Motel Shot
Delaney & Bonnie and Friends
秋も深まりを見せて来た夕べに、枯れた味わいのスワンプを続けます。
71年に発表されたサードアルバムは「モーテル・ショット」と題されていて、
モーテルで気軽に録られたラフなイメージを意図していたのか。
ジャケは録音に使用されたモーテル11号室のドア写真だったのかな?
ジョージ・ハリスンはエリック・クラプトンに誘われデラニー&ボニーのツアー
に参加していましたが、その時にブルースのスライドギターの弾き方をデラニー
に教えて欲しいと聞きに行ったらしい。
デラニーはインタビューに答え、宗教や神に興味を持つジョージがゴスペル曲に
付いて書き方が分からないと聞いて来て、咄嗟に思い付いた曲を口ずさんだとか。
コーラスには「ハレルヤ」と入れる事も教え、そこから生まれた曲が後に大きな
ヒットに成った「マイ・スィート・ロード」だった。
ジョージは共作者としてデラニー・ブラムレットの名前を入れなかった事に付き
謝っていたとインタビューで答えている。後に盗作として訴えられ時に、法廷に
デラニーに代ってボニー・ブラムレットが証言台に立っていた。
確かにシンプルなリフレインで構成された曲の「マイ・スィート・ロード」は
ゴスペル的で、コーラスは「ハレルーヤ」と歌っている事に気付く。
George Harrison - My Sweet Lord - Lyrics
この話を聞くとエリック・クラプトンのみならずジョージ・ハリスンに対しても
大きな影響力を持って居たのが、デラニー&ボニーだったと思う。
元々ジョージが先に見付けて、アップルでの契約を考えていたそうです。
それらを踏まえながら、71年のサードアルバムから少し聞いて下さい。
派手さは有りませんが、秋の季節に似合う深い色合いを感じて頂ける筈です。
このアルバムに参加したメンバーは。今までブログで紹介をして来た大好きな
アーティストがズラリと並んでいます(笑)
Leon Russell, Duane Allman, Stephen Stills, Dave Mason, John Hartford,
Clarence White, Gram Parsons, Bobby Whitlock and Joe Cocker.
まずは、デラニ&ボニーが書いた曲から。奇しくも題名に”Road ”が(笑)
Long Road Ahead - Delaney&Bonnie
次は、レオン・ラッセルのピアノから始まる有名なゴスペル系の曲です。
DELANEY & BONNIE /// 2. Will The Circle Be Unbroken
- (Motel Shot) - (1971)
続きまして、やや明るいデラニー・ブラムレットが書いたカントリー曲を。
Never Ending Song of Love - Delaney and Bonnie - 1971
デラニーの書いた曲を続けます。ちょっとジョージが浮かんで来るような。
"Sing My Way Home" - Delaney And Bonnie And Friends
次も、デラニ&ボニーが書いた曲で、エリック・クラプトンの曲みたいw
クラプトンの声が聞こえる気がしますが、デラニー・ブラムレットの歌声です。
フィドルの名手、ジョン・ハートフォードの演奏が華を添えていた。
Delaney & Bonnie & Friends
- "Lonesone And A Long Way From Home"
オマケにソロデビュー・アルバムから、この曲をカヴァーしていました。
プロデューサーは、デラニー・ブラムレットだった。
当時は歌う事に自信が持てないと言うクラプトンに対して、デラニーとボニーは
大丈夫だからと、何度も歌う事を勧めていた。
Eric Clapton - Lonesome and a Long Way From Home
クラプトンとジョージに取っては深い関係が有ったデラニー&ボニーなんですが
スワンプ自体派手さが無い為か、評価が低過ぎるのでは?有ると思います!
