全体表示

[ リスト ]

「アザーズ」

いよいよ大阪も梅雨入りしました。
本日、仕事の帰りに映画鑑賞の予定でしたが、夕方に強い雨が降ったので断念しました。
明日も雨みたいですね・・・。
日中でも雨が降れば部屋は薄暗くなり、ジメジメとしてきます。
そんな状態で暮らすことを余儀なくされた親子の映画を本日は紹介しましょうね・・・。ヒッヒッヒ(汗)
 
イメージ 1
 
イメージ 2
微妙にデザインが違う『アザーズ』のチラシ2種です。
 
イメージ 3
↑関西版新聞広告。
 
イメージ 4
小型パンフです。
 
『アザーズ』
解説:『オープン・ユア・アイズ』で東京国際映画祭グランプリを受賞したスペインの新鋭監督アレハンドロ・アメナバールの最新作となる『アザーズ』。『オープン・ユア・アイズ』を見て彼に魅了されたトム・クルーズが『オープン・ユア・アイズ』の映画権を手にし、ハリウッドでリメイク版『バニラ・スカイ』を製作。本作では、アメナバール監督が脚本を書き上げたと知ったトムが当時の妻ニコールと駆け付け、プロデューサーを買って出た。この作品が作られたきっかけはアメナバール監督の幼少時代にさかのぼる。小さい頃に体験した暗闇に対する恐怖やクローゼットに対する恐怖、半分開いたドアに対する恐怖、まとめて言うならば、そこに何かが潜んでいるかも知れないという恐怖だったという。
あらすじ: 1945年、第二次世界大戦末期のイギリス、チャネル諸島のジャージー島。グレースは、この島に建つ広大な屋敷に娘アンと息子ニコラスと3人だけで暮らしていた。夫は戦地に向かったまま未だ戻らず、今までいた使用人たちもつい最近突然いなくなってしまった。屋敷は光アレルギーの子どもたちを守るため昼間でも分厚いカーテンを閉め切り薄暗い。そこへある日、使用人になりたいという3人の訪問者が現れる。使用人の募集をしていたグレースはさっそく彼らを雇い入れるが、それ以来屋敷では奇妙な現象が次々と起こりグレースを悩ませ始める……
 
この『アザーズ』という作品、どうしてもネタばれに触れないと書きにくい作品なんで、ネタばれ有り記事やと思って観覧に注意してください。
 
ニコール・キッドマン演じるグレースという貴婦人が、子供ふたりと大きな屋敷に住んでいるんですわ。グレース親子三人は、子供達が光アレルギーという事で、真昼間からカーテンを下ろし、大きな屋敷内を上映中の映画館のような状態にして住んでます。ネズミやゴキブリが昼間っからミュージカルできそうな環境で暮らしている(笑)・・・。
そんな屋敷内で、ポルターガイスト現象のような物音や人の気配を感じ、透き通ったような美しさを誇るグレースはビビりまくる。一体、屋敷内での不可解な現象の正体とは?・・・という映画です。
 
結果的に、この作品は結末で描かれる真実を大きな嘘で覆っている物語ですから、グレースたち親子の日常が描かれる中盤までの展開に不自然な部分が目立ち、私は観ていて、「もしかしたら・・・」って勘付いた通りの結末・ドンデン返しの作品でした。
でもね、オチが読めたからってこの作品がつまらない作品かというと、決してそうではない。
 
例えば、人が瞬間的な事故などで即死したら、自分が死んだ事に気付かないかもしれないし、行き場のない魂が、死んだ事を認められずに、生前に暮らしていた場所を彷徨うかもしれない。
誰もが知りたくて知る事ができない、死後の世界の見せ方が『アザーズ』は面白い。
一生懸命に子供達を守り、何かに怯えて暮らすグレースが、実は死んでいる人間だった・・・グレースたちを脅かす存在こそが、大きな屋敷に住もうとする生身の人間だったという、逆転の発想・アイデアが面白い作品で、グレースの儚い想いと行動が凄く哀れに見えて悲しい。
 
