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「仕方がない」!「やむをえない」!だけでは、政治は動かない、一人でも発言していくことだ!真実 を本音の言葉でずばりと言うブログ!

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                  「植草一秀の『知られざる真実』」

                             2017/07/26

         森友・加計・山口三兄弟疑惑での安倍政権崩壊確実

           第1804号

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フジテレビ報道番組に民進党の玉木雄一郎議員と自民党の青山繁治議員が出演
し、加計疑惑について論争を演じた。

青山氏は国費を投入してこの問題を国会で長時間審議することが問題だと主張
し、玉木氏は安倍政権が情報を公開すれば1日ですむ事案だと答えた。

民進党が自民党の情報誘導に乗ってしまうから問題の本質がずらされてゆくの
である。

テレビ番組で対決討論するなら、民進党は強力な論者を送り込むべきである。

自民党の青山繁治氏のような正論をきちんと組み立てることすらできない論者
に誘導されるようでは安倍政治打倒など山の彼方に消え去ってしまう。

森友疑惑も加計疑惑も小さな問題などではない。

政権の存立を吹き飛ばすような極めて重大な問題である。

問題を追及する側が、問題の重要性を視聴者にはっきりと分かるように訴えな
ければ、青山氏が言うように、国会で時間をかけて論議する意味など主権者に
理解されるわけがない。

加計問題の本質は、安倍首相の個人的な近親者による獣医学部新設を、安倍首
相が政治権力を私物化して、強引に決定したと見られる事案である。

獣医学部を新設すること自体が否定されるべきものではないが、獣医学部を新
設することになれば、客観的な評価として、京都産業大学による新設を認める
のが順当な判断となる可能性が高かった。

このことから、安倍首相の意向の下で、極めて異例の行政決定プロセスが用い
られて、加計学園による獣医学部新設が決定された。

政治の私物化、政治の腐敗という、民主主義政治における最大の害悪が表面化
した事案である疑いが濃厚なのである。



極めて重大な問題であり、国会が時間をかけてでも真相を究明し、問題の適正
な処理を図ろうとすることは当然のことである。

これを、どうでもよい問題であるかのように表現する青山氏の主張を厳しく糾
弾するのが、玉木氏が実行するべき責務であったが、基本的な部分で青山氏発
言に同調してしまうのでは、野党の追及が腰砕けになるのは当然のことだ。

加計学園による獣医学部設置問題が一気に動いたのは、2016年8月から1
1月にかけてである。

第3次安倍第2次改造内閣が発足したのが2016年8月3日だ。

この内閣の地方創生相に山本幸三氏が就任し、国家戦略特区を担当することに
なった。

ここから事態が急変し、11月9日には「追加の規制改革事項」が決定されて
しまう。

そして、2018年4月開学を定めて獣医学部新設の公募が行われた。

これに応募できるのは加計学園のみである。

加計学園の獣医学部開設を認めるための特殊な行政プロセスが展開されたので
ある。

この三文芝居の演者は、山本幸三、竹中平蔵、八田達夫であり、助演が加戸守
行元愛媛県知事、山本有二農水相である。

山本幸三・竹中平蔵・八田達夫をつなぐ点と線については、稿を改めて詳しく
論じる予定である。

私は1985年から87年にかけて大蔵省財政金融研究所に勤務したが、この
時代に創設された財団法人研究情報基金という外郭団体を舞台に、山本幸三氏
と竹中平蔵氏が結びついている。

その後の日本はハゲタカ勢力の手先による日本収奪が実行される歴史をたど
る。

その日本を収奪する売国勢力が猖獗を極めてきたのが2001年以降の日本政
治である。



国会では取り上げられる頻度が低下した森友疑惑であるが、本日のNHKの午
後7時定時ニュースが極めて重大な事実を伝えた。

森友疑惑の核心は、時価が10億円は下らないと見られる国有地が1億340
0万円の激安価格で払い下げられたという点にある。

不正廉売が事実であれば、財政法第9条に違反し、当該行政官は刑法上の「背
任罪」を問われることになる。

これが問題の核心である。

私は本ブログ、メルマガで、本年2月以降、この問題を徹底追跡してきたが、
そのなかで、最終的に近畿財務局と国有地払い下げの価格交渉を行ったのが森
友学園の元顧問弁護士で酒井康生氏であると指摘してきた。

酒井氏が近畿財務局との折衝内容を詳細に把握していると考えられ、酒井氏を
国会に招致して尋問することが重要であることも指摘してきた。

酒井氏は顧問弁護士としての守秘義務を負っているが、クライアントである森
友学園の籠池泰典元理事長は、価格交渉の詳細を酒井弁護士が公開することを
歓迎すると考えられるから、酒井氏は公益上の視点から事実関係を公開するべ
きであると思われる。

NHKは独自情報として、近畿財務局と森友学園の代理人との間で交渉を行
い、実質タダとなる価格で払い下げ価格が決定されたと考えられると報じた。

森友学園が支払える金額の上限が1億6000万円でされた一方で、国が支払
う土壌改良費が1億3200万円であるため、この間で払い下げ価格が決定さ
れたとの経緯が報じられた。

