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その他のこと
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まともに稼げなければ、幸せにできないと思っていた。だからいつも、一歩踏み込んだ関係になるのを躊躇っていた。いつかプロになれば、そう思っているうちに、時間が全てを流し去った。人生は金じゃないといいながら、いちばん金にこだわっていたのは自分だったのかもしれない。
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書いているとき、リアルタイムで過ぎ去っていく実人生からは確実に背を向けている。そのぶん自分自身の内面と向き合っているはずだが、そうした時間の積み重ねは、決して小さくはない差異をもたらす。夢中になって書き続けていたがために、実人生から学び損ねたことは、きっとひとつやふたつではない。作家になるための努力が、かえって内面の充実を妨げてしまう。
プロはなるべくしてなるものであって、目指してなるものではないと言われるのは、きっとそういうことなのだろう。
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無難な生き方を選んだとしても、今とはまた別なカタチの後悔があったに違いない。くだらないかもしれないが、これは自ら選び取った人生だ。前途の暗さにため息をつくよりも、ちっとは誇りをもって生きようと思う。堂々と胸を張って、な。
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