外国人不正雇用見直し案 研修廃止し実習に 厚労省《朝日》 2007年05月11日07時41分http://www.asahi.com/politics/update/0511/TKY200705100316.html 『外国人研修生殺人事件』(安田浩一・著/七つ森書館・発売/1680円:税込み+送料実費)http://blogs.yahoo.co.jp/rodojoho05/trackback/1471988/46118987 http://blogs.yahoo.co.jp/rodojoho05/trackback/1471988/47124090 |
外国人研修生問題
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『外国人研修生殺人事件』(安田浩一・著/七つ森書館・発行/四六版・ハードカバー/1680円・税込・送料実費)
●斎藤貴男さん(ジャーナリスト)の推薦文
千葉県木更津市の養豚場で発生した殺人事件に、この国の荒廃と病理が凝縮されていた。とめどなくグローバル化していく日本経済は、“国際貢献”の美名を掲げて新しい奴隷制度の構築さえ求めるに至って、そのニーズに応じるビジネスが続々と誕生し始めた。
千葉県木更津市の養豚場で発生した殺人事件に、この国の荒廃と病理が凝縮されていた。とめどなくグローバル化していく日本経済は、“国際貢献”の美名を掲げて新しい奴隷制度の構築さえ求めるに至って、そのニーズに応じるビジネスが続々と誕生し始めた。
見えない鎖に繋がれた「外国人研修生」という名の奴隷たち。深層海流を追って、安田浩一は中国・黒龍江省はチチハルの町に飛んだ――。素晴らしい取材をしている。同業者として嫉妬を感じる。
二刷りは、5月20日頃にはできあがります。どんどん、お買い求め下さい。 お申し込み方法は、トラックバックしています。 3月8日の朝日新聞に掲載されたのをはじめ、各紙・誌にたくさん書評が掲載されました。 4月27日には東京新聞の【特報】で、「物言わぬ外国人研修生踏み台に違法低賃金の工場ルポ リベート疑惑、見え隠れ」が大きく掲載されました。(その記事にトラックバックしています) また、木更津事件の裁判は、4月26日、本人尋問が行われました。 次回は6月18日、午後1時半〜 千葉地裁木更津支部 論告求刑までいくのではないか、とのこと。 『労働情報』最新号、「外国人研修生最新事情(第15回)」 執筆:中島浩(全統一労働組合) 外国人研修生問題ネットワーク、ハンドインハンドちば等が呼びかけ、「外国人研修生木更津事件を考える会」が誕生した。4月19日、千葉市内で結成の集いが開催され、22人が参加した。「ハンドインハンドちば」は、千葉県在住のキリスト教関係者などが1990年に設立したNGOで、日本に住む外国人労働者とその家族が抱える問題について電話相談などを行っている。 「木更津事件」とは、同市内の養豚場「森本畜産」で昨年8月、強制帰国させられようとした中国人研修生が、1次受け入れ機関常務理事、通訳、人材派遣会社社員の3人をナイフで刺し、うち常務理事が死亡したというもの。研修生は3人を刺した後、殺虫剤を飲み自殺を図ったが死には至らず、容態が回復した後逮捕された。現在、千葉地方裁判所木更津支部で裁判が行われている。 この事件に関しては、本誌でも健筆をふるっている安田浩一さんによるルポルタージュ『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館)に詳しい。安田さんは、岐阜の縫製業研修生への取材をきっかけにして、「外国人研修・技能実習制度問題」を自身の主要テーマの一つに据えている。木更津事件の第一報に接し、強い衝撃を受けたという。被告青年の故郷、黒龍江省チチハル市に飛び、青年の家族も取材した。 結成の集いでは、まず全統一書記長の鳥井一平さんが同制度の概要と経緯について説明した。この制度が「技術移転を通じた国際貢献」「開発途上国の人材育成」といった建前とは裏腹に、「安価な外国人労働力」へのむき出しの欲求の下に誕生し、肥大してきた過程が報告された。 次に安田さんが、同書執筆に至る思いと、取材を通して見えてきたこの事件の本質について語ってくれた。被告の青年は、研修生として来日するため8万元(約120万円)の保証金を払っていた。中国の「改革開放路線」から取り残されたといわれる黒龍江省でこの金額は、ときに生涯賃金を上回る。保証金は、コーリャン農家だった実家の畑と家屋を売却して工面した。兄と弟を大学で学ばせ、貧困層から脱出を図るため、家族の命運を一身に背負って青年は日本にやって来た。 日本での労働条件は、毎月の研修手当6万5千円、残業時給450円というものだった。