これがアメリカオンリーの発想だと、この作品で描かれた浮遊霊の描き方は凄く珍しい。
たとえ実態がない霊魂でも、アメリカ人は乱暴に攻撃的に描きますからね。
この作品はアメリカ、スペイン、フランスの合作映画なんで、霊魂や死後の世界の描きかたに宗教観の違いが表れ、その結果、自分の死を受け入れられない人の悲劇としてのアプローチが生まれていて斬新でした。
とにかくニコール・キッドマンの気品ある美しさが作品にリアリティを与えていましたね。
前編に張り巡らされた伏線の数々もサスペンスの小道具として活きていました。
この作品は監督のアメナバールというスペイン人に惚れ込んだトム・クルーズが、当事の妻だったニコールの為に製作を買って出た作品で、トム自らは同時期に、アメナバールが演出した『オープン・ユア・アイズ』という作品のリメイク、『バニラスカイ』という微妙にスカタンな作品に出演していました(笑)・・・。
 
[2002年、5月12日、『アザーズ』・角座2にて鑑賞]
 
 
 
イメージ 5
グレース(ニコール・キッドマン)は、大きな屋敷で子供達と暮らす。
 
イメージ 6
グレースの子供達は光りアレルギーなので、部屋のカーテンは締め切らなければならない。
私、聞いた事あるんですが、霊って、ある一定の暗さがなければ見えないそうですよ。
 
イメージ 7
なぜか光りが平気なグレース。
「なんでやねん」って突っ込みたいんですが、ニコールが「そこは私の美貌で許してよ」って感じ(爆)
「トムをごらんなさい。私に華を持たせて、自分は『バニラスカイ』でコケたのよ(笑)・・・
細かいことにこだわらない、まさに夫の鏡ね。だからあなたたちも作品に突っ込まないの!!」てか?
 
アホなこと書きますけど、「ありがとうございました」って、スラスラ言いにくいと思いません?
私は滑舌が悪いので、「ありがとうございました」って言うとすぐに言葉を噛んでしまう。
感謝を伝える言葉なんで、ちゃんと発音したいんですが、最近、「アザ〜ス」って言うヤツ多いね(汗)
私、特に年下のヤツから「ありがとうございました」を「アザ〜ス!」って言われるとキレそう(汗)
「ありがとうございました」はゆっくり感謝を込めて言いたいものです。
 

閉じる コメント(4)

ゾンビマンさん おはようございます。
この映画は大大大好きな作品です。鑑賞後、親兄弟や友人達に宣伝しまくりました。
アメナーバルはええです。今月鑑賞の『アレクサンドリア』も秀作でした。
冒頭でママが子供達に、聖書から天国と地獄について教えていたのに、
実際に自分達がいた所は!・・・というオチに私は泣けました。
本当に人は死ぬと何処へ行くのだろう?
バリバリのカトリック教国のスペイン人であるアメナーバル自身、
幼い頃から教えられてきたであろう信仰に「?」を感じているように思えました。
二コールが完璧に美しくて惚れ惚れしました。
アザーズ・・・アザ〜ス!・・・爆!ポチいたします☆

2011/5/28(土) 午前 9:01 風森湛

顔アイコン

こんにちは♪
この作品は観たくてレンタル待って観ました。でも、前半で気づいてしまいました(泣)…でも、ゾンビマンさんの言うとおり、分かってしまっても面白かったです♪あの写真集はチョッと…本物っぽかった♪
あざ〜すは「さまぁ〜ず」とは違う?使用したことのない発言なので、最初何の短縮か分かりませんでした。分かっても使用しませんけどネ♪ポチん♪

2011/5/28(土) 午後 1:04 [ レジェンド ]

顔アイコン

↑しずかさん、毎度です。
この作品は面白かったですね。
凄く上品で上質のホラーやと思います。
『アレクサンドリア』の監督やったんですね。・・・今も現役で頑張ってる監督さんやと分かり嬉しいです。
死後の世界の描き方と解釈は様々なんですが、浮遊霊が生きた人間におびえて暮らすという発想が凄く斬新でした。
「向こうもこちらを恐れている」という発想がね。
この作品にはニコールがぴったりでした。
「アザース!」了解です(笑)・・・ポチありがとうございます。

2011/5/28(土) 午後 4:36 [ ゾンビマン ]

顔アイコン

↑レジェンドさん、毎度です。
やはりレジェンドさんも前半で気付きましたか・・・。
死体の写真などは本物ちゃいます?凄くリアルでした。
最近「アザ〜ス!」って言う人がホンマに多い。親しいヤツなら100歩譲って許すんですが、逆に普通に感謝を言えるヤツが少な過ぎる「ちゃんと日本語喋れやコラ!」ってしょっちゅう言わされてる。
ポチおおきにね。

2011/5/28(土) 午後 4:49 [ ゾンビマン ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事