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書庫古代日本〜邪馬台国&出雲王朝〜

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【萌える日本史講座】鏡が照らす“卑弥呼の政権戦略”
2010.1.31 12:00
 
国内最多の銅鏡が見つかった桜井茶臼山古墳=奈良県桜井市(本社ヘリから) 女帝・卑弥呼をめぐる大発見のニュースが年明け早々、飛び込んできた。奈良県桜井市の桜井茶臼山古墳で、国内最多となる81面分の銅鏡の破片が出土し、卑弥呼が中国に朝貢した「正始元年」(西暦240年)と書かれたと推定される鏡1面分が含まれていた。「正始元年鏡」の国内での出土は、今回を含めてわずか4面。桜井茶臼山古墳のほかは、瀬戸内海岸や東国などの古墳に限定される。卑弥呼は、中国から下賜(かし)された正始元年鏡を重要拠点の勢力に与えて服従させた−。わずかな鏡の破片から、卑弥呼のしたたかな政権戦略がうかがえる。(小畑三秋)  

■残り物にこそ“福”

 「一度発掘したところをいくら掘り返しても、大したものは出ないのでは」

 昨年初め、県立橿原考古学研究所による発掘調査が始まったころ、周囲の研究者から冷ややかな声ももれた。同古墳の調査は昭和24年に行われ、すでに鏡片数十点が見つかっていたからだ。

 しかし、いざ掘ってみると、土の中から鏡片が出るわ出るわ−。計331点に上り、研究者の度肝を抜いた。大半が数センチ大の破片だったが、なかでも正始元年鏡は、卑弥呼との関係をクローズアップさせ、まさに「残り物に福」が残っていた。

 正始元年鏡といっても、実際に見つかった破片のどこを見ても、「正始元年」の文字はない。見つかった破片は2センチ足らずしかなく、「是」という1文字が確認されただけだった。

 この鏡片は本来、三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)と呼ばれ、復元すれば直径20センチ以上になるはずだが、残りの破片はすべて盗掘などで失われた。

 橿原考古学研究所がこの破片をコンピューターを駆使して3次元測量したところ、群馬県高崎市の蟹沢(かにざわ)古墳出土の「正始元年陳是作鏡…」と記された三角縁神獣鏡と、「是」の文字の形が完全に一致。これによって、今回の鏡も本来は「正始元年」と書かれた三角縁神獣鏡であることが分かった。

■歴史の証言者

 「五尺の大刀二本、銅鏡百枚などを与える。持ち帰って汝(なんじ)(=卑弥呼)の国中に示せ」。魏志倭人伝には、景初3(239)年に朝貢した卑弥呼の使者に対する、中国・魏の皇帝の言葉が記されている。使者は翌年の正始元年、下賜された銅鏡などを倭国(=日本)に持ち帰ったという。

 卑弥呼は、中国の権威を帯びた銅鏡を各地の勢力に配布して国内を統治したことがうかがえ、その銅鏡こそが、桜井茶臼山古墳出土の正始元年鏡との見方が強い。

 まさに、魏志倭人伝との結びつきを直接物語る歴史の証言者。

 正始元年鏡が見つかったのは、大和政権中枢に位置する桜井茶臼山古墳のほかは、山口県周南市の竹島古墳▽兵庫県豊岡市の森尾古墳▽群馬県高崎市の蟹沢古墳−の3カ所で、いずれも当時の都・大和から遠く離れた地方だった。

 近藤喬一・山口大名誉教授(考古学)は、この3カ所にこそ注目する。当時の大和政権にとって、朝鮮半島や中国とのメーンルートは瀬戸内海だった。近藤氏は「瀬戸内海航路を確実に掌握するため、山口・竹島古墳の被葬者に正始元年鏡を与えた」と推測。豊岡市の森尾古墳に副葬された点については「瀬戸内海が使えなくなった場合、日本海航路を“保険”として確保するため」とし、「群馬・蟹沢古墳にあるのは、東国を押さえるためだった」と指摘する。

 そして今回、桜井茶臼山古墳で見つかった点について「地方に配布する立場にいた大和政権中枢部の人物が保持していたことが、ようやく証明された」と話す。

■白熱バトル

 わき上がる卑弥呼フィーバーとは裏腹に、「卑弥呼とは無関係で鏡は日本製」とみる研究者もいる。正始元年と記された鏡が中国で1枚も見つかっていないことなどが主な理由だ。

 1月7日、桜井茶臼山古墳出土の鏡ついての発表が行われた橿原考古学研究所での記者会見。

 「卑弥呼がもらった鏡の1枚に含まれるのか」という記者からの質問に対し、菅谷文則所長は「正始元年の鏡を見て、ただちに邪馬台国という単語が出てきそうだが、それに踊らされるべきではない」と強調。「正始元年鏡は、倭国の使者が帰国してから、日本国内で作られたもの」とし、卑弥呼が下賜された鏡ではないとの自説を述べた。