通帳、印鑑、パスポートは経営者に取り上げられた。青年は「来日前に中国で受けた説明では、もっと稼げるはずだった」「他の農園はもっと給料がいい」という不満を経営者や通訳に伝えた。これに対し、日本側受け入れ機関である「千葉県農業協会」常務理事らが青年をだまして帰国させようとする中で、事件は起きた。 安田さんは、この事件の極めて特異な側面についても光を当てた。中国側送り出し機関の「黒龍江省糧油食品進出口集団公司」は名義を貸しているだけで、実際は被害者の常務理事が通訳の協力のもと、個人運営で送り出し業務を行っていたというのだ。つまり、送り出しと受け入れの2役を1人が演じ、ダブルで儲けていたことになる。 青年は「考える会」に対してメッセージを寄せてくれた。結成への深い感謝とともに、自分が犯してしまった罪への痛切な後悔と謝罪が紹介された。「もし自分の命と引き換えに被害者が生き返るなら、そうしたい」。日本側受け入れ機関や通訳の非を責める言葉はひと言もない。青年は被害者の位牌を紙で手づくりし、同房者から教わったお経を毎日唱えているという。 私たちは、外国人研修・技能実習制度が日本のいたるところで、地域の人権規範や労働基準を壊している、と主張してきた。中でも「木更津事件」は最も悲劇的な事例のひとつと言える。「考える会」は今後、被告青年の裁判支援、面会、カンパ、差し入れ、家族の招日などに取り組む。破壊された外国人研修生・技能実習生たちの権利を、働く現場、地域から立て直し再生させる闘いを始めたい。 「外国人研修生木更津事件を考える会」 年会費 1口千円 電話: 043−224−2154(月・木 12時〜17時) 「外国人研修生木更津事件を考える会」 郵振口座名称:ハンドインハンドちば 郵振口座番号:00170-2-547518 通信欄に「外国人研修生木更津事件を考える会」会費またはカンパと明記してください。 |
【特報】 物言わぬ外国人研修生踏み台に違法低賃金の工場ルポ リベート疑惑、見え隠れ 2007年4月27日 開発途上国への技術移転をお題目に、実態は零細企業にとっての安い労働力として入国者が増え続ける外国人研修・技能実習制度。これまでも最低賃金を大幅に下回る残業代などが問題になってきたが、東北地方の工場経営者から寄せられた告発を頼りに現地を歩くと、物言わぬ研修生を踏み台にした「集金マシン」ともいうべき実態が浮かび上がった。 (山川剛史)http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2007042702011927.html |
4.19外国人研修生木更津事件を考える会(仮称)結成会への呼びかけ
(RJ716号の「お知らせ」の日程では、4.10とお知らせしましたが、変更になりました)
昨年(2006年)8月に、千葉県木更津市の森本畜産という養豚場で、中国人青年が、殺人容疑で逮捕されました。この青年は外国人研修生でした。第一次受入機関である千葉県農業協会が青年を欺いて強制帰国させようとした中で、「事件」は起きました。この裁判が2月19日から始まりました。青年は殺意を否定しています。
この「事件」の背景には外国人研修・技能実習制度の問題があります。本来、性格の違う全く別物である研修と労働者供給事業をひとつのものとしてしまった外国人研修・技能実習制度が労働基準、倫理観を破壊し、心と身体を破壊する様々な「事件」を引き起こしています。
私たちは、木更津事件の被告人となっている中国人青年への救援活動と弁護活動への支援とともに「事件」そのものと、その背景としてある外国人研修・技能実習制度についても考えていきたいと思います。
下記のように「外国人研修生木更津事件考える会(仮称)」結成会への参加を呼びかけます。
どうぞよろしくお願いします。
記
日時 4月19日(木)18:30〜20:30
場所 千葉中央コミュニティセンター6階61講習室
千葉市千葉港2−1 電話043−245−5722
千葉都市モノレール「千葉みなと」行き 「市役所前」下車1分
内容 講演 安田浩一さん
「外国人研修生殺人事件」著者・ジャーナリスト
活動提案など
2007年4月2日
外国人研修生木更津事件を考える会(仮称)準備会
連絡先 ハンドインハンドちば (月・木 12:00〜17:00)
千葉市中央区中央3−5−7千葉中央ハイツ505
電話 043−224−2154 FAX 043−224−2305
外国人研修生問題ネットワーク
電話 03−3836−9061 FAX 03−3836−9077
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