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弁護士のドラマが2本今日初回であるというので録画して見てみた。 裁判員制度を初めとする司法改革が注目されている(?)ので、これからこの手の番組とか増えそう ですね。 「7人の女弁護士」と「弁護士のくず」について、以下ネタバレ有なので注意 1.1本目「7人の女弁護士」 〜「女の味方」、「犯罪に泣く女性を救いたい」をテーマに、7人の女弁護士たちが、女性がらみの事件を 解決していくドラマ〜番組HPより
第一話は殺人事件で逮捕された女性が自白までしたが、自白を撤回→弁護士が真相解明というもの。
刑事推理モノに良くありがちなパターン。従来の刑事ドラマに毛が生えた程度で正直期待はずれ。*まあ別に最初から期待してないけど。 2話予告を見るとこれまた刑事事件のようなので、特に時間を割いて見る必要もないなというのが 率直な感想。 ただ、番組HPによるとセクハラや離婚問題、労働問題なども取り上げる様子。ありがちな刑事ドラマ パターンには興味ないけどそっちにはどんな感じでやるか若干興味あるなと思った。HPの予告見て そういう回だけ見れたら見ようかなと思う。 2.弁護士のくず ワク内は番組HPより 豊川悦司と伊藤英明の初共演コンビでお送りする、今までになかった弁護士ドラマ。
原作は、現在ビッグコミックオリジナルで連載中の井浦秀夫の「弁護士のくず」。
主人公は、裁判で勝つためならどんな手も使う「弁護士のくず」九頭元人。
弁護士は正義の味方じゃない!法律は人を罰するためじゃなく、救うためにある!
―― それが、この男の秘めたるモットー。
高校中退、好きなモノは金と女、行動はガサツ、物言いは下品、そんなハチャメチャ弁護士・九頭
役 にコメディー初挑戦の豊川悦司。正義感に溢れる新人弁護士で、九頭とコンビを組んで振り回さ
れる武田真実役に伊藤英明。
第一話は女性社員が上司からセクハラを受けたのに対し損害賠償請求するというもの(女性側)
詳しい内容は省略するが、裁判の結果、女性側が勝利。 だが、終わった後に実は合意的な側面もあったことがわかる。 若干とまどう新人弁護士の武田に九頭がいった 「世の中には2つの真実がある。 まぎれもない真実と裁判所が認めた真実だ。」 と言う言葉が印象に残った。 ところで、このドラマを見ていると熱く熱心に時間をかけて取り組んでいる新人弁護士の 武田に対し、(一見?)遊びまわっている九頭弁護士の方がポイントをついた活動?をして 結果を出している。 皆さんはどう思われるだろうか。やはりこの業界誠実に行うことはもちろんだが、仕事には 結果(有能さ)が求められる。 「70の力量を持つ弁護士が誠心誠意、精一杯の努力をして70の質の仕事をした場合と、 100の力量を持つ弁護士が口笛を吹きながら80の質の仕事をした場合では後者の方が評価され、 しかもより倫理的」なのである。 (加藤新太郎「コモン・ベーシック弁護士倫理」法学教室285号78頁) 以下のエピソードなんかも興味深い(加藤・同77頁以下より) 新人弁護士Eのケース 質のよくないセミナー業者から遠方の簡易裁判所に小額訴訟を提起された消費社Aから 相談を受けた。請求原因はまったく根拠に乏しいケースであった。Aとしてはその遠方の簡易裁判所 に出向くだけで、請求されている金額の3分の2の出費になってしまうという事情があった。 新人弁護士のEは、話を聞いてすぐにこれは不当な請求であると考えた。Aは友人でもあったので 自分の勉強のために受任することにし、先輩弁護士に頼んで、交通費の実費のみをもらうという委任 契約を締結した。Eは裁判例やら文献の調査を時間をかけて十分に行い、自身をもって業者の請求が 不当であることを力説する答弁書を提出し、甲の陳述書など関係証拠も併せて送付した。 そして、口頭弁論期日にも遠方の簡易裁判所に出向いて、同様の主張を展開したところ、裁判官の 納得も得られ、業者に取り下げ勧告までしてくれた。その結果、業者もしぶしぶではあったが訴えを 取り下げAには交通費以外は出費がない形で案件が落着した。Aには大変感謝され、Eは報酬は得られな かったが、自分の法律実務家としての力で人助けができたという思い出満足であった。 ベテラン弁護士Fのケース 同様の案件でFはAの話を聴き、民事訴訟法17条の移送を申し立てることを助言した。 そしてAのリクエストに応じて安価な報酬で移送申立書を作成してやった。 Aは移送申立書を簡易裁判所に提出したところ、ほどなく事件が居住地に近い簡易裁判所に移送に なった。今度は業者にとって口頭弁論期日に出頭するのに交通費がかかる裁判所になったので、 業者は訴えを取り下げるに至った。 ぶろぐ村ランキング←ランキングに協力を 更新しないとやっぱ順位落ちるね |
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ドラマでは正義の味方の弁護士。実際は全てお金、モラルも無く言葉使いも最低!民事裁判に何度か出廷して感じました。法律を悪用しない本当に信頼できる弁護士さん・・・いるの?
