映画レビュー「は行」

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(この記事は2009年10月にアップした記事を再編集したものです)

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『バッド・バイオロジー 狂った性器ども』

解説:『バスケット・ケース』などでカルト的人気を誇るフランク・ヘネンロッター監督が、約16年振りに発表したスプラッター・コメディー。驚異的な性器と性欲を持つ男と女がお互いの秘密に共感して芽生える、死と隣り合わせの異形の愛を描く。アーティスト、マシュー・バーニーの映像監督作品にも参加している特殊メークアップ・アーティストのガブリエル・バートラスや、ヒップホップ界の大物プロデューサーであるプリンス・ポールなどがスタッフに名を連ね、恐ろしくもユーモラスな世界を彩っている。

 

あらすじ:7つもあるクリトリスのせいで異常な性欲を持て余し、行きずりの男を死へと至らしめてしまう女性写真家のジェニファー(チャーリー・ダニエルソン)。一方、バッツ(アンソニー・スニード)は意思を持つ巨大なペニスの持ち主だった。ある日、ジェニファーとバッツはお互いの性器の秘密を知り、愛し合うようになるが……。

 
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訳わからんイラストデザインの方が「バッド・バイオロジー」チラシ、赤いほうがパンフ。





「第七藝術劇場」で鑑賞した『バッド・バイオロジー』。
サブタイトル通り、狂った性器のお話しです(笑)
主役のねぇちゃん、エロエロ・フェロモン出すぎです。知らない女優さんですが、パンフでも紹介されてないので謎の女優さんです。
狂った性器を持った男女が出会い、最後は狂ったチ○コがひとり歩きして暴走して終わるって・・・・・バカヤロ〜!!(笑)

今年「七藝」で観た作品、こんなんばっか!!
しかも3作ともレイトショー・オンリー。
なんともいえない脱力感で、夜の十三の街に放り出される私の心中察してください・・・。


[2009年8月16日、『バッド・バイオロジー』、第七芸術劇場にて鑑賞]



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上記の私が7年前に書いた記事。書いた私にしかわからないんですが・・・。
「バカヤロ〜」なんて怒っているようで、ごっつい悦びながら書いてるのがわかる(爆汗)・・・。

主人公が7つのクリトリスを持つ異常性欲者ジェニファー(チャーリー・ダニエルソン)で(超爆)、ジェニファーはナンパした男と片っ端から寝て、快楽主義だからナマですわ(爆汗)・・・。
で、体質異常のジェニファーは、その後2時間で妊娠・出産をして異常児を産み落として捨てるという行為に及ぶ為に、カマキリのように交尾した相手の男を殺すという事も繰り返している。
そういうめちゃくちゃオモロイ設定から笑えない展開に落としてしまう事の繰り返しを、私は愛をこめて「バカヤロ〜!」と(汗)・・・。





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一方で、生まれたときにへその緒と間違えてチンコを切られたというバッツ(アンソニー・スニード)は、(どんな間違いじゃ(爆)・・・)その後の処置で意志を持つデカマラの持ち主となる(超爆)
(あ〜〜、こういう映画作ってみてぇ(爆)・・・)
そのデカマラの威力を目撃したジェニファーは、バッツを訪ねるんですが、なぜかジェニファーを恐れた意志を持つデカマラは逃亡(爆)・・・で、街で色んな女をイカせて帰宅したデカマラを(超爆)、バッツとジェニファーが奪いあう(対決する)という、下ネタ満載のおバカ・スプラッター映画なんですわ。





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どんだけファンタスティックなアングルやねん(笑)・・・。

以前、大人の漫画で描かれていた昔話で、ある村にデカマラの青年がいて、村の女たちに相手にされなかった。山に入った青年は大きな山の女神に会い、悩み打ち明けてみると、山の女神も大きいから相手がいなくて欲求不満になっていて(笑)、二人が結ばれたらサイズも相性もバッチシでめでたし・・・なんてのがあった(汗)・・・。







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これ、マイナーな第七芸術劇場で鑑賞したんですが、ほぼ場内満席のお客さんにはウケてた(笑)
なんせ、異常クリちゃん対、意志を持ったデカマラを、キングコング対ゴジラのノリで見せとるからね。
昔、私の弟の家に一時期居候していたバンド仲間がいて、そいつはベーシストなんやけど、とにかく女好きでね。
そのベーシストが私と話したときに、「好きな映画は『バスケット・ケース』なんですよ」と(汗)・・・。
そのベーシストはロマンティストやと思っていたので意外性に驚いてね・・・私とは性格的にあまり合わないヤツだと思っていたので、映画の好みも合わないやろうなと偏見を持っていた。
そんな監督さんが撮った『バッド・バイオロジー』、見た当時は免疫がなくてキツいかなと感じたものですが、今考えると笑えるレベルの作品やね。
あくまでも成人映画として。






