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先日、映画「ジョン・レノン、ニューヨーク」を観に行きました。
この映画は、ジョン・レノンが「Imagine」を発表した後、
アメリカへ移住し、亡くなるまでの10年間を追ったドキュメンタリーで、
ヨーコ・オノはもちろん、ジャック・ダグラスや、アール・スリック、エルトン・ジョン、 ボブ・グルーエン、エレファンツ・メモリーのメンバーなどが出てきて、当時のジョンのことを話してくれます。 ロックファンとしては、ジョンの人生は、百も承知なんですが、
それでも、知らなかったことや、 例えば、ニクソン大統領再選の日のジョンの様子等ちょっと掘り下げてある事柄もあって、 なかなか興味深かったです。
逆にアルバム「Rock'n Roll」のレコーディングで、
フィル・スペクターがマスターテープを持ち出して失踪したことには、全く触れられてないのが残念。
その時のジョンの様子がちょっと知りたかったのですが。 ジョンがアメリカに移住してすぐ、政治活動家が接触してきて、それで、政治的な活動が増え、
故にFBIに睨まれ、国外退去命令なんか出てしまうのですが、 その辺のFBI対ジョン&ヨーコのことをもっと掘り下げて欲しかった。
他にももっと詳しくても良かったんじゃないと思うことがいくつかありました。
時間の都合とかいろいろあるから、仕方がないのかな。 ジョンとヨーコが別居して、ジョンがロス・アンジェルスへ行く所謂「失われた週末」の件も当然あるのですが、
気の置けない仲間と大酒飲んでレコーディングして騒いだりしているけど、 心の中には寂しさに支配された大きな穴がポッカリ開いていて、 それを埋めるためにまた大酒飲んで大騒ぎを繰り返す所は、 ジョンの気持ちが痛いほど分かって、切なくなりました。 それから「Walls And Bridges」の発売やショーンの誕生とハウスハズバンド生活を経て、
復帰作「Double Fantasy」のレコーディングの様子が、詳しく語られます。 そして、ジョンが亡くなった日は、やはり悲しい気持ちになります。
ヨーコがショーンのことを気遣ったコメントが泣ける。母親なのだから当然なんだろうけど。 先程も書きましたが、ジョンの人生は、充分に知っているつもりだったけど、
なんだかんだで、やはり楽しめる映画でした。 約2時間ほどある映画ですが、アッと言う間に時間が過ぎていました。 偉大なミュージシャン、ジョン・レノンと同時に、 人間ジョン・レノンを知ることができるドキュメンタリーだと思います。
さて、ニューヨークって街は、ジョンを見てもキャーキャー騒がずにあまり干渉せず、
そっとしておいてくれるから、ジョンは大変気に入ったみたいですね。 そういえば、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズも似たような事言ってました。 街で会っても、「Hi,Keith.元気か?」ぐらいしか言わずに、放っておいてくれるんだそうです。 ニューヨーク、行ってみたいな〜。 私は有名人ではないので、チヤホヤされるとかそういうことは関係ありませんが。
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