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(前回の続き)
僕はリビングまで案内されるとそこにあったソファーに座って待つように言われた。
由里:「ここでお姉ちゃんと待っててくださいね。先にお母さんがもう帰ってくると思うから。それじゃごゆっくりー。」
というと由里ちゃんは階段を上り自分の部屋へと入っていった。
すると香織が僕にメールを打った。
香織「どう?妹かわいいでしょ?惚れたんじゃないー?笑」
僕は返事を返した。
拓人:[バカ!そんな訳ないだろ!!]
香織:[あー。なんか焦ってるー!]
拓人:[そんなことない!!!]
すると玄関から、
「ガチャ」
「ただいまー。」
という声が聞こえた。
それはお母さんの声だとわかった。
僕は香織の肩を叩き、メールをした。
拓人:[お母さん帰ってきたんじゃない?]
香織はそのメールを見ると玄関までお母さんを出迎えにいった。
僕はそわそわしながら挨拶の準備をしていると香織とお母さんがリビングに入ってきた。
僕はお辞儀をするとこう言った。
拓人:「こんにちは。お邪魔してます。拓人と言います。」
するとお母さんが言った。
香織の母:「あら。こんにちは。いつも香織がお世話になってます。この前はごめんさいねぇ。お父さんがあんなこと言っちゃって・・」
僕は言った。
拓人:「いえいえ、僕の方こそ香織に無理させてしまって、ご両親にも心配をおかけしてすいませんでした。」
香織の母:「いいのよ。あなたは悪くないんだから。それより香織とお付き合い始めたんだって?」
拓人:「あっ はい。」
香織の母:「香織はこの通り耳が聞こえないからいろいろ大変よ。本当に大丈夫なの?」
拓人:「大丈夫です!そんなこと僕はなんとも思ってませんから。」
香織の母:「そう。私は応援するけど、まだお父さんはこのことを知らないからなんていうか・・」
拓人:「わかってます!僕の想いをお父さんにもわかってもらえるように頑張ります。」
香織の母:「わかった。私からも言ってあげるから。」
するとその会話を見ていた香織はお母さんと僕にメールを見せた。
香織:[さっきから私のことほったらかして何を二人で話してるの!?プンプン]
僕はメールを返した。
拓人:[ごめんごめん。香織がいること忘れてたよ!笑]
香織:[もう!!ひどいじゃない!]
僕は笑いながらメールを返した。
拓人:[ウソ!ウソ!冗談だよ。]
僕達はそんなやりとりをしていると、
「ガチャ」
玄関の扉が開く音がした。
香織の母:「あらっ!お父さんが帰ってきたんだわ。」
それを聞いた僕は緊張がよみがえり、唾をごくりと飲み込んだ。
拓人:「・・・」
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小説:避雷針からファーストラブ→http://blogs.yahoo.co.jp/kome125/folder/311853.html
2005/5/2(月) 午前 2:02 [ - ]