備後山城風土記

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今日の尾道散策

今日は市民向けのイベントで尾道へ…。30名ほどの歴史好きの皆さんを尾道に案内してきました。午前中わずか2時間ほどの短い行事だったので、古寺めぐりのルートを半分ほど案内してきました。メインは土堂町の「丹花城跡」。現在、福善寺境内と墓地となっていますが、これがよく遺構を残しているのです。久保と長江という古い入り江の間に突き出た岬で、かつては尾道港を守る海賊城だったことがよく分かります。
写真は、本丸跡にある城主持倉修理の墓と伝える巨大な五輪の石塔です(かつて写したもの)
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福山の干拓

福山の干拓
「開発」というと、現代の我々は「自然破壊」「環境破壊」などマイナスなイメージを思い浮かべる。山を崩し、海を埋め、工場や住宅地を造成する…。
 
ところが、過去にさかのぼると、環境をあまり変えない「開発」の時代もあった。
 
たとえば、江戸時代から明治時代に盛んに行われた干拓だ。
 
今からは想像もつかないことだが、現在の福山の市街地の半分以上は、江戸時代の干拓地である。
 
元和五 (1619)年八月、備後一〇万石の大名となった水野勝成が備後鞆の津に上陸したとき、福山市街地のほとんどは海面下にあった。
 
福山城の天守閣に登ると、海ははるか南に白く輝いているだけだが、当時は城の南約一キロの、今の野上の交番から東警察署を結んだ線上に海岸線があって、箕島ははるか沖に浮かぶ島であった。
 
東も引野・蔵王・深津・手城辺りは海の底で、深津高地は南に突き出た岬であった。
 これらの市街地が現在の姿になったのは、江戸時代になってから営々と行われた、干拓事業による。
 
「干拓」は海を陸地にする、という意味からは自然破壊に違いない。が、その手法は現代の「開発」とは全く違うものだった。
 
現代の「開発」が自然を人工の力で無理に押さえ込むのと異なり、江戸時代の干拓は、自然を上手く利用して行われた。
 
まず、それが寒冷な気候を利用して行われたことに注目したい。福山の干拓事業は江戸時代の前期と末期に集中して行われたが、それは平均気温の下降によって「海退」現象が起こったからだ。
 
寒い時代には、極地や大陸の氷河が増え、海面が下降する。干拓は潮の干満を利用して行われるから、海面が下がればそれだけ干拓しやすくなるわけだ。
 
また、寒冷な時代は農作物が不作で「一揆」が起こることもあったが、干拓事業に動員された農民は無償労働では無く手当てが支給されたから、今で言う景気振興策にもなった。
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草深の唐樋門、今の残る江戸時代の樋門である
干拓事業自体もきわめて環境に優しいものであった。堤防で浅い海を囲み、樋門を設け、大潮の干潮時に樋門を閉じると、自然に陸地となる。
 
多治米・川口・新涯()・手城・蔵王などの干拓はこうして実施された。
 
あとは干潮時に排水するのみで、他所からは一切埋土を持ってきていない。はじめ海底であった土地は、排水を繰り返すことによって豊かな農地となった。
 
かつての先人は自然の法則を知って、それを上手く利用して環境を整えてきた。それは手間隙のかかることではあったが、現代の我々にとって学ぶべきことも多いようである
 

大河ドラマに物申す

 最近、「NHKの大河ドラマが面白くなくなった」、という声を良く聞く。確かに、私の経験でも、一年を通じて楽しく見る、ということはなくなった。記憶をたどっていくと、最後まで熱心に見たのは毛利元就(平成9年)ぐらいまでであったであろうか。もちろん、忙しくて見る時間がなくなった、ということもある。だが、それにも増して
 
「途中で見る意欲が失せた…」というのが大きな理由であろう。
 
 なぜか、それは余りにもストーリーが「荒唐無稽」になってきたためだ。
 
 今年(江―姫たちの戦国)も、初回の放送をテレビの前に陣取って固唾を呑んで見守った。だが、やはり最後まで見通すことはできなかった。
 
 私が特に「歴史好き」だということもあるだろう。それにしても歴史上の人物や事件を題材にして、「大河ドラマ」と銘打つからには「歴史の事実」は大事にして欲しかった。例えば、初回織田信長の前で徳川家康が家臣と同列の座に座っているシーンがあったが、事実は家康は信長の家臣ではなく、このようなシーンはありえない。
 
