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「仕方がない」!「やむをえない」!だけでは、政治は動かない、一人でも発言していくことだ!真実 を本音の言葉でずばりと言うブログ!

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                   「植草一秀の『知られざる真実』」

                             2015/05/18

大阪都構想否決が示す政権奪還勝利の方程式

              第1148号

   ウェブで読む:http://foomii.com/00050/2015051812300026580
   EPUBダウンロード:http://foomii.com/00050-27248.epub
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大阪都構想の住民投票で大阪市民が賢明な判断を示した。

投票率は66.83%。

大阪府知事選とのダブル選となった2011年の市長選での投票率60・92
%を5・91ポイントも上回った。

日本政治を立て直すには主権者が参政権を行使し、正しい判断を示す必要があ
る。

大阪市民の責任ある行動に心から敬意を表したい。

僅差で「反対」が「賛成」を上回った。

この住民投票は、大阪都構想の是非そのものよりも、今後の日本政治の方向に
強い影響を与えるという側面により重要な意味があった。

したがって、私はブログ、メルマガ記事で、大阪都構想の是非ではなく、安倍
晋三政治の暴走を阻止するための判断を重視して投票してほしいと訴えた。

僅差ではあったが、私が期待した通りの結果が示された。

このことを率直に喜ぶとともに、賢明な判断を示された大阪市民に心から感謝
申し上げたい。

もちろん、主権者の意見、判断はさまざまである。

特定の考えだけが正しく、それ以外が間違っているということではない。

重要なことは、問題をよく論議して、主権者が参政権を放棄することなく、熟
慮して権利を行使することである。

そのうえでの決定であるなら、民主主義のルールに沿って、決定を認めてゆく
しかない



私は日本の地方自治を根本から刷新するべきだと考えている。

「地域のことは地域が決める」

というのが地方自治の本旨である

「主権者の主権者による主権者のための政治」

を実現する基礎は地方自治にある。

地域に基本的にすべての権限を付与する。

そして、すべての地域が地域独自の意思決定を行う。

これが本来の地方自治である。

その際に重要なことが二つある。

一つは一つの自治体の人口数を平準化することだ。

いま一つは中央政府の権限を基本的に地方政府に付与することである。

そして、各自治体が独立性のある政治、行政を実現する。

これを目指すべきである。

具体的には、日本を人口40万人規模の300自治体に再編するべきだ。

現在の村のなかには、人口200人という村もある。

しかし、200人の村にすべての地方自治の権限を付与することは難しい。

最大の問題は人材の層の厚さだ。

人口40万人規模で平準化させる目的は、人材の層の厚さを平準化することで
ある。

現在の小さな自治体の庁舎は、広域自治体の支所として活用し、人口40万人
規模の陣容を確保するべきだ。

こうすれば、すべての自治体が必要十分な独立行政の体制を確立することがで
きるだろう。

この面から考えれば、人口が210万人の大阪市を五つの自治体に分割すると
いう発想は決して間違っているものではない。

しかし、現行の特別区の制度で分割しても、各自治体の独立性は著しく制限さ
れたものにしかならない。

日本全体の問題であり、大阪だけが単独で特別区を創設しても、その効果は極
めて限定的だ。



今回の住民投票が重要な意味を持ったのは、都構想の是非を判断する住民投票
だったからではない。

投票結果で大阪都構想が実現すれば、橋下市長が任期いっぱいで市長を辞任し
て、来年夏の参院選に出馬し、安倍晋三氏と憲法改定に突き進むことが予想さ
れていたからである。

