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10日程遡った話ですが、
行きつけのロックバーで、マスターからDVD-Rを頂きました。
さらに1ヶ月遡った先月にこの店に行った時、映画の話で盛り上がり、
その際、マスターから薦められた映画「竜二」をコピーしたものでした。
で、見てみると、ヤクザが主人公の映画でした。
ヤクザの竜二が足を洗い、カタギになり、
子供や奥さんと平凡ながら幸せな生活を送るのですが、
様々な葛藤があって…という物語。
私は、ヤクザ映画に対し、
やたらと人が殺されたり、痛そうだったり、血がたくさん流れたりするイメージを勝手にもっているので、
ヤクザ映画は苦手なのですが、
この「竜二」は、暴力シーンはホンの僅かながらありますが、そのようなイメージから掛け離れていました。
竜二をはじめ、ヤクザである登場人物の人間的な部分も垣間見れるし、
これまで映画やTV等で仕入れたその世界の知識とは、ちょっと違ったところもあり、
私がこれまで持っていたヤクザ映画の印象とは、一味もフタ味も違っていました。
なにか大きな事件が起こって、物語が展開していくというわけではないし、
私たちが普段暮らしている裏で、
日本のどこかで実際に起こっているのではないかと思えるような、ごく普通の日常を切り取ったような感じで、
派手な演出もなく、
淡々とストーリーが進んでいくのですが、
これが映画に味わいを与え、これまた良い感じで、逆に不思議と印象に残る映画だと思います。
映画の結末は、結構唐突に終わった印象なのですが、
これ以外のエンディングはないと思いますし、これ以上のエンディングもないと思います。
人には、それが例えそういう世界であったとしても、
やはり天職というか、それぞれが持てる能力を発揮すべき場所というか、それぞれに相応しい居場所というか、
そんな場所というモノがあるのではないか、
そんな風に思いました。
この「竜二」は伝説的な映画で、根強い人気があるようです。
ヤクザ映画が苦手な人でも、じっくり観ることができるヒューマンドラマだと思います。
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