 また、ストーリーが人物や事件の一面、それも「良い面」しか描いていないのも気になった。信長は主人公の「江」にとって憧れの男性に描かれているが、「江」の兄万福丸を「串刺しの刑」で殺し、父浅井長政の髑髏を肴に家臣たちと宴会を開いたのは誰であったのか…。それは信長自身ではなかったのか…。
 
 振り返ってみると、大河ドラマが大河ドラマでなくなったのは、もうずいぶん昔からのような気がする。最初に「おや」と思うようになったのは7年前の香取慎吾主演の「新撰組」からだろうか。息子が熱心に見ていたのでつられて見たが、若き近藤勇が後の仇敵桂小五郎や坂本龍馬と親友になるシーンなど今から思うと全くありえない場面であった。
 
 昨年福山でも大いに盛り上がった「龍馬伝」も前半はわりとまともだったが、後半がいただけなかった。龍馬が薩長同盟の仲介をしたのは紛れもない事実だが、見ているとそのほかの明治維新にいたる事件や、後の日本の近代化はみな龍馬の功績とされており、こんなことは「ありえない」話であった。スーパーヒーローにされてしまった龍馬も地下で苦笑いをしていると思う。
 
 NHKの大河ドラマの制作費は一話あたり6000万とも7000万とも言われている。しかもそのお金は税金にも等しい「受信料」から出ている。今回の歴史の事実から離れた大河ドラマが、民放の娯楽時代劇だったら誰も文句は言わない。時代考証や所作考証家をそろえた大河ドラマだったらもっとしっかりとしたものを創ってもらいたい。政党や民放のように大衆に迎合する必要はないはずだ。

「脱小沢」からの脱却

劇的な逆転勝利により誕生した民主党野田「どじょう内閣」、評判は中々上々のようだ。
 
理由は、民主党代表選で勝利した野田氏が「ノーサイドにしなしょう」と発言し、党役員人事、内閣人事で「党内融和」を表現して見せたことだ。
 
国民は正直、民主党の派閥抗争、中でも「小沢だ」「いや脱小沢」だの、小沢一郎元代表をめぐる一連の党内対立に辟易していた。特に、菅前総理の「脱小沢路線」で、小沢氏を叩くことによって支持率を上げようとする、民主党あって国民無き政治にはほとほと愛想を尽かしていた。国民から見ると、菅前総理には東日本大震災も福島第1原発事故も自身の保身の手段のように見えた。やっとその「もやもや」が取れたのだ。国民の期待が高まるのも当たり前だろう。
 
だが安心するのはまだ早い。民主党政権は、ここに来てやっと「当たり前」の政権となっただけで、状況は二年前と変わっていない。いや、大震災や原発事故の後始末で更に悪化している。野田新首相は困難を如何に乗り越えるのか、ドジョウのようにぬるぬると手の間を滑りぬけるだけで、川に落ちてしまうのか…。
 
歴史を振り返ると、内部対立で自滅してしまった代表例が、幕末の水戸藩だ。水戸の老公徳川斉昭を擁し、当初は「尊皇攘夷」の大本山として全国の志士の注目の的だった水戸藩だが、幕府が倒れ、明治新政府が誕生した時、同藩は何ら大きな役割を果たさなかった。何故か、斉昭の死後、藩内の派閥抗争が激化し、明治維新を迎える頃には、優秀な人材はほとんど追放されるか処刑され、いなくなっていたのだ。
 
派閥抗争は、得てして人物に対する好悪の感から始まる。どんな理由をつけても、また何処から見ても民主党の「小沢、反小沢」は小沢一郎に対する好き、嫌いの感情が元になっている。
 
これで良い結果が出るわけが無い。憎悪は憎しみを生むだけで、何も生まない。菅内閣の末路がそれを示している。
 
野田新総理のお手並み拝見と行きたいところだが、「人事」のみで「党内融和」が実現すると思うのはやや早計だ。もう一つ「何かが」欲しいる。
 
それは、民主党が政党として存在するための「綱領」だ。13年前、民主党が誕生した時から思っていたことだが、この政党には中身が無かった。所属議員には左派もいれば右派もいる。議員の中には「自民党でも良かったのだが…」と公言する人もいた。政権をとるためだけの目的に集まったのが民主党だったのだ。これでは政権を取った後、内部抗争に走るのは当たり前だ。
 
野田氏の使命は人事で党をまとめるだけではなく、「綱領」で党内をまとめ、国民に分かりやすい民主党にすることである。

注文した帽子

今日、ネットで注文していた中折れ帽子が届きました。古いものだそうですが、内側に「FUR FELT HAT」「AMERICAN MANUFACTURE」「HENRY」とあります。いつ頃の何処の製品でしょうか?ご存知の方教えてください。
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