『ハドソン川の奇跡』




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チラシ2種です。




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本日の大阪ステーションシティシネマ(スクリーン3)の様子です。
お客さん、爺さん婆さんばっか(汗)
上映中に何回席立つねん。おしっこ我慢できんのやったら家におれ(怒)・・・。
私の通路挟んで横の爺さん、3回席立った。





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こちらは劇場にあった新聞型宣材です。





『ハドソン川の奇跡』
解説:俳優としても監督としても著名なクリント・イーストウッド監督と、名優トム・ハンクスがタッグを組んだ人間ドラマ。2009115日、突然の全エンジン停止という危機に見舞われながらも、ハドソン川に不時着して乗客全員が生還した航空機事故のてん末に迫る。『サンキュー・スモーキング』などのアーロン・エッカートらが共演。機長の手記を基に描かれる、奇跡の脱出劇の背後に隠された真実に言葉を失う。
 
あらすじ:2009115日、真冬のニューヨークで、安全第一がモットーのベテラン操縦士サレンバーガー機長(トム・ハンクス)は、いつものように操縦席へ向かう。飛行機は無事に離陸したものの、マンハッタンの上空わずか850メートルという低空地点で急にエンジンが停止してしまう。このまま墜落すれば、乗客はおろか、ニューヨーク市民にも甚大な被害が及ぶ状況で彼が下した決断は、ハドソン川への着水だった。
 
 
クリント・イーストウッドという人は、自身の哲学や人生観を作品にぶち込む人で、武骨なイーストウッドが何度もテレビなどで再現化された有名な事故をなぜ、あえて映画化したのかという部分に惹かれて鑑賞しました。
案の定、見始めると、有名な事故を頭でおさらいする事なく、旅客機の乗員乗客155名全員をハドソン川に“着水”させて救った方法に間違いはなかったのか?という部分で、悪夢にうなされ苦悩する“英雄”サリー機長が事故調査委員会に追いつめられる姿が描かれていく。
そんな展開も私の予想通りやったんですが、さすがはイーストウッドですね・・・むちゃくちゃイーストウッドらしい語り口の、イーストウッドだから説得力のある感動作に仕上がっていました。
 
この作品の原題は“SULLY”・・・主人公の名前なんです。
2009年1月15日、NYを飛び立ったUSエアウェイズ1549便は、離陸直後にバードストライクを受け両翼のエンジン停止、低空地点で完全なグライダー状態に陥ってしまいます。
管制塔は二つの空港への着陸を認めるんですが、機長のサリーはハドソン川への着水を試みる。
緊急時の瞬時のジャッジ。
40年空を飛び続けてきたサリーの経験値の成せる神業が155名の命を救った。
ところがね、保険や莫大な費用をかけている航空会社が絡む事故調査委員会は厚かましいから、機体も無傷で帰還させる事ができたんちゃうの?って、サリーにいちゃもんばっかりつけた。
 
おそらくイーストウッドは、どこかの酒場で英雄サリーがそんな風にいじられていたのを知ったんでしょうね・・・。
「全員の命を救ったんだぜ。それもマニュアルを無視して自分の判断を信じてやった男がやり遂げたんだ。いくらコンピューターのシュミレーションが確率で違う方法を支持しても、そんなの40年の経験の前ではチェリーボーイに等しいぜ。アカン、俺がちゃんと映画で伝えてやるから、お前さんたちはビールでも飲みながら考えてみてくれないか」って(爆汗)・・・。
 
ハリウッドきっての骨太爺さんにガチでそう突っ込まれた日にゃあ、私も必死で食らいついて見ましたよ(笑)・・・。
“奇跡”を起こすには、日ごろの準備、心構えが必要なんですよね。
経験値が豊富なほどタイミングは計りやすい。
劇中では触れられなかったんですが、離陸直後にサリーはこうつぶやくんですよ・・・。
「今日もハドソンは綺麗だ」と。
私は何気ないそのセリフって、映画の外側で感じたときに凄く重要だと思った。
万が一の時、安全の選択肢の中に、サリーはハドソン川を頭の中に入れていたに違いないと。
そうとしか思えない奇跡なんですよね・・・。
 
アーロン・エッカート演じる副操縦士が言います、「まさかNYで感動できるとは」と・・・。
私は言いたい、「まさかこの題材で感動させられるとは」と・・・。
イーストウッド御大・・・お見事でした!
 
