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Spirit
今年の6月に新聞に掲載された記事によると、レッド・ツェッペリンの代表曲である
「天国への階段」に対する盗作問題の判決が下り、盗作ではないという結果が出た
らしい。訴えたのは60年代の後半に活動を始めたUSのサイケバンド”スピリッツ”
のメンバーだった。
天下に知れ渡るスーパーバンドに対し、殆ど認知はされていないアメリカのバンドが
今頃に成って訴えを起こした事に対し熱烈なZEPファンは怒り心頭だっただろうか。
しかし、ZEPはスピリッツの前座としてツアーをしていた事実が有り、スピリッツが
使用していた”テルミン”を見て、ジミー・ペイジが後に取り入れた事は事実だ。
今夜は、60年代の後半カリフォルニアのサイケシーンで活動をしていたロックバンド
”スピリッツ”を聴いて下さい。
まずは、盗作疑惑で裁判沙汰に成った曲から。短いインスト曲で「天国への階段」の
印象的な前奏部分に似ています。ジミー・ペイジは、そんな曲は知らないと答えた
そうですが、このデビューアルバムを持っていた事は認めたとか。
ソックリ借用したと言うよりは、ムードを真似て発展させた様に個人的には感じます。
ちょっと笑えるのがゼップファンと思われる沢山の人が低く評価をクリックしている
![]() Taurus- Spirit https://youtu.be/xd8AVbwB_6E
68年の1月にリリースされたデビューアルバムには素晴らしいテイクが並んでいて
決してB級のサイケバンドでは無かった事が分かる。
スキンヘッドのドラマーのエド・キャシディはジャズ畑で有名な人物だったらしい。
洗練されたコーラスワークや、サイケなリフのツインギターは怪しく響き渡る。
Uncle Jack - Spirit [California] - 1968
続いて、当時としては長尺の5分を越えるプログレシヴな曲だが、飽きさせる事無く
見事な構成力で終盤まで流れ込んで行く。キング・クリムゾンのデビュー一年前です。
"Mechanical World" by Spirit https://youtu.be/XCc_5oMwI_M
次は、シタールの音が空中を舞いながら、全てをサイケな世界に塗り込めてしまう曲。
Spirit - Girl in your Eye https://youtu.be/c3fuKYq2YzI
この音源は、キング・クリムゾンが70年代に行き着いたサウンドに近くて驚いた
Spirit Veruska 1975 Spirit Of 76 psych Randy California
締めは、美しく憂う言葉が切ないメロディに乗って、ふわりと心に運ばれて来る曲。
SPIRIT - Gramophone Man https://youtu.be/1jwwfZ7pIb0
デビュー作にして捨て曲が無く、彼らの高い力量が伝わって来ます。
当時ギタリストのランディ・カリフォルニアは17歳だった事は、ミラクルひかるだ(笑)
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