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(前回の続き)
香織:[今日は拓人に誕生日プレゼントがありまーす(^-^)]
香織はそういうとプレゼント用に包装された少し大きめの箱を僕に渡した。
僕は香織にメールをした。
拓人:[料理まで作ってもらって、プレゼントまで用意してくれたの!?そこまでしてくれなくてよかったのにー!]
すると香織は手話で「いいの!いいの!早く開けてみて!」と言ったので、僕はそのプレゼントの箱を開けてみた。
すると中には、白いランニングシューズが入っていた。
香織は僕にメールをした。
香織:[何にしようか悩んだんだけど、拓人のシューズは練習ですぐにボロボロになっちゃうでしょ?だからコレにしたんだぁ。気にいらなかった?]
僕は首を横に振りこうメールをした。
拓人:[そんなことないよ!すげー嬉しいよ!ありがとう。さっそく明日から履こうかなー!]
それから僕達は買ってきたケーキを出し、そこにロウソクを立てて電気を消した。
ロウソクに火を付けると僕達は手拍子をして、口パクで唄を歌ったんだ。
♪ハーピバースデーツーユー
♪ハーピバースデーツーユー
♪ハーピバースデーディア たーくとー
♪ハーピバースデーツーユー
僕はロウソクの火を吹き消すと、香織は笑顔で拍手をくれた。
すると香織がメールで言った。
香織:[おめでと!今気付いたんだけど、普通はロウソクの火を消してからプレゼントを渡すよね?焦って早く渡しすぎちゃった。笑]
すると僕達に笑いがこぼれた。
これから二人には幸せな日々が続くんだなと実感した瞬間でもあった。
そうすると香織はお手洗いにいくと言って立ち上がり、僕はトイレに向かっている香織の様子を後ろから見ていると、なんだか香織の足がふらついてることに気が付いた。
すると突然香織はしゃがみこみ、床に手をついた。
僕は慌てて香織に駆け寄った。
「大丈夫か!?香織!!」
僕の慌てる様子を見た香織はメールを打って僕に見せた。
香織:[大丈夫だよ!少し眩暈がしただけだから(^-^)]
僕は今まで忘れていた。
あまりにも幸せだった日々と、ボクシングにも夢中になっていたせいか香織の病気のことがいつからか頭から消えてしまっていた。いつ再発してもおかしくない病気のことを・・・
それから香織は平然な顔を見せ、普通を装っていたが、僕にはそれが逆に無理をしているのではないかと不安でたまらなかった。
その後、お互い次の日は仕事だったので、僕は香織を家まで送ったんだ。
その帰り道、僕は一人で香織のことを考えていた。
病院の先生に言われた言葉や香織のお父さんに言われた“覚悟”の意味。
幸せの階段を駆けのぼっている僕にとってその言葉は、幸せな分だけ二倍にも三倍にもなって伸し掛かってくる。
だけど僕は信じることにした。
香織の体は良くなってきていたんだ。きっとこれからも二人の幸せな生活が続く・・・
そう信じていたんだ・・・
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訪問&コメントありがとうございます。 小説いっきに読んじゃいました(^^)嬉しさと切なさが・・・心にきますね。続き待ってます。
2005/5/27(金) 午前 4:05 [ cat*on*y ]
このあと、どうなるのぉ(><) きーにーなーるぅo(><)o
2005/5/27(金) 午前 9:45 [ れい ]
同時進行ご苦労様☆ 忙しいのに大変でしょう??大丈夫??? あと4日で解約となりました!!(^π^) えんまもたまにはゆっくりしてねぇ(^へ^)ノ ナナ
2005/5/27(金) 午後 3:12 [ - ]