[2016年、9月25日、『ハドソン川の奇跡』、大阪ステーションシティシネマ・スクリーン3にて鑑賞]
 





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大きな事故から生還した人は、とても不思議な感覚に脅かされるらしいですね・・・。
飛べなくなった旅客機をハドソン川に着水させて乗員乗客全員の命を救ったサリー機長(トム・ハンクス)と、副操縦士ジェフ(アーロン・エッカート)は、事故調査委員会に追いつめられて眠れない日々を過ごす。
自分たちのジャッジに自信を持つ二人が、最後に「自分たちを誇りに思う。最高の仕事だった」と称えあうシーンには感動した。
アーロン・エッカートはナイスサポーティングアクト!






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エンドロールに現れるサリー機長本人に似せているトム・ハンクス。
この作品の白髪トム・ハンクスはとにかくかっこいい。
劇中に登場する、「遅刻しても災難よりマシ」みたいな格言がいい。






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私、良く言えば“職人仕事”と呼ばれる3K仕事一筋の人間なんですが・・・。
その中で“餅は餅屋”という言葉を凄く尊重しています。
マニュアルはすべてに関してありますが、何かあった時の責任が集約するのがマニュアルで、悪く扱うと責任逃れなんですよね。
瞬時に何がキャリアを救うのかというと、それは職人のプロとしての経験値しかない。
イーストウッドは、そういうプロ意識の支え合いが、20数分の救出劇を演出したのさという部分を誇らしげに描いているんですよね。
人の力と心意気を称えている。
サリーが選択した神業は、優先順位でいえば15番目だったんですが、もしマニュアル通りで空港への帰還(シュミレーションでは困難だった)を選んでの奇跡だったら、イーストウッドそんなに題材として惹かれなかったと思うんですよ・・・。
「童貞君がどれだけシュミレーションを積んでも、不感症の女をイカせる事は無理なんだよ。
ソコんとこわかるかい?」という、御大のメッセージにヤラれた。
誰かがやらないと前例は生まれないんですよね。
なんだかんだ言っていつも120分以上を費やす御大が、96分にまとめたのも奇跡(笑)・・・。













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チラシとパンフです。





『ブラザー・サン シスター・ムーン』
解説:ロベルト・ロッセリーニやリリアーナ・カヴァーニも映画にした、12世紀イタリアはアッシジの聖フランチェスコの若き日を綴る、ゼフィレッリ監督作品。富裕な商人の御曹司として生まれながら、信仰に目覚め何もかも捨てての伝道生活に入っていく青年フランチェスコと、その瑞々しい初恋を描く。
 
 
 
 
 
当ブログのアクセス解析を見ると、いつもぶっちぎりナンバーワンの記事は私の新世界・国際劇場のリポート記事なんです。
その中に登場する、映画『ブラザー・サン シスター・ムーン』のフランチェスコのマインド(笑)・・・興味ない方は何のこっちゃわからんでしょ?(汗)・・・。
ちゃんと紹介します。
 
これは私が中学生くらいの時にテレビで見て大変な衝撃を受けた映画です。
 
12世紀、とても裕福な家柄に生まれたフランチェスコは、18歳の時に4人の仲間と共に戦場に赴き凄惨な戦地体験をして帰還すると、熱病により数週間生死を彷徨う。
小鳥のさえずりで目を覚ましたフランチェスコは自由を求め鳥になりたいと願うようになり、人格が大きく変わってしまう。
周囲はフランチェスコの気がふれたと噂するんですが、町の少女クレアは、「あなたが狂っていたのは戦場へ行く前。むしろ今のあなたのほうが自然に見える」と。
フランチェスコとクレアは愛し合うようになります。
 
家の資産を投げ捨て親と衝突したフランチェスコは、“自然の中で調和して生きる素晴らしさ”に目覚めた事で“自然の中での生き物としての自分のあり方”を追求し始める。
「人間に大切なのは心。これからはキリストのように乞食として生きる」と決意したフランチェスコは、教会建設に執念を燃やす。
そんなフランチェスコに心を洗われた人々がフランチェスコのもとへ集まってくる。しかし、陰謀により教会を焼かれ仲間を殺されたフランチェスコは、遂にローマ法王と対面する。
 
