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「仕方がない」!「やむをえない」!だけでは、政治は動かない、一人でも発言していくことだ!真実 を本音の言葉でずばりと言うブログ!

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◆石丸:
この番組、当面は週に一回の放送、1時間の放送をみなさんにお伝えしていきます。
第1週目は「社会が見えてくる」
第2週目は「世界が見えてくる」
第3週目は「メディアが見えてくる」
第4週目は「関西が見えてくる」
ですけれども、今日は第1回目という事で「特別放送」いきなり。
◆今西:
そうですね、記念すべき第1回目です。
◆石丸:
そこで今日は特別ゲストとして、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんにおいでいただいております。

【特別ゲスト 小出裕章先生】

《6:25〜》
◆小出:
今晩は小出です、よろしくお願いいたします。
◆石丸:
小出さんはたね蒔きジャーナルに最初に出られたのはいつのことだったですか?
◆小出:
2011年の3月14日だったと思います。
事故が起きて3日経った時から呼んでいただいて、それ以降連日のように話を聞いていただけるようになりました。
◆石丸:
たねまきジャーナルが打ち切られるっていう話を聞いた時は、どんなふうに思われましたか?
◆小出:
私自身の発言が出来なくなるというよりは、大変良質なジャーナリズムというものを背負ってきた番組が無くなってしまうという事を大変残念に思いました。
そのため毎日放送に伺った時も、「私はもう出してもらえなくてもいいからたねまきジャーナルを存続させて下さい」というふうに私からお願いもしました。
◆石丸:
そのたねまきジャーナルが残念ながら去年の9月で終わりましたけれども、その精神を引き継いで、このラジオフォーラムを続けていきたいと思います。
という事で今日は私たち3人と小出さんの4人で、今の原発私たち3人と小出さんの4人で、今の原発事情、これをテーマにお送りしたいと思います。
◆今西:
えー、ま、前半はですね、去年12月16日に衆議院選挙をやりまして、民主党から自民党に政権が代わりました。
政権が代わってですね、政府の原発対応も大いにに変わりつつあるという、そのあたりについて前半に語っていきたいなと。
後半についてはですね、福島第一原発、「今どうなってまんねん」という、現状ですね。
その辺についてお届けしたいなと思っております。
◆石丸:
それでは小出さん、今日はよろしくお願いいたします。
◆小出:
よろしくお願いいたします。
《8:14》

【民主党から自民党に政権が代わって】

《9:33》
◆石丸:
第一回目の特別番組をお送りしております。ラジオフォーラム。
それでは早速テーマに入っていきたいと思います。
民主党政権が自民党に代わってしまいました。
民主党政権は一応2030年代に原発ゼロを目指すという、ま、脱原発を掲げていたわけですけれども、新しくできた自民党政権、安倍政権は「これを白紙化する」という事を公言しております。
この辺について政治の動き、それから原発政策が変わっていくことについてどう考えたらいいのか?
この辺について話を進めていきたいと思っています。
今西さん、原発のことをずっと取材もされてきましたけれども、何を今日は集中してお聞きしていきましょうか?
◆今西:
もともと日本の原発というものはですね、自民党政権の歩みと共にですね、数が増え発展していったという側面があると思うんですよね。
その歴史から考えると、やはり自民党政権に戻るという事は原発を推進する政策というものがですね、やっぱり掲げられていくのではないか?
小出先生、いかがでしょうかそのあたり。
◆小出:
今、今西さんがおっしゃって下さったけれども,日本の原子力発電所は自民党が全てつくってきたのです。
いま、福島を中心に大変な苦難が存在しているわけですが、福島第一原子力発電所の原子炉に対しても、それが「安全だ」と言ってお墨付きを与えたのも自民党だったのです。
あの原子炉をつくったことに一番の責任がある政党なわけで、その政党がいまだ事故が収束していない段階で、さらにまた「原子力発電を続ける」というような道を開こうとしているわけで、私から見ると大変呆れた人たちだし、大変呆れた政党だと思います。
◆今西:
その中でね、やっぱりあの、民主党が政権を握っていた時に、一つの大きな看板というですか、ポリシーとして「2030年代までかな」と、かなり先ではあるけれども「もう原発はやりません」と、「もうゼロにしまっせ」というようなことを、総理大臣自らが言ってたわけですよね。
それをもう、いとも簡単に「民主党から自民党に政権変わりましたから、そんなもんに当主しません」と「同じ事をしません」と、そんな事よりも再稼働を、「再稼働をやってもいいんじゃないですか」おまけに安倍さんなんかは「いや、形の違う原発をやればいいのではないか」という、本末転倒のわけのわからない話をされているんですが、そのあたり先生いかがでしょうか?
◆小出:
もともと、民主党政権の時にパブリックコメントというのを求めて、2030年に、原子力発電をゼロ%にするのか、15%にするのか、25%にするのか?という事を聞いたですね。
それに対して沢山の国民が意見を寄せて、ほとんどの意見は「2030年にゼロにしろ」いやそれどころか「即刻ゼロにしろ」という意見が多かったのです。
ところが民主党政権は、その国民の意見を求めたにもかかわらず、2030年ではなくて、2030年代という、一つの「代」という言葉を付けた。
そのために2039年12月31日まで、10年間インチキでサバを読んだんですね。
そしてそのインチキをしたにも関わらず、それを閣議決定すらが出来ないという、そういう政党だった訳で、私は「大変情けない政党だ」と実は思ってきました。
しかしその民主党よりもさらにまた、原子力に関して悪い政策を取ろうとしているのが自民党な訳ですから、これから国民はどれだけ苦難を抱えなければいけないのかなと私は思います。
◆今西:
先生その辺でね、要するに安倍総理は「今までと違う原発をやればいいんだ」というような事をおっしゃられているんですけれども、
◆小出:
原子力発電所というものも機械ですので、年が経るにしたがってさまざまな改良をしていくという事は当り前の事なのですね。
ですから福島の第一原子力発電所だって、1号機と2号機は違うし、2号機と3号機も違う。
3号機と4号機もまた違うというように、少しずつ改良をしていくというものなわけですから、これからつくる原子力発電所が今までのものとまったく同じでないというのは、むしろ当たり前の事なのです。
しかし、原子力発電所というものがウランを核分裂させる、つまり核分裂生成物という放射性物質を生みだしながら、
それでエネルギーを取って発電するという原理は全く同じなのであって、基本的には「同じだ」と皆さんにも思っていただきたいと思います。
◆石丸:
ああ、まだ安倍政権が発足してまだ1カ月弱ですけれども、ちょっとその辺が心配ですけれども、ま、この話は引き続きしていただきたいと思います。
◆今西:
先生、自民党政権に戻ってですね、もう本当に今まで日本全国の原発、大飯を除けば止まっていた原発がですね、にわかに今にも再稼動してきそうな雰囲気があるんですけれども、その辺について先生はどのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか?
◆小出:
この前の選挙というものを経て、「自民党が圧勝してしまった」という事があるわけですから、自民党としては今の状態を維持しながら、原子力発電所をどんどん再稼働させる。
そして可能であれば新しい原子力発電所をつくろうとするだろうと私は思います。
ただし、もうすぐまた参議院選挙が来る。
そこでもし自民党が負けるような事になると、自民党は大変やりにくくなるでしょうから、私は多分参議院選挙が終わるまでは、自民党は静かにしているだろうと思います。
 
※上記、小出裕章(京大助教)非公式まとめよりの書き起こし「転載」(1)
 
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