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2019年1月20日モスクワ公演での録画。
全3幕。
音楽はレオン・ミンクス。
原振付はマリウス・プティパですが、ボリショイ・シネマ版はグリゴロービッチの振付でした。
原振付では人間の愚かさが神の怒りに触れて神殿が崩壊するシーンで幕が閉じられるのですが、ロシア革命後の旧ソ連の体制下ではその宗教性が否定され、以後、このシーンはロシアバレエでは削除されることとなりました。
従って、グリゴロービッチ版にも神殿崩壊シーンは無く、ソロルがアヘンに溺れ、幻覚の中で見る「影の王国」のシーンで舞台は終わります。
そのため、原振付最終幕のソロルとガムサッティの結婚式は2幕の婚約式にまとめられています。英国ロイヤルバレエでは最終幕に出てくるブロンズもグリゴローヴィッチ版では2幕に登場。
ちなみに、熊川哲也が英国ロイヤルバレエ団の舞台で初めて注目を浴びたのがブロンズ役だったらしい。
配役は…
ニキヤ: オルガ・スミルノワ
ソロル: アルテミー・ベリャコフ
ガムサッティ: オルガ・マルチェンコヴァ
ラジャ: アレクセイ・ロパレーヴィチ
ブロンズ: ダヴィッド・モッタ・ソアレス
スミルノワがニキヤの哀しみをドラマティックに演じていました。圧巻の演技でした。
演劇的な要素と舞踊テクニックの両方が要求される難しい演目ですが、ベリャコフもマルチェンコヴァも華やかなテクニックを披露しながら、きちんとストーリーを表現していました。
バレエとしてもお芝居としても、とても面白い。
もう一回見てみたいと思う舞台でした。
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