すでに10日以上経っていますが、
11月15日にポール・マッカートニーのライブに行ってきました。
ポールを見るのは、11年振り3回目。
初来日公演以外は観ています。ちなみに初来日はクローズドサーキットで観ました。
今回の会場は、福岡ヤフオクドーム。
7月に野球を観に来て以来。
ここでライブを観るのは、なんと2006年12月にビリージョエルを観て以来となります。
如何に福岡でスタジアム級のライブが行われていないかってことを感じます。
仕事の都合で、会場に到着したのは、開演予定時刻の10分前。
もうすでに人でいっぱい。
グッズを買っていると開演に間に合わないかもしれないので、とりあえず後回し。
で、入場ゲートの列に並んで、入場。
トイレの前にも長蛇の列が完成しているのを横目に、自分の席へ向かいます。
今回の席は、アリーナのほぼ中央のやや下手より。
前回の来日の時は3列目だったんだけどな〜。
アリーナ内やスタンド席はほぼ満席。
客層はやはり年齢高め。男女は半々かな?所々に親?に連れられた子供もチラホラ。
意外とスーツ姿の人は少なかった。
自分の席に着いた頃には、すでにステージ横のスクリーンが稼働していて、
コラージュされたポールやその他関連の写真が上から下にスクロールし、
リミックスされたポールの曲が流れていました。
開演予定時刻を15分ほど過ぎた頃、何故かスタンド席が盛り上がります。
スタンド席のステージに近い所は、メンバーがスタンバってるのが見えることもあるので、
それで盛り上がったのかな?
ステージ横のスクリーンでは、写真から白い光がバイオリンベースを模り始めました。
すると客電が消え、会場はすでに総立ち。
メンバーが現れ、1曲目「Eight Days A Week」が始まりました。
もちろん大盛り上がり。
私は目の前で演奏されるビートルズの曲に感激し、もう泣きそう。
2曲目は、新作アルバムから「Save Us」
なんと、長年2曲目の座に君臨した「Jet」がセットリストから外れてました。
で、新作からということで、盛り上がりもソコソコ。
「こんばんわ、福岡。帰ってきたバイ。」と博多弁でMC。
で、「All My Loving」。スクリーンには昔のビートルズの映像が流れます。
この曲は、前にもライブで聞いたけど、やはり感激で泣きそう。
やはり作った本人が歌うビートルズの曲は格別。
4曲目はウィングス時代の「Listen To What The Man Said」
ここまで、ポールはヘフナーのバイオリンベースで演奏。
「日本語頑張ります。バッテン、英語の方が上手かバイ。」と博多弁でMC。
ポールは、万歳している子供たち?が描かれたレスポールに持ち替えます。
で、ウィングス時代の「Let Me Roll It」。
この曲も、生で聴いたので、もういいかなと思っていましたが、やはり盛り上がってしまいました。
で、この曲の最後にジミ・ヘンドリクスの「Foxy Lady」が演奏されました。
今回のライブのメンバーは、前回2002年の来日時と同じ。
ポールをはじめ、ブライアン・レイ、ラスティ・アンダーソン、ウィックス、エイブ・ラボリエルJr。
11年前はウィックス以外は若く見えたんだけど、今回はブライアンとラスティは結構年取った感じ。
ま、11年経ってるからね。
ウィックスとエイブはあんまり変わってなかった。
スクリーンにMCの日本語訳が出ることを説明した後、ポールはエピフォンカジノに持ち替えます。
なんでもこのギターを次の曲のレコーディングに使ったという話をして、「Paperback Writer」。
この曲は93年の来日でも演奏しましたが、その時とはエンディングのアレンジを変えていました。
ポールはピアノへ移動。「ナンシーの為の曲です。」と日本語で言って「My Valentine」。
スクリーンにはジョニー・デップやナタリー・ポートマンが出演したこの曲のVCが流れます。
ジョニーやナタリーが手話をするのですが、
ナタリーが胸の前でハートを作るシーンにちょっとキュンとしたりして。
ウィングス時代の「Nineteen Hundred and Eighty-Five」を演奏。
この曲のイントロはカッコイイ。
「The Long And Winding Road」の後、「リンダの為です。」と日本語で言って、「Maybe I'm Amazed」。
この曲は元々好きな曲なので、感激。
現奥さんのナンシーと最初の奥さんリンダのためには歌うけど、2番目の奥さんのための曲は演らないんだな。
ま、ああいう別れ方すればね(笑)
アコースティックギターに持ち替え、「I've Just Seen A Face」、「We Can Work It Out」。
会場は、大合唱。
12弦アコースティックギターで「Another Day」。やはり大盛り上がり。
「And I Love Her」の後、ステージにポール一人残して、他のメンバーは一度ステージから去ります。
で、公民権運動について話した後、「Blackbird」。
