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【日本】3―0【ポーランド】
バレーボール女子のワールドグランプリ東京大会は24日、東京・代々木第1体育館で開幕しました。
予選ラウンドA組の日本は欧州王者のポーランドを3―0のストレートで降した。
アテネ五輪後、国内では初の公式戦となった日本は、スピードを生かした攻撃と丁寧なレシーブで白星スタートを切った。
相手は平均身長が11cm高い欧州王者・ポーランド。
「変化とスピード」をテーマに掲げる新生・柳本ジャパン。初代表が3人入り、スタメンの顔ぶれも変わったが、いちばん変化したのは柳本監督自身だった。
竹下
「ごはんもいつも一緒に食べていたし、ミーティングに監督が加わるようになったので、私たちの意見も採り入れてもらえている。チームが一つにまとまっています」
新主将の竹下は新たな全日本を歓迎する。
選手とのコミュニケーションを重視。それはアテネ五輪までの姿勢とは180度の変換だ。
柳本監督
「まだチームとしての時間は短いが、その中で大切にしてきたのは、チームのバランス。大事な一戦をいい形で滑り出すことができた」
「100点とはいかないが、高いレベルのスピードあるバレーができた」
監督の口調も滑らかだ。
03年2月の全日本監督就任後は、五輪出場権を勝ち取るため、選手を選抜し、鍛えることが急務とされた。
そのため、吉原知子を中心とした選手らとは対決姿勢。
一方的に指示を出し、食事もともにしないなど、あえて選手との間に壁を築いてきた。
「今回は北京まで3年あるので、水も漏らさぬ土台をつくり、骨太のチームにする。それにはコミュニケーションが重要。選手と一緒にチームをつくっていきたい」
各選手に笑顔で話しかけ、酒も飲まずに夜の選手ミーティングにも参加。
5日の54歳の誕生日には選手から全員のメッセージ入り色紙と勝負下着のパンツ2枚、ネクタイがプレゼントされるなど、一致団結ムードだ。
柳本
「北京へのベースとなる大会。力のある選手に実戦経験を積ませる」
初戦の相手ポーランドは大砲グリンカらを欠く布陣。
ホームの利を生かし、きっちりたたいて勢いに乗る。柳本ジャパンが新たな航海に出る。
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