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「月に囚われた男」を観てきました。
一言で全体的な印象を言えば、長編版「世にも奇妙な物語」みたいでした。
最後にタモさん出てきても、あまり違和感ないかも。
未来の月が舞台の話で、設定がしっかりしているから、「世にも〜」ほどキミョウキテレツさはありませんけど、
遠い未来には、こんなことあるかもと思えるような感じになっていたと思います。
恐らく主題として、何らかのメッセージが隠されているとは思いますが、
「世にも〜」みたいに教訓的ではなく、けっこうアッサリしていると思います。
思わず「ボーンフリー」を思い出してしまった特撮も、
今どきなかなか見れないチープさで、逆に新鮮な感じでした。
私個人的には、ああいう感じ、好きです。
あれはCGなのか?CGだったらこれまた凄いと思いますが。
ああいうのCGで作るのと、どっちがお金かかるんでしょう?
でも、最後の破壊のシーンはチープな感じではなかったな。
また月が舞台なので、背景に地球とか星空が見えるのですが、
こちらはCGだと思いますが、これがまた自然な感じでした。
「スターウォーズ」などよりも自然な感じだったように思います。
技術は日進月歩なのでしょうね、きっと。
単純に撮影や編集、大変だっただろうな。
でも、全体として自然な感じに仕上がっていることが、
見ているほうも余計なことに気が取られずに、ストーリーに集中させてくれました。
あの場面は必要なのか?とか、あのシーンは他のシーンでも良かったのでは?とか、
あの台詞は…とか、2,3箇所、「?」が残るところもありますが、
ちょっと細かいことですし、あまり気にならないかも。
あの夢のシーンは、我々観客へのサービスカットか若しくは監督の趣味かも。
ちょっと不協和音ぎみのメインテーマ曲?も耳に残ります。
親父さんであるデヴィッド・ボウイの曲はさすがに使われてなかったです。
ま、当然か。
原題は「MOON」らしいのですが、「月に囚われた男」という邦題も、なかなかシックリきてます。
原題よりも良いのでは?と思います。
これもなんとなく「世にも奇妙な物語」っぽい感じがしないでもないですが。
さて、この「月に囚われた男」は、
ブリティッシュ・インディペンデントフィルム・アワード2009“最優秀作品賞”を受賞したり、
ナショナル・ボード・オブ・レビュー“新人監督賞”受賞したり、 英国アカデミー賞(BAFTA)【作品/監督/脚本/視覚効果/音響/編集/美術/撮影/音楽/主演男優】の10部門にノミネートされたらしいですが、 あまり深く考えずに、単純にストーリーに挽きつけられる充分楽しめる映画だったと思います。
100分ほどと長さもちょうど良かったし。
監督のダンカン・ジョーンズは、デヴィッド・ボウイの息子であるということが、注目されていますが、
この映画は、そんなことは関係ない良い映画だったと思います。
そういう親の名前がなくてもいいような作品や活躍を今後も期待したいです。
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