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(前回の続き)



翌朝、なにかいい匂いがするのに気づいた僕はふと目が覚めた。

台所に目をやると料理をしている香織の姿が見えた。
香織は僕が起きたことに気づくと笑顔でおはようという口の動きをみせた。
僕はおはようと言い返すと、香織が僕のところまで来てメールを見せた。

香織:[朝ご飯作ったから一緒に食べよう!]

すると香織は目玉焼きとハムに、納豆と味噌汁を机の上に並べた。
僕は驚いてメールでこう言った。

拓人:[うまそう!!材料はどうしたの?]

すると香織は、

香織:[朝、買い出しに行ってきたんだ。昨日ここに来るときにスーパーが近くにあったの覚えてたから。]

拓人:[そうなんだ!うれしいな。でも一人で買い物とかあぶないから俺に一言声かけろよな。]

香織:[うん。でも拓人気持ち良さそうに寝てたし、びっくりさせたかったから。]

そうして僕達は香織が作った朝ご飯を食べることにした。
デートのときのお弁当以来、香織の手料理は二度目だったが、やっぱり香織のご飯はおいしかった。
僕は一気にそのご飯を食べ尽くした。


そうして朝食を食べ終えた僕達は、今日は休日だったので二人で出掛けることにしたんだ。



僕達は街を出てショッピングを楽しむことにした。
外はまだカンカン照りの真夏。
汗をかくのを嫌った僕達はデパート巡りをしたんだ。

香織は僕に服を選んであげると言って、僕をコーディネートしてくれた。
僕は服のセンスなどまったくない男で、香織はそれに気づいていたのか僕の改造作戦を始めたんだ。

香織は僕にインディアンの絵が書かれた白いTシャツと所々破れているジーパンを選んでくれた。
僕はそれらを購入すると、香織は着てみたら?とメールをするので、そのお店で新しいTシャツとジーパンに着替えたんだ。
香織は着替えた僕を見て、

香織:[いい感じ!似合ってるよぉ!]

というメールを見せた。
僕は少し照れたが、なんだか新しい自分が誕生した感覚に心が弾んだ。

そうして僕達は夕方、お腹が空いたので近くにあるスパゲッティ屋に入り、食事をとることにした。

そこのスパゲッティ屋はミートスパゲッティがすごくおいしいと有名で、香織は何度か来たことがあるらしい。

僕はミートスパゲッティを頼むと、香織はカルボナーラを頼んだ。
二人で店に入ったときは別々のメニューを頼むと、両方の味を楽しむことができるので良い。


僕は何か思い出したかのように、香織にメールを入れた。


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