしばしばあります。
自閉症は単独で生じることもありますし,精神遅滞(知的障害)・学習障害など別の発達障害やてんかんを合併することもあります。 自閉症は,軽度から重度まで連続した障害であるとするのが最も妥当な考えです。自閉症の重さがどの程度であるのかは、周囲の理解度や活用できる資源の量、ならびにどの程度の精神遅滞があるかで決まります。
精神遅滞の人は、どのスキルも比較的同じ程度に発達しますが、自閉症の人は、スキルによって発達がばらつきます。すなわち、ある領域(典型的にはコミュニケーションや対人関係の能力)では、発達に障害が見られるのに、別の領域では比較的良く発達するのです。 精神遅滞などの障害と自閉症とを区別して診断することは重要です。なぜなら、これらを混同すると、不適切で効果のない対応をしてしまうことがあるからです。 |

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