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今日は半日かけてあちこちのギャラリーを見てまわったが、結局帰宅後に読んだこの本のインパクトが一番だった。
作者が本書を上梓した二年後に死んでいたことは今知った。 生きていれば、神林長平を継ぐ、21世紀日本SFの旗手となっていただろう。 いかにも処女作、という脇の甘さは確かにある。こんなに観念的なモノローグばかりのSFもいまどきないだろう。 だが、そうした瑕疵を吹き飛ばすような、圧倒的な内容の重厚さ。 本書に描かれた世界は、見事に我々の置かれたグローバルな状況を映し出している。尖閣ガー、竹島ガー、と目の前の些事(些事ではないが)に夢中になっている我々は一度眼をさまして本書の突きつけるリアルと向き合わなければならない。 「自由とは何か」「責任とは」「良心とは」「平和とは」そんなナイーブな問いに本書は真正面からぶつかっていき、「世界の秩序はいかに保たれるべきか、いかなる犠牲が払われるべきか」という巨大な問いに読者を追い詰めていく。 そんな類の問いを、自分自身に向かって突きつけたことのない読者には本書は退屈かもしれない。 リアルなミリタリーSFを期待しても肩透かしを食らう。 しかし、何度も言うが処女作だからね、これ。 個人的には面白かった。久しぶりに夢中になって読んだ。 |
SF研究会
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機動新世紀 ガンダム X エックス エンディング2 あとはそれを、実行できるかどうかだ」
というのはテクス先生の数ある名セリフのうちのひとつ。
ロアビーの「天国なんてあるのかな」も心に染みるが、大人になってから見てもしみじみと共感できるのはファーストとこのXぐらいのような気がする。
ところどころ、メッセージ性が表に出すぎているというか、説教臭さが鼻につくが、まともな大人がまじめにつくったからこそだろう。富野御大ではこうはいかない(御大はどうみてもまともな大人ではないし)。
政府の指導者のような役も含めて、どのキャラクターにも作り物臭さがない。それぞれの限界のなかで、それぞれの人生を一心に生きている。
ガンダムを終わらせるガンダム、でもあったわけだが、メタな見方をすればずいぶん皮肉でもある。
サンライズもバンダイも、いつまで続けるつもりなんだろう。
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[ロンドン 16日 ロイター] 「車椅子の物理学者」として知られる英国の物理学者スティーブン・ホーキング博士(69)は、天国とは闇を恐れる人のおとぎ話にすぎないとし、死後の世界があるとの考えを否定した。16日付の英紙ガーディアンに掲載されたインタビューで述べた。 ホーキング博士は「(人間の)脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている」とし、「壊れたコンピューターにとって天国も死後の世界もない。それらは闇を恐れる人のおとぎ話だ」と述べた。
博士は21歳の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)という進行性の神経疾患と診断され、余命数年とされた。「自分は過去49年間にわたって若くして死ぬという可能性と共生してきた。死を恐れてはいないが、死に急いでもいない。まだまだやりたいことがある」と語った。
また、人々はどのように生きるべきかとの問いに対し「自らの行動の価値を最大化するため努力すべき」と答えた。
1988年の著書「ホーキング、宇宙を語る」で世界中に広く知らるようになった博士は、2010年の著書「The Grand Design(原題)」では宇宙の創造に神の力は必要ないとの主張を展開し、宗教界から批判を浴びている。
この人はわりと昔から、こういう言わんでもいいことを言いたがるのだけれど、
って、ただのアナロジーだよな、これ。 天国も死後の世界もない に至ってはなんの根拠も無い。常識に考えて、まあそうだろうとは思うけれど、 検証できないことはわからない、と言わなきゃ科学的じゃないだろう。 宇宙が理性で理解できるという信念も、キリスト教的な世界観が生み出したものだと思うのだが。 わからないと言えないことこそ、闇を恐れてるってことじゃないのか。 脳をコンピューターだというなら、すべてが個々の端末に入っていると考えなきゃいけない理由もないだろう。 一部の機能はどこかのサーバーにあるのかもしれない。 ブッダも孔子もわりと平気で「答えない」ということをするのだけれど、西洋の人は妙な強迫観念があるよな。 |
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【ワシントン=山田哲朗】米航空宇宙局(NASA)は13日、
1977年に打ち上げた探査機「ボイジャー1号」が観測している太陽風の速度が ゼロになったと発表した。 太陽から吹き出す太陽風が届く範囲「太陽圏」の端に近づいていることを示しているという。 同機は現在、太陽から約170億キロ・メートル離れた場所を 秒速約17キロ・メートルで飛行中。 あと4年で「へリオポーズ」と呼ばれる太陽圏の境界を脱出、 太陽系外探査へ踏み出す見通しだ。 やはり1977年に打ち上げられた「ボイジャー2号」はやや遅れて 別の方向へ向かっている。 両機には、地球外の知的生命体に遭遇することを考え、 様々な音楽や言語を録音したレコードが搭載されている。 ここから ボイジャーの現在位置 113天文単位 33年経過 オールトの雲 1万〜10万天文単位 3000〜3万年後到達 一番近い太陽系外恒星 27万天文単位 ボイジャーの速度で8万年 だってさ。 太陽圏の果てなんて考えたこともなかった。 いつか、亜光速の宇宙船がボイジャーを追い抜く日が来るのだろうか。 彗星の巣はオールトの雲だと思ってたら、エッジワース・カイバーベルトだったらしい。画像は発見されたカイバーベルト天体の位置。 |
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GANTZ (映画) 予告 深い話になりそうな予感を漂わせたまま、斜め上の方向に突きぬけていまだに着地点が見えないらしい原作(もう読んでない)。映画前後編で完結するなら、案外面白くなるかも。 いや、本当は期待なんかしていないのだが。 |

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