Nick Simper's Fandango
Slipstreaming (1979)
第一期ディープ・パープルのオリジナル・メンバーだったニック・シンパーは脱退後に
70年のウォーホース、79年のニック・シンパーズ・ファンダンゴで2枚づつアルバム
をリリース。どちらもディープ・パープルからの影響を残しつつ、独自のサウンドを
求めて活動していた様に見えます。
ウォーホースに比べ、ファンダゴではディープ・パープルからの影響が薄れシンプルで
ポップな方向へと舵を切っていた。本家ほどのハードさや完成度を求めてしまうのは少し
無理がありますが、ニック・シンパーなりの理想を見せてくれたと思う。
特に注目すべきアルバムと言う訳では有りませんが、上質でポップなハードさに魅力を
感じます。今夜は、このファンダンゴのファースト・アルバムから聞いて下さい♪
Bass Guitar–Nick Simper Drums-Ron Penny Guitar-Pete Parks
Piano, Organ-Neil MacArther Vocals-Jim Proops
Producer– Nick Simper & Pete Parks
| A1 | Candice Larene | |
| A2 | Rocky Road Blues | |
| A3 | Independent Man (Hey Mama) | |
| A4 | The Stallion | |
| B1 | Slipstreaming | |
| B2 | Schoolhouse Party | |
| B3 | Sister | |
| B4 | Mississsippi Lady | |
| B5 | Time Will Tell |
まずは、2曲目のシンプルなハードさが心地良い曲から♪ニックのベースは荒々しさより
的確にグルーヴをキープしていて、派手さは無い物の全体の品位を上げていた。
ロジャー・グローヴァーはワイルドに全体を引っ張って行く魅力が有ったが、好対照な
ベースと言えそうだ。まさに第二期ディープ・パープルが求めていた方向に合致していた。
Nick Simper's Fandango - Rocky Road Blues
所々にディープ・パープルへの思いを残していたのが分かるフレーズが出て来るのは
仕方が無い事か。しかし、違った方向でニックの魅力を見せてくれた。
頭のベースが鼓動を高めながら、徐々に疾走して行くアルバム・タイトル曲です。
Fandango - Slipstreaming
このアルバムで特筆出来るのがバラード曲の出来の良い美しさかも知れない。
インスト曲ですが、無駄のないシンプルさにセンス良さが垣間見えます。
Nick Simper's Fandango"The Stallion"1979 UK Hard Rock
締めは、ブルージーさが心地良いハードロックで♪セカンド・アルバムの『Future Times』
からの一曲。やはり、この感じはディープ・パープルが重なりますが、ポップさが爽やかに
感じさせてくれます。WARHORSE時代の旧友Mac Poole(Dr)が復帰している。
Nick Simper's Fandango - Hard Drink & Easy Women 1980
過去から抜け切らない感は残りますが、結構楽しめると個人的には思うのですが?
如何ですかね〜☆