私が最初にこの作品をテレビで見たとき、フランチェスコがアレック・ギネス演じるローマ法王に対して、本来の信仰のあり方と自然の素晴らしさを問いかけるクライマックスから見たんですが、フランチェスコの心のこもった“大論破”にえらく感動した(超爆)・・・。
『遠い夜明け』という映画で、デンゼル・ワシントン演じる黒人活動家がね、「私たちの議論に暴力は必要ないんですよ」と説いた、あの名演説の10倍凄いフランチェスコの魂からの訴えは見る者の心を大きく揺さぶると思います。私はごっついハートを揉まれた。
 
この作品の素晴らしいところはね、聖人として目覚めた青年の姿を描いた宗教映画的な内容なのに、まったく説教臭くないところなんです。
ひたすらピュアな心を追求して見せたこの作品は、ただただ清々しいのですよ・・・。




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12世紀のイタリアのお話。
戦場へ行き熱病にかかったフランチェスコ(グレアム・フォークナー)は、小鳥のさえずりと共に目覚めた瞬間から変わってしまう。
一歩間違えたら頭飛んでもうてポワ〜ンとなっためでたい若者のお話ですわ(爆汗)・・・。
私もね、朝起ちと共に目覚め、茶柱までおっ起つ朝を迎えると、とてもゴキゲンなマインドで1日を過ごすかもしれない。
そういう日は蝉しぐれも小鳥のさえずりに無理やりしてね(汗)・・・。
通勤でも信号無視しない(笑)・・・。








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フランチェスコと愛し合うようになるクレアを演じたジュディ・ボウカーという女優さん、シャンプーのCМに登場しそうな凄く美しい人。
この人が出演しているという理由だけで、後年の『タイタンの戦い』というつまらない映画を見た映画ファンが腐るほどいると思う(汗)・・・。








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フランチェスコの疑問に心で応えるローマ法王(アレック・ギネス)も素晴らしい。
「みんな最初はあなたのように綺麗な心なのだ。しかし、人はいろんな理由で汚れていくものなのだよ」という苦悩を素直に認める法王。







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この作品は1972年制作(日本公開は1年以上遅れた)のイタリア・イギリスの合作映画で、監督は『ロミオとジュリエット』フランコ・ゼェフィレッリ。
主題歌をイングランドの名フォークシンガーであるドノヴァンが歌っている。
映画史においての立ち位置で言えば、「午前十時の映画祭」の永遠の補欠候補作という感じ(汗)
でもね、私的には衝撃度高い作品ですよ。
コレを見たなら、数日間は蚊も殺せないことおびただしい(超爆汗)・・・。
とにかく大きな川の下流で心をジャブジャブ洗われたい人に超オススメ(爆)・・・。






本日の記事は作品の内容案内にはなっておりません。
資料編としてお楽しみください。


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チラシ2種と、関西版新聞広告2種です。






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パンフです。





『ビバリーヒルズ・コップ2』


解説:現場にアルファベットのカードを残す強盗団を追うボゴミル刑事部長が、何者かに襲われるという事件が発生。捜査から外された部下のタガートとローズウッドのもとに、デトロイトから強力な助っ人、黒人刑事アクセルが駆けつける……。


 


 


私の過去記事『ミッドナイト・ラン』にて、『ビバリーヒルズ・コップ』を大ヒットさせたマーティン・ブレスト監督が、『レインマン』の監督を降板して『ミッドナイト・ラン』を撮ったというエピソードを書いた。
少し泥臭い演出が持ち味のマーティン・ブレスト監督は降板劇を挟んでふたつの作品を成功させたわけですが、撮影が延びた『レインマン』もバリー・レヴィンソン監督の手によってオスカーに輝いた。
で、当時の映画ファン待望だった『ビバリーヒルズ・コップ2』の監督には、『トップガン』を大ヒットさせたトニー・スコットが抜擢されたんですよね・・・。


