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(前回の続き)





拓人[もう俺とは会わない方がいい]

そう返事をした僕は香織からの返信を待ったが、メールは返ってはこなかった。

本当は香織にすごく会いたいんだ。
会いたくて会いたくてしかたがない。
心から香織を愛していた。

でも今の僕は香織と会う自信を完全に無くしていた。
香織はどう思っているんだろう?
あんなメールを入れて僕は嫌われただろうか?
もしそうでも香織にとってはこれでいいのかもしれない。
いや、そうじゃない・・・
香織にとっていいのではなくて、僕にとってそれがよかったんだ。
香織に会うのを恐がっていた僕にとっては・・・。

時計を見るともう七時半を回っていた。
窓から外を見ると、もう辺りは薄暗く、曇り空からは雨がぽつりと降りだしていた。
僕はつぶやいた。

「まさかなぁ・・・」

香織が公園で待ってはいないだろうか?そのとき思ったんだ。

気になった僕は公園に向かうことにした。


外へ出ると、雨は次第に強くなり、僕は普段使わないタクシーを拾った。


そうして公園の近くに着き、タクシーから下りると土砂降りの雨が僕に降り注いだ。
慌てて傘を広げ、僕はゆっくりと公園の中へと歩いた。

こんな雨の中、一人で香織が待っているわけがないと思ったが、念のため僕はいつものベンチを少し離れた場所から覗きこんだ。

「ん!?」

するとベンチに人の気配が・・・。

僕は香織ではないだろうかと慌ててベンチへと駆け寄ると、そこには傘もささずに全身びしょ濡れの香織が座っていた。

うつむいている香織に傘をかぶせ、そっと肩を二回叩くと、それに気付いた香織は顔を上げた。
その時の香織の目は、赤く充血していて、泣いているようにも見えたが雨がそれをわからなくしていた。
僕は携帯を取出し香織にこうメールをした。

拓人:[なんで待ってんだよ!?]

香織は濡れたバッグから携帯を取り出し、僕にメールを返した。

香織:[来てくれるって思ったから]

拓人:[バカ!こんな雨が降ってんだぞ!身体壊したらどうすんだよ!]

僕は、香織の手を引っ張ろうとしたが、香織はそれを振りほどいた。

香織:[拓人は本当に私と別れた方がいいって思ってるの?]

少し黙りこんだ僕はゆっくりとメールを入れた。

拓人:[ああ、俺といても香織につらい思いをさせるだけだよ。香織の為にもその方がいいんじゃないかな・・・]

すると香織は突然立ち上がり、僕にビンタをした。

パンッ!!

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この辺なんかイイすねw

2005/6/5(日) 午後 8:44 [ 拓耶 ]


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