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Shine On You Crazy Diamond
これは、ピンク・フロイドを離れてから書かれたシド・バレットの絵です。
1975年にリリースされたピンク・フロイドのアルバムにはシド・バレットに
捧げたと思われる印象的な2曲が収録されていた。
ロジャー・ウォーターズは、3歳年下で幼馴染だったシド・バレットをバンドに
誘う。同じロジャーと言う名前を持つシド・バレット(Roger Keith Barrett)が
中心的な存在に成って行った事に対するジレンマは抱えていたかも知れない。
誰もが認める天才的な才能と美しい容姿を持ったシド・バレットが薬に溺れて
自分を失って行く様子を眺めながら、ロジャー・ウォーターズは幼馴染を救おう
とはしなかった。それは誰にも止める事の出来ない運命と思えるが、その後悔が
後にロジャー・ウォーターズを苦しめていたと言われている。
残されたメンバーに取ってシド・バレットは強烈な光を放つ中心的な存在だった。
ウォーターズとデヴィッド・ギルモア、リチャード・ライトはシドを思い出して
Shine On You Crazy Diamond を書き上げる。
最初は認めていたが、ロジャー・ウォーターズはシド・バレットとは関係の無い
曲だと否定していた。しかし、歌詞を見れば誰もがシドの事だと確信した。
Remember when you were young, you shone like the sun.
Shine on you crazy diamond.
君が若かった頃、太陽のように輝いていたことを覚えている。
輝ける狂ったダイヤモンドよ 。
Now there's a look in your eyes, like black holes in the sky.
Shine on you crazy diamond.
今君の瞳に映るのは、空に浮かぶブラックホールのようだ。
輝ける狂ったダイヤモンドよ。
You were caught in the crossfire of childhood and stardom,
blown on the steel breeze.
鋼のような風に吹き付けられ、少年期を犠牲にしてスターの座に。
Come on you target for faraway laughter, come on you stranger,
you legend, you martyr, and shine!
遠くで君を笑う声がしているが、君の事は誰も知らない。
君は伝説の中で苦しみながら、それでも輝くだろう。
David Gilmour - Shine On You Crazy Diamond (Parts 1-9)
ft. Crosby, Nash https://youtu.be/eciyhenMx9U
デヴィッド・ギルモアはシド・バレットの追悼番組で遠くを見るような目で
語っていました。「シド・バレットの残した曲は情けない程に少ない、しかし
その影響力は今も絶大だ」と。
David Gilmour - Wish You Were Here
ロジャー・ウォーターズがシドの歌では無いと否定し始めたのは、曲でシドの
偉大さを認めて、自分に何か出来なかったのかと苦しみを抱えてしまうからか?
ふと、そんな事を考えてしまう。
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