かなり前作とタイプの違う監督へバトンタッチされた続編は、良くも悪くもトニー・スコットの作家性に支配されていましたね。


 映画の冒頭でブリジッド・ニールセン率いる強盗チームが鮮やかに仕事を遂行する。
時間制限を設けたその強盗映像からしてスタイリッシュでカッコいい。
ボブ・シーガーの『シェイクダウン』が流れるタイトルバックでも、エディ・マーフィ演じるアクセルは高級スーツに身を包んでいてね。ラフな格好に袋ひとつだった前作のイメージを木っ端みじんにしとるんですよね(汗)・・・。


 
BeverlyHills Cop II Intro + Shakedown



 


 前作でデトロイトの刑事アクセルは、友人の敵を討ちにビバリーヒルズへやって来て、地元の刑事たちと協力して事件を解決した。
基本はアクション・コメディなんやけど、人種や格差差別などへの和解を根底で描いたドラマは痛快だった。
今回は前作でアクセルがお世話になったボゴミル刑事部長が襲撃された。
アクセルはビバリーヒルズの仲間たちと事件を解決するため大活躍する・・・というお話。


 満員すし詰めの場内が大爆笑だった『ビバリーヒルズ・コップ』に対し、『ビバリーヒルズ・コップ2』は、むちゃくちゃカッコいいアクション映画に変わっていた。
レモンツイストを妖しく勧めるオカマちゃんとか登場していた前作って、アクセルの周りのキャラがいかに立っていたかを思い知らされる、笑えない、ひたすらスタイリッシュなアクション映画でしたね。『ビバリーヒルズ・コップ2』という作品は。


 


[1987年、7月16日、『ビバリーヒルズ・コップ2』、千日前・国際劇場にて鑑賞]





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エディ・マーフィに、前作で友達になったジャッジ・ラインホールドとジョン・アシュトンも健在。
ジャッジ・ラインホールドが銃オタクになっているという部分が意外。




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当時シルベスター・スタローンの嫁はんやったブリジッド・ニールセンはね、世の男が一度はヤッてみたい極上の女と言われていたんですが、私は大嫌いやった(爆汗)・・・。

この作品、個人的にはサントラのほうが印象に残っている・・・というか、今でもよく聴く。
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私はこの作品公開当時は滋賀県にいたんやけど、やはり滋賀は田舎なんやね、売り切れたサントラがなかなか入荷しなくてね。けっきょく地元大阪に帰った時に買った。

滋賀では一週間おきに昼勤と夜勤を交互に繰り返し、この作品は平日の夜勤明けに大阪へ戻って観た。
朝一番に千日前・国際劇場に行ったらガラガラでね。
いつもは通路側に座る私も、ガラガラなんでど真ん中に座ってたんです。
するとね、私の前の席に、お婆さんがわざわざブツブツ言いながら座ろうとする。
私がね、「朝一番からえらいお疲れ様です」って言うたら、お婆さん、「アタしゃエデーの大ファンやよってな。ケケケケケ」って、入れ歯が浮いた感じで破顔一笑(超爆)
広い場内が空いてんねんから、わざわざ私の前に来んでもええのになと思っていたら、何をブツブツ言ってんのかわかった。
「映画は賑やかにみんなで見んとな。賑やかに楽しく」って、お婆さんはお経のように繰り返していたよ(笑)・・・。

『HOUSE ハウス』





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上から『ハウス』のチラシ、ポスター、パンフです。






HOUSE ハウス』
解説:CF監督として活動していた大林宣彦の初劇場用映画監督作品。
内容は羽臼(ハウス)屋敷を舞台にしたホラー映画7人の美少女夏休みを屋敷で過ごそうとやってくるが、実はその屋敷は人を喰らう妖怪であり、少女達は1人また1人と屋敷の餌食にされていく。少女が1人食べられるごとに屋敷の女主人は若返り、花嫁衣装を着られる様になる。
大林は「作品を自分で売りたい」と、本作の監督と同時にプロデューサーを兼ね、多くのマスメディアに登場して作品を売り込んだ。
また主要出演者の7人は「ハウスガールズ」と呼ばれ、映画の宣伝の為TVや雑誌に登場。それ以外では、南田洋子が今までの経歴からは想像できない様な役柄を演じ、歌手の尾崎紀世彦も三枚目キャラを演じた。更に、当時既にスターだった三浦友和檀ふみは、1分に満たないシーンではあるが、ストーリー上重要な役柄で友情出演している。また、大林監督の家族や音楽の小林亜星などの製作スタッフも作品に登場している。
 
