大陸棚と尖閣諸島について 前回、尖閣諸島は地質的には琉球列島には属さず、中国の大陸棚上に在ると説明したが、これも中国が尖閣諸島を自国の領土とする理由の一つになっている。これを別の中国領土問題に当てはめて考えてみよう。中国は日本以外にも、フィリピンやベトナム、マレーシアなどと南沙諸島を巡って領有権争いをしているが、南沙諸島は、地質的にはこれら東南アジア諸国の大陸棚上にあり、中国とは連なっていない。中国政府はこと南沙諸島に関しては大陸棚を持ち出していないのだ。ある領土問題には地質的な証拠として大陸棚を持ち出し、別の領土問題では不利になるので大陸棚を領有権の証拠として持ち出さないというのは、何とも勝手な論法である。
尖閣諸島問題めぐり、渋谷で大規模な抗議集会とデモ(10月2日代々木公園)
この小さな諸島の領有権問題が浮上したきっかけは次の通りである。1968年10月12日から11月29日にかけて、日本、中華民国、韓国の海洋専門家が中心となり、国連のアジア極東経済委員会(ECAFE)の協力の基に、東シナ海一帯にわたって海底の学術調査を行った。翌年5月、東シナ海の大陸棚には、石油資源が埋蔵されている可能性があることが指摘された。これが契機になって、尖閣諸島がにわかに関係諸国の注目を集めることになったのだ。現にこの2年後に、台湾と中国が相次いで同諸島の領有権を公式に主張している。石油があるとの発表が無ければ、これほど問題がこじれたとは考えにくい。
田中邦貴「尖閣諸島問題」より
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中国には、漁場以外にも思惑があるわけですね・・・ふむふむ
2010/10/2(土) 午後 11:52
エネルギー資源が埋蔵しているかもしれないというのは重要な関心であることに違いないのですが、それを共同開発しようという日本側の提案を蹴って、一人占めの占有権を主張したいというのが根源にあるようです。
2010/10/3(日) 午前 0:02
中国は沖縄にも手を伸ばし始めていますよね。沖縄独立の工作を始めているようです。既に沖縄共和国の憲法まで草案を考えており、公用語は中国語だそうです。領土拡大の野心はとどまるところを知りませんね。こんな国を隣国に持つ日本は、あまりに中国への認識不足がひどい状態です。今回のことで、少しは中国という国の正体がわかったのではないでしょうか。
2010/10/3(日) 午前 1:27 [ kakinoki ]
中国はヤクザの国です。まともにつきあえません。
今日本は明治維新の黒船来航と同じように、戦後60数年の平和ボケから目覚めよとしています。
2010/10/3(日) 午後 1:13 [ サイタニ ]