2006/4/15(土) 午前 11:36 [ vol*ofa**50 ]
ドラマでは正義の味方の弁護士。実際は全てお金、モラルも無く言葉使いも最低!民事裁判に何度か出廷して感じました。法律を悪用しない本当に信頼できる弁護士さん・・・いるの?
2006/4/15(土) 午前 11:36 [ vol*ofa**50 ]
民事裁判は嘘つき合戦的なところもありますからね。あと、何が「正義」なのかってのも微妙な問題ですね。ケンカ(裁判)している以上、相手に対する言葉遣いは若干荒くなるのは仕方ないと思いますよ。ケンカ中に相手に敬語は使いませんよね(笑)。私も研修中、相手に送る文書を書いた時に丁寧すぎるケンカしてるんやからもっと強めの表現で書いた方が良いと注意されたことがあります。
2006/4/15(土) 午後 0:50
数十人の弁護士と会ってきましたが、未だそういう弁護士に会ったことはないですね。全員尊敬できる方ばかりです。あと弁護士は依頼者の代理人なわけですから、依頼者の利益を重視することになりますね。
2006/4/15(土) 午後 0:53
知人に個人民事再生を受けた人がいますが、過払いでずいぶん戻るはずだたのに、手続きを急がされて放棄することを勧められたそうです。戻っていればその金額で民事再生の支払いに回せたのに・・と悔やんでいましたね。その弁護士さんとは市民相談で出会ったそうですが、やっつけ仕事なのでしょうか?
2006/4/17(月) 午後 0:03 [ koba ]
すいません、ちょっとわからないです。ちなみに私の研修先の先生は市民相談でそのまま引き受けた仕事(しかもあんまり割にあわない仕事)を誠実に取り組んでおられましたよ。
2006/4/17(月) 午後 5:52
私も、今春の弁護士ドラマ3作を見た感想書いてますので、是非見にきて下さいね! 7にん・・・と、くずに付いての論評、同感です。「まちべん」はご覧になりましたか?
2006/4/23(日) 午前 6:38 [ まいかです、只今療養中 ]
流石にプロを目指す方の、引用や、詳細な記述、とても読み応えがありました。特に、実例として掲載された、二人の弁護士さんの対処の仕方には、知る者と無知な者の対比、鮮やかですね。
2006/4/23(日) 午前 6:47 [ まいかです、只今療養中 ]
maika510sさん、コメントありがとうございます。またよらせてもらいます。「弁護士のくず」は面白いですよね、2回目も見ました。「まちべん」は一回見ようと思いながらも録画を逃してしまっている今日この頃です。題名を見る限り刑事事件のようなので、今までと変わり映えないのかなーと期待が出ないからですかね。一度は見てみたいと思いますが。あと、本文中のは多分「実例」ではなくて創作ではないかと思います。言いたいことが当てはまるケースはやっぱあるんでしょうけど。
2006/4/23(日) 午前 9:14
マチベン後2回で終ります。ちらっとでもご覧くださいね。 一度、裁判官を主人公にした小説読んだことありますが、取材もしっかりしている感じで、面白かったです。たしか和久俊三だったと思うけど、違うかな・・
2006/4/23(日) 午前 11:28 [ まいかです、只今療養中 ]
もう終わっちゃうんすか?そいつは残念。裁判官モノとしてはマンガですが「家栽の人」(全15巻)がオススメですよ。そのうち記事で紹介する予定です(あくまで「予定」です)。
2006/4/23(日) 午後 0:58