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もう1ヶ月前になりますが、ケンポンの絵の展覧会に行った後
コージーコーナーで甘いもの食べて帰った時に見かけた
コージーコーナーのスイーツの食品サンプル。
思えば私にも沢山製作するチャンスがあったのですが、1度きりの製作で
終わった苦い思い出が蘇りました。
本社の営業から「コージーコーナーからサンプルの以来があって、何種類か
試作で作ることになりました」と連絡があり、工場長と私と先輩が担当することに
なりました。
コージーコーナーのショートケーキに代表されるように、
1・苺を目立たせる。
2・ケーキ断面のフルーツを何が入っているかはっきりアピールさせる。
3・サンプルを製作するのに当たり前ですが、パッと見をよくする。
を気をつけて作るよう指示されました。
苺の断面の表現が物凄く難しく、時間がかかる断面の着色でしか
綺麗な表現が描けず、何度も失敗しました。
苺を縦に半分にすると、木の枝のように白い筋が真ん中から外へ延びていくように
見えると思うのですが、その表現がなかなか上手く描けませんでした。
既製品の苺では、型を当ててエアガンで白く吹き付ければお終いでしたが
そうはいきません。
あまり時間をかけていても、見積もり通りの予算内には間に合いません。
他のフルーツの断面はさほど難しいものではなかったのですが、苺だけは
苦戦続きでした。
結局、何層も手塗りのような感じで断面を描きました。
ケーキ自体はやはり工場長が殆ど請け負った感じで綺麗に仕上がりました。
私はショートケーキは途中で工場長に取り上げられた感じで最後まで製作できず
比較的簡単なチーズケーキとチョコ系のケーキしか作れせてくれませんでした。
結局、見積もり通りの製作時間内に終わるのは難しいと判断したのと
付帯作業(サンプルが汚くなったら各店舗へ行って掃除する等)が割り合わないこと
から、当時働いていたサンプル会社への依頼は来ませんでした。
食べに行った日、サンプルを見ましたが当時製作した苺の断面の方が
良かったような気がしました。
全体的に見ても飾ってあるサンプルは映えてて綺麗に作ってありますが
苺を見ると、ウチらのほうが、いや工場長が描いたほうが上手いと思う。
品物全体を鮮やかに見せて、苺の断面を目立たせて無い様にも見えました。
コスト下げたのかな?
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