 
あらすじ:夏休みを利用しておばちゃまの羽臼屋敷を訪れる“オシャレ”と6人の友人。だがおばちゃまはすでにこの世の人ではなく、戦死した恋人への思いだけで存在し続ける生き霊だったのだ。そして若返るためには少女を食べなければならない。ピアノや時計が少女たちを次々に襲い、羽臼屋敷は人喰い屋敷と化した……。
 
 
今海外の映画監督さんも含めて、画を見ただけで、「あっ、これはアノ人だな」と分かる映像作家って少ないと思いませんか?・・・。
先日、お気に入りブロガーの方が大林宣彦監督の超名作『転校生』を記事にされていた。
私、友人と人気絶頂期の薬師丸ひろ子主演の『ねらわれた学園』を劇場で鑑賞したとき、クライマックスに向かうほど独特の映像美と共に摩訶不思議ちゃんに脱線しまくる映画の顛末を見るにつれて、「あっ!分かった。思い出した。これ、『ハウス』の監督や。やっぱ変やな(笑)・・・むちゃくちゃになっとる」言うて、友人とヘラヘラ笑うしかなかった。
私が思い出したのが、『ねらわれた学園』の数年前に大林宣彦監督が撮った『ハウス』の事。
 
1977年、邦画は何をやっても当たらない氷河期やったんですね。
2本立てのプログラムピクチャー期から、角川映画などの大作路線で1本立て興行に変わろうとしていた時期でもあったんですが、CМを撮って、その作家性を認められた大林宣彦さんに東宝が映画を撮らせる事になった。通常は社員を助監督からの抜てきで監督させるんですが、映像作家とはいえ、まったく畑違いの大林さんに劇映画を任せるという事は異例中の異例というよりダブーに近い制作過程だった。
大林さんはね、逆風の中、お風呂上りの12才の娘さんが、「鏡の中から出て来た私が私を食べたら怖いわよ」と言った事をヒントにお話を作り、その企画にGOサインを出したのが当時の東宝の重役だった松岡功氏(あの松岡修造のお父様)だった。
 
夏休みに公開された『ハウス』は当たり前にヒットした。どうして当たり前なのかと言うと、同時上映が当時の東宝のドル箱だった、山口百恵&三浦友和コンビの『泥だらけの純情』だったから。
しかし、私が知る当時の様子を証言すると、世間の映画ファンの注目度は『ハウス』のほうが上でしたね。
なかなか日本にはなかったんですよね・・・家そのものが人を食って若返るなんて映画(爆)・・・。
しかも絵本の中で繰り広げられるような映像に少女漫画のような語り口・・・。
当時中学生やった私にはすべてがチープなんやけど斬新に見えましたよ。
頭から絵具をぶっかけられたような衝撃を受けたものです。






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夏休みの計画を立てているオシャレ(池上季実子)は、家に帰るとパパに再婚相手を紹介される。
「新しいママなんてイヤ!」と落ち込むオシャレは、何年も会っていないおばちゃま(南田洋子)に手紙を書きます。
いよいよ夏休み、仲間6人を誘い、オシャレはおばちゃまの住む羽臼屋敷を訪れる。
この作品はとにかく広いジャンルの有名人が特別出演している。
オシャレのパパを小説家の笹沢佐保、その再婚相手を鰐淵晴子さんが演じていて、小林亜星と共に音楽を担当しているゴダイゴもチラっと顔を見せている。





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このシーンは強烈やけど、なんか笑える。
スプリング・サンバな大場久美子が若いわ・・・。







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七人の少女が家に食われていくというアイデアが良いですよね。
ピアノに食われたりね。
リーダーのオシャレを演じた池上季実子がむちゃくちゃ可愛かった。
この作品では十代で乳見せてくれたしね。
この人はこれの前にテレビの『愛と誠』での早乙女愛役も強烈やったんですよ。
なんとなくこの人を見ていて、「ああ、俺のチンコはこの人の為に生えとんのか」と思わせてくれた(爆汗)・・・。
ちょうど私の陰毛が生えるかどうかの頃やったな(爆)・・・。








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何と言うか、お話は古典的な怪談なんやけど、見事な“和洋折衷”という感じ。
当時の大林宣彦監督はサングラスにチリチリパーマでロッカーみたくカッコ良かったしね。
公開当時はチープさを感じさせる映像美が話題になりましたが、この作品が後の映画に与えた影響は凄く大きい。
映画会社の制作に革命を起こした作品であることは間違いない。

最後にオマケ。

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同時上映だった『泥だらけの純情』

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