 桜井茶臼山古墳では、見つかった81面のうち三角縁神獣鏡は26面で、全体の3分の1だった。「王者の鏡にしては数が少ない。三角縁神獣鏡の価値は、桜井茶臼山古墳の調査によって半減した」との意見も出始め、「何でも卑弥呼に結びつけて大はしゃぎするのは、ナンセンス」という研究者もいる。

 これに対し、卑弥呼の鏡説を唱える研究者らは猛反発をみせる。「三角縁神獣鏡に描かれた文様の変遷は、中国の出土遺物にみられる文様の変遷と共通している」と客観的な根拠を挙げ、「中国製は揺るがない」と反論。「三角縁神獣鏡を中国製でないというのは、鏡をきちんと勉強していない証拠。荒唐無稽(むけい)な論理だ」と批判するなど、早くも白熱したバトルが繰り広げられている。

 60年ぶりの再発掘で見つかった指先大ほどしかない鏡片。卑弥呼の対中国外交や国家戦略を浮き上がらせる一方、考古学者たちの研究者魂を一気にヒートアップさせた。

古代史浪漫は尽きることがありません。まぁ、私は邪馬台国=九州説ですがね。

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手放してしまった本

ひかわ玲子氏の著書・・・。今はもう手に入らないようだ。割と気に入っていたのだが、知人に貸し出してそのまま有耶無耶に・・・。多分、知人の書籍棚で眠っていることだろう。あればあったで読まないのだろうが、ないと読みたくなる。

木の国の媛(徳間デュアル文庫)
根の国の御子(徳間デュアル文庫)
大和の国の王(徳間デュアル文庫)


内容自体はほとんど記憶しているからあえて読む必要性はないのだが・・・。小説の内容は覚えているが、それ以外の重要なことなど覚えれないおめでたい自分の記憶力。役に立たないものの象徴だなぁ。

いわゆる神話系統のファンタジー?小説みたいなもん。神話好きには割と受けるんじゃないのかな?設定自体も割と気に入っている。話のまとめもうまい事やってるとは思う。

古代は浪漫が溢れているからもっとこういう小説が出てきてもいいと思う。

秋の夜長には最適な小説だったのではなかろうか?

出雲関係の考古学の本を買ってこよう

 邪馬台国関係の本は数多く出回っていますが、古代出雲関係の本はそう多くは出ていないのが現状です。もっとも、それは出雲地方の考古学において20〜30年しか発掘の歴史がないからと言うのが大きな理由であるのですが。それも、出雲神話が考古学会において馬鹿にされてきたため信憑性がないと判断されていたのが大きな原因です。

 現実は荒神谷遺跡を始め数多くの遺跡が発見され、果てには出雲大社の空中神殿すら実証されてしまった。つまりこれは日本神話というものが、現実に存在した歴史であるという証拠であると言っても過言ではないだろう。

 出雲の考古学的発見はこれから暫くは続くことだろう。何しろ日本国内において大規模な製鉄が可能であった地域は古代であろうと戦国時代であろうと出雲及び吉備付近しかなかったのだから。

圧倒的ではないか

 予想通りではありましたが、投票すると九州説支持者は圧倒的な強さを持っていますね。私も勿論、九州説。本当は出雲説を取りたいですが選択肢がないので・・・。もっとも、九州説を取ると納得がいく点と言うか矛盾点が少ないように思われるので。

 勿論、近畿説も根強い支持者がいるのも事実。邪馬台国がヤマト王権へ発展的解消されたと考えれば説明が付く点が多いのだからこれもまた矛盾が少ない。

 記紀・日本書紀・古事記などのいわゆる神話という面から見れば一致する点が多いのは九州説ではある。が、しかし出雲説も同様に一致する点が多い。これは古代出雲が九州邪馬台国と同盟国であったか直轄地か卑弥呼の弟が治めていた地であると考えるか、古代出雲自体が邪馬台国であれば説明が付く。

 何れの説をとるにしても古代日本は面白い。どんな理由であろうとも納得がいくし、説明が出来る。しかし、九州説が優位なのは天皇家と宇佐神宮の関係や日本神話を総合すると当然と言えば当然なのであろう。

 あぁ、そんなこんなと考えていると吉野ヶ里遺跡に行ってみたくなるではないか・・・。

古代出雲歴史博物館

浪漫あふれる古代出雲

 古代出雲歴史博物館が、10日に開館したそうです。私が地元にいた頃から建設計画が進んでいましたがこうしてやっと実を結んだかと思うと出雲人として嬉しいものがある。
 できれば近いうちに出雲に戻って見学したいと思う。やはり、古代日本は浪漫があるし、古代史ファンとしては自らの地元が邪馬台国やヤマト政権と対等以上の勢力として繁栄していた時代があると考えるとそれはそれで想像が膨らんでいく。

 それはそうと、14日の『そのとき歴史が動いた』は邪馬台国論争モノであるらしい。これは是非観なければならんだろう。何故か私が邪馬台国出雲説を唱えると九州説になってしまう。と言うか、出雲が九州に呑まれたという説になってしまう。自説崩壊だ・・・。悲しいぞ。

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