【鉄道ファン必見】ブルトレ「北斗星」は安泰! JR東がEF510形電機を公開
2010.3.6 12:00
このニュースのトピックス:鉄道マニア
左からEF510形電気機関車、EF81形「カシオペア」、EF81形「北斗星」=JR東日本田端運転所 寝台特急「北陸」のラストランが迫る中、JR東日本は新たに投入する電気機関車「EF510形」を報道公開した。今年10月までに15両が投入し、「北斗星」や「カシオペア」の牽引に充てられる。報道公開では「北陸」を含めた上野発寝台特急のヘッドマークを付けた現役機関車が勢ぞろいし、仲間のデビューに花を添えた。
上野発ブルトレ機関車が勢ぞろい!
EF510形はJR貨物が開発した車両。同社富山機関区の配属で運行線区は東海道線、湖西線、北陸線、奥羽線など。「レッドサンダー」の愛称がある。現在、「北斗星」や「カシオペア」を牽引するEF81形と比べて馬力があるうえ、保守に手間がかからず故障にも強いVVVF(可変電圧・可変周波数)インバータ制御を採用している。
客車や貨車を牽引する機関車を旅客会社が新たに導入するのは極めて異例。JR旅客各社は昭和62年の国鉄民営化で継承した機関車を運用するだけだった。JR東海は既に機関士の養成を行っていない。その中で、JR東は故障したEF81形が立ち往生したことで輸送障害が相次いだことから新型車の導入に踏み切った。
EF510形は1両当たり約4億円。この力の入れようなら寝台特急の廃止が相次ぐ中でも、「カシオペア」と「北斗星」の“立場”は当分は安泰。それぞれ外装はEF81形を踏襲し「流れ星」が描かれたり、カラフルなカラーリングが施される。
いよいよ本番が迫るEF510-500"北斗星"牽引機、久々の新型旅客用電気機関車に期待
いわゆるP形機関車(旅客用機関車)の新規製造は30年ぶりくらいか?といっても、EF510-500も『北斗星』『カシオペア』の牽引の間合いでは貨物列車を牽引することになるのであるが、本務は寝台客車列車の牽引である。
そして、1年ぶりのブルートレインの復活。頭からケツまで青一色で統一されることから称されるようになったブルートレインは、昨年のダイヤ改正で『富士・はやぶさ』の廃止で一度絶滅したが、EF510-500の登場で復活することになる。
しかし、EF81の"北斗星"仕様、"カシオペア"仕様、"レインボー"仕様も愛着があり、青い長い列車のよいアクセントとなっていたことを考えると、引退するのがさびしい。当面はEF510-500の数が十分ではないことから在来と新車の交互運転となるとのことだが、夏ごろには完全に置き換わるとか聞く・・・。
これで新型客車の登場があれば文句なしなのだが、北海道新幹線の着工などもあり、寝台特急の肩身は未だに狭い。そして、未来は明るいとは言えない。北斗星の24系も30〜40年近い車齢である。近いうちに置き換えしなくてはならない。カシオペアはあと10年は使えるが、一編成しかいないので何とも言えない。また、全室2人用以上なので汎用性に欠ける。つまり、北斗星に代わる車両は現在存在しないのである。
また、JR西日本のトワイライトエクスプレスも同様であるが、これも果たしていつまでもつことやら・・・。出来るならば、新型車両の建造計画が出てきてほしいものである。
|