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よく獣医師の間で話題に出るものとして、「ステロイド獣医師」 という言葉があります。 「ステロイド獣医師」とは・・・
どんな症例に関しても、すぐにステロイドを出す獣医師のことです。 ステロイドを使用すれば、難しい診断をしなくても、炎症をピタッと止めることが 可能なので、飼い主さんからは評判が良いのですが、問題が…>< 副作用によって他の動物病院へ連れて来られるケースもあり、そのような現場を 知っている獣医師からは反感を買っているようです… ステロイドを処方しますと、炎症が簡単に消えます。 どんな病気でも殆ど消えます! ですから、飼い主さんは「この先生、凄い!」と思うのです。 しかし、根本原因の解決にはなっていないことが殆どですので、 再発するケースがあります。 軽い病気であれば、ステロイド1発で治ってしまうこともありますが・・・ その際も、再び同じ先生に診察してもらうと、またステロイドが処方されます。 前回と同じように炎症がすぐに消えるわけです。 「この先生に診てもらうと、たちまちに症状が良くなるわ〜!」 ということで、飼い主さんは先生を信頼します。 しかし、徐々にステロイドも効かなくなってきます。 根本原因が解決されていないと、再発する期間も段々短くなってきます。 そうすると、ステロイドの量が増やされるケースがほとんどです。 徐々にステロイドの量が増えて・・・ 今度は、免疫反応が正常に機能しなくなってしまいます。 (「白血球の動きが悪くなる」と考えると分かりやすいと思います) 白血球の動きが悪くなると、免疫機能が落ちてくるので、 次第に体の中にいる細菌やウイルス・カビなどが増え始めます。 いわゆる感染症を起こすのです。 しかし、ステロイドを使用している状況では、かなり進行しなければ、 症状は表面化しません。 ステロイドが炎症反応を抑えてくれているからです。 体は、感染症を起こしているのに、それを無理やりステロイドで消している状況・・・ 根本原因には一切手を触れず、 延々と火に油と水を同時にかけているようなものです>< ここで、ステロイドを急に切ったとします。 すると・・ 今まで溜めこんでいたものが、一気に表面に現れてくることがあります。 例えば、ワンニャンが皮膚病であった場合、ステロイドを急に切ると、 体中の痒みがどうしようもなく止まらなくなることがあるのです。 (注)全てではありません。 この結果、飼い主さん自身も「ステロイドがないとワンニャンを見てられない!」 という気持ちになってしまい、結局ステロイドを止めることができなくなってしまいます。 私は、ステロイドを飲ませ続けたことによって病気を起こしてしまったケースを、 いくつか知っています>< (ワンニャンともに、症例を見ています…) ●糖尿病
●クッシング症候群(ホルモンの病気) ●その他、短期的なもので言えば、 肝臓の障害・肝臓肥大、胃炎、筋力の低下、感染症など… (長く使用している例では、骨もスカスカになります:骨粗鬆症) ここに挙げた例は、全て自然に発生した病気ではなくて、ステロイドを 飲むことによって人為的に引き起こされたと思われる病気です。 ★ですから、尚更、ステロイドを使用する際には注意を!と呼びかけているのです。 ***************************************** 実家から帰って参りました〜(^。^)y-.。o○ たくさんのコメントを、いつもありがとうございます☆★ なかなか忙しく、皆さんのブログへご訪問できない状況ですが、 応援してくださると幸いです♪ ご意見をくださった方、ありがとうございます。
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人間もそうですよね。。上手につかっていかないといけないですね。
参考になりました。ありがとうございます。
2008/7/28(月) 午後 11:26
私も、人間にも犬にも、ステロイドには敏感で、薬の処方の時
必ず、聞いてしまいます。
友達がアトピーで苦しんだのがきっかけですが、本当、獣医さんも
いろいろでしょうから、こちら側も何でもお任せじゃなく、知識を
得る必要がありますね。
いい記事だと思います。
2008/7/29(火) 午前 5:34
アイの最愛ニャンも、ステロイド療法を断ったのに短期で微量だから安心と処方され、慢性腸炎になり、下痢が止まらないと何度も症状を訴えているのに治療して貰えませんでした。。。
2008/7/29(火) 午後 6:38
ウチのくまちゃん・・・5年くらいずっとプレドニン飲んでます(泣)好酸球性の唇潰瘍とかお尻のただれとか結膜の炎症で・・・
だから風邪にでもかかったらすぐに肺炎になって死んでしまうっていわれてます
でもどうしようもないですよね・・・
2008/7/30(水) 午後 0:54
ステロイドを多用してはだめなのはわかっているのですが、ついついワンコの皮膚病症状を見てると使ってしまうのです。
先生のおっしゃるとおりでして、ワンコのためには何もなっていない、それどころか免疫がなくなり他の病気を併発させることになるのには考えさせられました。根本原因を除去して病気を治すこれしかありませんね。ありがとうございました。
2008/7/30(水) 午後 1:51
ステロイドが怖くて皮膚科の通院を止めました。
止めたら痒くて痒くて(>_<)
主治医の先生と相談しながら痒みをコントロールしてます。
今日もポチポチ応援隊です♪
2008/7/30(水) 午後 4:38
うちの近所の病院みたいだー!!
どお見てもマラセチアなのに、「『耳が・・・』って病院へ行ったらこれ出されて」って見せてもらったらステロイド。
「耳の状態がおかしくなったらこれを塗れば何でも良くなるから」って言われたそうです。
近所のアレルギーで通院している何頭かのシーズーちゃんも、どんどん強いステロイドを出されてだまされてるだけなのに、私が紹介した病院のお薬は効かないからダメとか言って、また元の病院へ。
私が紹介した先生は「ステロイドは必要な時だけ、短期間に効果的に使ったほうがいい」って言う先生だから、副作用で殺されないようにと思って教えてあげたのに!!
騙されてる飼い主さんが沢山いるけど、わかってもらえないのが辛いです(涙)
2008/7/30(水) 午後 7:28
以前通ってた病院が ちょっとの湿疹でステロイドを過剰処方してました
確かに 早く治っていいですけど副作用の事が怖くなって病院変えました
しかし 早くきれいに治る=腕のいい病院という 評判を聞くので
通ってるワンニャンが心配です
2008/7/30(水) 午後 10:29 [ リン ]