歌っている最中、ステージがせり上がり、ポールがどんどん上昇。
せり上がったステージにもスクリーンがあり、鳥が飛んでいる映像が流れていました。
次は「ジョンの為です。」と日本語で言った後、「Here Today」。
ジョンの死後、ジョンに捧げたこの曲を、オリジナル同様、必要以上に感情をこめずに歌います。
それがまた悲しく感じます。
そして、今度は、ステージが下がっていきます。
いつの間にかステージ前方に用意されたマジカルピアノに移動し、
新作から「New」、「Queenie Eyes」と続きます。
それにしても、マジカルピアノ、以前は鮮やかな色をしていたような気がしますが、
今回はなんとなく色褪せたような…
「Queenie Eyes」の後、しばらくマジカルピアノに肘をついて、何か言いたげに観客を見つめた後、
「Lady Madonna」。
やはり新作の後に、ビートルズの曲が来ると盛り上がります。
サビの「See How They Run」のところでは、
スクリーンに女性が陸上などで走っている映像が流れて、なんとなく面白かった。
ベースに持ち替え、「All Together Now」。
会場大合唱。
一か所、ポールが入りを間違えました。
次の「Lovely Rita」も大合唱した後、新作から「Everybody Out There」。
ビートルズの曲に比べたら、盛り上がりに欠けますが、
途中合唱できるポイントがあるだけ、他の新作からの曲より盛り上がりました。
曲終了後も、ポールと観客が掛け合い。このあたりから、会場のボルテージが上がった感じがしてきました。
アコースティックギターで「Eleanor Rigby」。
ドラムスのエイブが前に出てきて、コーラスをつけます。
かつてライブで演奏されたことのないジョンが中心になって作った曲「Being For The Benefit Of Mr. Kite」。
意外と盛り上がらず。
ま、どうノッテいいのかよくわからないというか、ノリ辛い曲ではありますが。
ウクレレを持って、「次はジョージの為です。」と日本語で言って、ジョージ・ハリソンの名曲「Something」
ポールの弾き語りで始まり、ギターソロからバンド全体での演奏となりました。
ステージ後方のスクリーンにはジョージの写真が映し出されました。
ジョンやジョージの曲をポールが歌うのは、正直「どうなの?」な気持ちだったのですが、
ま、「Eight Days A Week」や「Being For The Benefit Of Mr. Kite」はポールもクレジットされているので、
ありといえばありなのかもですが。
でも、「Something」の後、「ジョージ、美しい曲をありがとう。」と言ったのを聴いて、
ポールはジョンやジョージが遺した名曲を歌い継いで、
曲が忘れられないように、曲が廃れないようにしようとしているのではないか、そう思いました。
「一緒に歌って。Let's Rock Fukuoka」と言った後、「Ob-la-di Ob-la-da」
会場大合唱。途中観客だけに歌わせてました。
幼稚園の頃、この曲のカバーバージョン?でお遊戯した記憶が蘇りました。
「Band On The Run」では、一瞬音がスカスカになったりしましたが、大盛り上がりの大合唱。
「Back In The USSR」の後、ピアノに移動。
「震災の被災者に捧げる」と英語で言い、「Let It Be」。
会場はサイリウムがあちらこちらで振られていて、たぶんとてもキレイだったのではないでしょうか。
で、「Live And Let Die」では、いつも以上に炎が上がり、
この曲が終わった後、ポールは耳を塞いで、うるさいというジェスチャー。
次は「Hey Jude」。
終盤のコーラス部は、大合唱。
途中、「男性だけ」と日本語で言って、男性だけ歌わせ、
その間ポールは力こぶを作ったり男らしいポーズや四股を踏んだりしてました。
次は「女性だけ」と日本語で言って、女性だけ歌わせて、
その間ポールは腰を横に振ったり女性らしいポーズをしていました。
ちなみにこの女性を表すポーズは、BB Kingも同じようにしていました。
で、大盛り上がりで、本編終了。
観客は当然アンコールを要求。
しばらくすると、ポールが日の丸をウィッグスがユニオンジャックを振りながらステージへ出てきました。
で、「Day Tripper」。
もう観客も大盛り上がりが止まらないといった感じ。
これについては、どこの位置であったのか、よく覚えてないのですが、
ポールが「Yeahと言って。」というと観客は「イエー」と応えます。
次に「OKと言って」とポールが言うと、観客は「オーケー」と応えます。
ポールが様々な短いメロディーを歌うと、観客も続いて同じメロディーを歌います。
それを4〜5回繰り返した後、ポールが笑うと観客も笑い、
「それはマネしなくてもいい」とポールが言い、観客は爆笑。
で。「Hi Hi Hi」。もちろん会場大合唱。