こちらの問題の方が、はるかに重大で、影響の大きいものだったのだ。

幸い、都構想が否決されて、橋下徹氏は任期満了後に政治家を辞めることを明
言した。

記者会見では、過去に「2万パーセントない」と断言して、のちに翻したこと
についても質問が飛んだ。

橋下氏は今回はウソをつく必要がないから、ウソはつかないと明言したが、憲
法改定を推進する勢力が執拗に橋下氏の国政進出を画策する可能性が残されて
いる。

しかし、政治家がウソをつくことが、現在日本政治の劣化の最大の原因になっ
ていることを、私たちは忘れてはならない。

万が一にも橋下氏が参院選に出馬する行動を示したときには、そのときこそ、
大阪市民は怒りの鉄槌を橋下氏に下すべきである。

大阪都構想住民投票は、暗黒の日本政治に一筋の光差し込ませる重要な契機に
なったと思われる。

人々が大同団結して、参政権を間違いなく行使すれば、道は拓けるのである。

「オールジャパン平和と共生」連帯運動に大いなる勇気と希望を与える住民投
票となった。



現在の国政の悲劇は、主権者の多数意思が政治に反映されていない点に原因が
ある。

安倍晋三政権は国会多数議席を占有し、強引な政策運営を展開しているが、総
選挙における主権者の直接支持が25%しかない、少数支持政権なのである。

とはいえ、現行制度のルールに沿って議席を確保している以上は、政権に正統
性がないというわけではない。

不正選挙が広範に行われているということになると話は変わるが、不正選挙が
広範には行われていないとの前提に立つなら、少数支持の安倍政権とはいえ、
政権の正統性は保持しているということになる。

安倍政権の政策運営に反対する主権者、安倍政権の政策運営に不安を覚える主
権者は、現在の日本政治に落胆し、絶望の境地に陥っているが、絶望する前に
やるべきことがある。

それは、現状のどこに問題があり、現状のどこをどう変えればよいのかをよく
考えることである。

この点で、昨年12月の沖縄での衆院選、そして、今回の住民投票は大いなる
ヒントを与えている。

それは、安倍政権に対峙する主権者、橋下行政に対峙する主権者が大同団結、
連帯して、積極的な行動を示せば、事態を変えられるという、実績を示したこ
とである。



安倍政権は独裁政治の様相を強めているが、主権者全体の25%の支持しか得
ていない。

安倍政権に対峙する主権者が25%結集して、大同団結、連帯行動を展開すれ
ば、盤石に見える安倍政権の牙城を切り崩すことが可能になるのである。

安倍政権は三つの大罪を犯している。

憲法破壊

TPP推進

原発推進

である。

これ以外にも、

辺野古基地建設強行、

消費税大増税強行、

格差拡大推進

の行動を推進している。

これらの政策に賛成する主権者が存在することは事実である。

自由と民主主義を基本に置く国であるから、そのような意見が存在することは
容認されるし、その考え方が間違っていると断定することは間違いである。

重要なことは、反対意見にも十分に耳を傾けて、十分な論議を積み重ねて、最
後は主権者が決めるということである。

その際に重要になるのは、小さな違いを乗り越えて、大同団結して、主権者多
数の判断を現実政治に反映させることだ。



原発、憲法、TPP

で考えを共有する主権者が、連帯して行動することが何よりも大事である。

この考えで意見を共有する主権者は、恐らく、

辺野古、消費税、格差

の問題でも意見を共有できるだろう。

この考えを共有する主権者が、国政選挙の際に、連帯して行動を示せば、間違
いなく安倍政権与党の脅威になる。

25%の主権者の結集を図る

「25%運動」

を展開し、この実現を目指すのである。



本来は一つの政党が樹立されることが望ましいが、それは簡単なことではない
だろう。

そこで、現在の政党分布をそのままにしながら、連帯運動を展開する方策を考
えるのである。

そのための三大原則を改めて示す。

第一は政策主導

第二は人物本位

第三は主権者主導

である。

原発、憲法、TPP

そして

辺野古、消費税、格差

の基本問題で最も望ましい候補者を主権者が選別して支援、推薦、支持するの
だ。

その際、所属政党は問わない。

政党名ではなく、政策と人物を軸に支持候補者、支援候補者、推薦候補者を選
別するのである。

そして、重要なことは、すべての選挙区で候補者を一人に絞り込むことだ。

安倍政権が多数議席を占有している最大の秘訣は、

すべての選挙区で候補者を、基本的に一人に絞り込んでいることなのである。

対抗するには、同じことをやらねばならない。

同じことをやれば、今回の住民投票のように、互角の勝負に持ち込むことが可
能になり、勝利することも不可能ではなくなるのだ。



安倍政権の

「戦争と弱肉強食」

の基本路線に対して、

「平和と共生」

を基本路線に据える。

そして、

この

「平和と共生」

の路線を

「オールジャパン」

の闘いに位置付けるのである。

「平和と共生:オールジャパン」

の連帯運動を展開することができれば、私たちは必ず勝利することができるは
ずである。

既存の有力な運動体、また、すべての草の根の市民運動が

「連帯」

するのである。

希望の光がたしかに見えてきた。




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