こうなると、近畿財務局の行動は違法行為となる可能性が高く、佐川宣寿前財
務省理財局長は国会において虚偽答弁を行った疑いが濃厚になる。

すでに大阪地検特捜部は刑事告発を受理しており、この問題が刑事事件に発展
する可能性が急激に高まったと言える。

森友・加計・山口三兄弟疑惑は、政治の根幹を揺るがす超重大問題である。

軽い問題ではまったくないことを、改めて確認する必要がある。



昨日、7月25日の参院集中審議では、加計学園による今治市における獣医学
部新設の意向を安倍首相が知った時期に関する安倍首相答弁の揺れが大きな問
題になった。

集中審議でこの問題に関する質疑が多かったことを批判するコメンテーターが
何人もいるが、このような発言を示すコメンテーターは、国会審議の論評とし
て「野党を叩く」ことを目的に行動している疑いが濃厚である。

これまで権力を批判してきた「政治評論家」などが、テレビに重用され始める
と、にわかにスタンスを変えている事例も目立つ。

誰とはここには記述しないが、「おや」と思わせる言動が目立つ。

せっかく手に入れ始めたテレビ番組での出番であるから、このチャンスを永続
させるために、節を屈して、政権よりにスタンスを修正しているように見え
る。

醜悪な姿であるが、視聴者はそのような変化があり得ることを念頭に入れて報
道に接しないと、すぐに情報誘導に乗せられてしまう。



加計問題では、加計学園が今治市に獣医学部を新設する意思を有していること
を、安倍首相がいつ認識したのかが、決定的に重要である。

本年の1月10日か1月20日であるかの違いは大きくなく、これに質問時間
を割く必要はないが、安倍首相がこの認識を有したのが2015年6月という
ことになると話はまったく違ってくる。

6月5日の参議院決算委員会では、民進党の平山佐知子議員から、

「大親友の加計理事長が獣医学部新設の思いがあったことはご存じだったか」

と聞かれる、安倍首相は

「国家戦略特区に今治市とともに申請を出された段階で承知をした」

と説明している。今治市が国家戦略特区に申請したのは2015年6月であ
り、この時点から加計学園による今治市での獣医学部新設の意向を知っていた
ことになる。

また、安倍首相は6月16日の参議院予算委員会で、社民党の福島みずほ議員
から、

「加計学園が獣医学部新設を目指しているのを知ったのはいつか」

と問われ、

「構造改革特区において、加計学園が申請していたことは知っていた」

としたうえで、

「国家戦略特区に申請すれば、私の知りえるところになる」

と答弁している。



さらに、福島みずほ議員が4月18日に提出した

「安倍首相は、学校法人加計学園の加計孝太郎理事長が今治市に獣医学部を作
りたいと考えていることを2016年11月9日以前に知っていたか。知って
いたのであれば、いつから知っていたのか。」

という質問主意書に対する答弁で、

「2007年11月の愛媛県今治市等からの構造改革特別区域法第三条第三項
に規定されている提案、

2016年6月30日に「「日本再興戦略」改訂二○一五」」

を明示している。

国会で参考人として発言した加戸守行氏は、今治市における獣医学部新設の意
向が加計学園との連携であり続けてきたことを明言している。

つまり、国家戦略会議での今治市申請事案イコール加計学園による獣医学部新
設意向なのであり、安倍首相が加計学園による今治市での獣医学部新設の意向
があることを本年1月まで知らなかったというのは、明らかなウソである。

現に、安倍首相自身が国会答弁で2016年6月の今治市による特区申請の際
に知ったことを明言しているのである。



過去の答弁を消去して、新たに本年1月まで知らなかったことにしようとして
いるのは、安倍政権が強引に今治申請を認めて、2018年4月開学で獣医学
部新設の公募を行ったのが、昨年8月から本年1月にかけてのことであり、こ
の間に、安倍首相が加計孝太郎氏と頻繁にゴルフや飲食を共にしているからな
のである。

状況証拠を並べれば完全な真っ黒である。

この「真っ黒」が完全に明らかになったのが、閉会中審査であり、この国会審
議を否定的にコメントする者は、まず間違いなく、権力側の回し者か、権力に
媚を売ろうとしている者ということになる。



天網恢恢疎にして漏らさず

という。

権力を私物化するこのような悪事が放置されて良いわけがない。

その天の網に安倍首相がかかったことが次第に明らかになりつつある。

収賄やあっせん利得の疑惑が見えないとの声があるが、それは表面だけのこと
である。

裏側を丹念に調べれば、恐らく、驚くべき事実が判明することになるだろう。

往生際の悪い安倍首相はその天の網を力任せに噛み切ろうとしているが、安倍
首相の歯に、そのような力は残されていない。

森友疑惑でも、核心に関する新たな重要事実が浮上した。

弁護士の郷原信郎氏は、

「「投了」で終わらず、玉が取られるまで差し続ける子供のヘボ将棋」

と表現されたが、まさにその通りである。

水戸黄門でも悪代官のなかの、さらに最低レベルの悪党が、最後まで悪あがき
をする。

安倍劇場の幕が下りるときは目前に迫っている。




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