「もう1曲どげんね。」と博多弁で言った後、「I Saw Her Standing There」で大盛り上がり。
曲終了後、再びポール達はステージを去ります。
再び、アンコールを要求。すぐにポールがでてきました。
で、アコースティックギターで「Yesterday」。
何度も聞いたけど、やはり生で聴くと感動します。
アコースティックギターからヘフナーベースへ持ち替えるとき、ローディーと押し問答しているフリ?をした後、
ハードなロックナンバー「Helter Skelter」。
やはり曲調もあるけど、大盛り上がり。
ピアノに移動し、「もう帰る時間だよ」と言って、
「Golden Slumber」からのアビーロードメドレー。
「Carry That Weight」では、ビートルズのメンバーであったという過去を背負っていく決意というか、
そういったものを感じました。
そして、私自身や他のみなさんもそれぞれにいろんなものを背負っているんだろうなと考えると、涙が出そうに。
「The End」では、ポールとブライアンとラスティが代わる代わるギターソロ。
3人ともレスポールを使用してました。
で、大盛り上がりで大団円となりました。
カーテンコールでは、ポールが床に立てたレスポールから不意に手を離し、
倒れそうになったギターをローディーが素早く受け止めるというパフォーマンスで会場を沸かせ、
ステージから去るときも、ステージのスクリーン用のカメラに向かって、カメラ目線で四股を踏んだりしてました。
やはりポールは最高のエンターテイナーであると確信しました。
で、このとき、時間は22:00になろうとしていました。
なんと、2時間40分以上のライブとなりました。
いやはや、とても素晴らしいライブでした。
ポール・マッカートニーという天才の凄さをまざまざと見せつけられました。
2時間40分以上もの間、ステージでは水も飲まずに熱唱。
71歳というのに、ホント元気で、とてもエネルギッシュ。見ている方が疲れて、途中で座り込む人も多数。
私はポールとは親子ほど年齢が離れてますし、意地でも最後まで立ってましたけど。
それから、新作から以外の曲、ほとんどがロック史上に残る名曲ばかり。
セットリストから漏れた曲にも演奏されるべき曲がたくさんあるというのは流石。
ビートルズの曲はもちろん、ウィングスや80年代以降のソロの曲ももっと演奏して欲しかったと思うと同時に、
私自身、ポールの曲が好きなんだなということを再認識しました。
巷では、これが最後の来日と言われていますし、私もライブを見るまではそう思っていたのですが、
まだまだポールのライブを見たいと本気で思います。
ポールもまた来るって言ってますし、ホントにまた来日して欲しいです。
そして、できればまた福岡に来てほしいです。11月なら大相撲やってますしね。
というわけで、セットリストです。
1. Eight Days a Week
2. Save Us
3. All My Loving
4. Listen to What the Man Said
5. Let Me Roll It
6. Paperback Writer
7. My Valentine
8. 1985
9. The Long and Winding Road
10. Maybe I'm Amazed
11. I've Just Seen a Face
12. We Can Work It Out
13. Another Day
14. And I Love Her
15. Blackbird
16. Here Today
17. New
18. Queenie Eye
19. Lady Madonna
20. All Together Now
21. Lovely Rita
22. Everybody Out There
23. Eleanor Rigby
24. Being for the Benefit of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band on the Run
28. Back in the U.S.S.R.
29. Let It Be
30. Live and Let Die
31. Hey Jude
encore 1
32. Day Tripper
33. Hi, Hi, Hi
34. I Saw Her Standing There
encore 2
35. Yesterday
36. Helter Skelter
37. Golden Slumbers
38. Carry That Weight
39. The End
ライブの後、グッズ売り場の行列に並んで、パンフを購入して、帰りました。
今回のパンフは写真だけでなく、インタビューなど読み応えタップリのないようでした。
赤青の3Dメガネも付いてました。
さて、今年は、リンゴ・スターも来たし、ポール・マッカートニーも来たしで、
ビートルズの生き残りの2人のライブを観ることができて、なんと幸せなことなんだろうと思います。