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まだ新緑の季節だというのに連日の猛暑に苛まれる日本列島。昨日は帯広で38.8℃、佐呂間町の39.5℃など過去にない記録的高温を観測した。5月としては観測史上最高の気温だそうだ。それも北海道に於いてである。ならば、この先が大変かと思いきや、そうともいえない。いつだって、5月が暑いと「今夏は猛暑」で大騒ぎするが、当たった例しはないからだ。
理由は発生中のエルニーニョだけではない。過去例からも5月の気温が高いほど冷夏になる傾向にある。先ずは下記をご覧いただきたい。 (5月が高温だった年の気温推移) 〈年代、5月平均気温、7月平均気温〉 ☆1982年、20.7℃、23.1℃ ☆1998年、20.5℃、25.3℃ ☆2009年、20.1℃、26.3℃ ☆2014年、20.3℃、26.8℃ ☆2015年、21.1℃、26.2℃ (参考、7月の暑かった年は・・) ★1994年、19.5℃、28.3℃ ★2001年、19.5℃、28.5℃ ★2004年、19.6℃、28.5℃ このように、5月の平均気温が20℃を上回った年ほど、7月は低温気味であることが分かる。逆に、7月が猛暑(平均気温28℃以上)なら、5月は20℃以下で収まっている。 (エルニーニョ現象の発生年代) これを踏まえた上で、過去のエルニーニョ期間と冷夏の相関を追うと、もうひとつの心配事が浮かび上がる。大地震の発生年代とも一致していることだ。 《エルニーニョ期間//大地震》 ◇1951〜52/ 1952 十勝沖地震 M8.2 ◇1953〜53/ 1953 房総沖地震 M7.4 ◇1957〜58/ 1958 択捉沖地震 M8.1 ◇1963〜64/ 1964 新潟地震 M7.6 ◇1965〜66/ 1966 与那国島地震M7.3 ◇1968〜69/ 1969 色丹島地震 M7.8 ◇1972〜73/ 1974 伊豆半島地震M6.9 ◇1976〜77/ 1978 伊豆大島近海M7.0 ◇1982〜83/ 1983 日本海中部 M7.7 ◇1986〜87/ 1987 日向灘地震M6.6 ◇1991〜92/ 1994 北海道東方沖M8.2 ◇・・・・・/ 1995阪神淡路大震災M7.6 ◇1997〜98/ 1998 石垣島南方 M7.7 ◇2002〜03/ 2004 中越地震 M6.8 ◇2009〜10/ 2011 東日本大震災M9.0 ◇2014〜16/2016 熊本地震M7.0 このように、1995年の阪神淡路大震災を除き、こちらの面でも時期を同じくしている。地球を生き物とすれば地象も気象も全て同じ仕組みの中で繋がっているのだろうか。エルニーニョ、冷夏、地震と、僅かな期間内に集中していることにお気付きかと思う。 因みに、こうした異変は今年だけにはとどまらない。翌年に繰り越すことだって否定出来ない。2020年は東京オリンピックの年でもある。でも本当に猛暑だろうか。誰もが『猛暑対策』に明け暮れている中、東京五輪は『冷夏対策』も必要、なんてアホなことを述べているのは愚生ぐらいなものだが、さて・・。 (東京五輪が未曾有の冷夏に襲われる) https://blogs.yahoo.co.jp/rohitigu/36391497.html (過去記事) ◇◇◇◇◇◇◇ 尚、昨夕、南米・ペルー北部を震源にM8.0の巨大地震があった。この規模では久しぶりだ。深さ110〜120Kmであったことから深刻な事態にはなっていない模様だが、こうした地震の場合、地球規模で伝播することが多い。タイムラグはあるが、こうした意味でもしばらくは要注意ではなかろうか。 |
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2019年05月27日
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