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獣医療に携わってから、最近大事だなぁと思うことは、
飼い主さんの「心のケア」です。 大学を卒業したての頃、獣医学をひたすら勉強していました。 その時は、獣医学的に正しい医療を行うのが飼い主さんにとっての最も良い医療なんだと思っていました。 獣医学的に正しい医療とは・・・ きちんと原因を探って、原因をたたく治療です。 原因を探るために検査は必要です。 しかし検査も重要なのですが、やりすぎると動物の負担も大きいものです。 動物の病気を診てはいるけれども単なる1つの個体として捉えて、ひとりの患者としては診ていなかったのではないかなと、今振り返ってみれば思います。 大学を卒業して獣医師になってから1年目、2年目の頃は、やはり目の前の治療のことで精一杯で、飼い主さんのお気持ちなど考える余裕がなかったのかもしれません。 これは、きっと私だけではなく誰でもそういう時期はあるんだと思います。 そのころ、先輩獣医師から言われた言葉は今でも覚えています。 臨床で大事なのは「愛と笑顔」だよ。 その言葉の真の意味が、ようやく分かってきました。 不安な飼い主さんを勇気づけたい。 動物を元気にさせるのはもちろんだけれども、飼い主さんを笑顔にしたい。 今はそんな気持ちで診療を行っています(*^_^*) 飼い主さんから送られてくるお礼のメッセージも増えてきました。 飼い主さんからのメッセージは全て大事に保管しています。 いつでも取り出せるようにして・・・ 落ち込んだ時には、読み返したりします。 飼い主さんの「心のケア」は、単に治療を行うだけではできません。 やはり、飼い主さんからじっくりお話を聞いたり、お気持ちを分かってあげるようこちらも歩み寄るようなコミュニケーションをとることが「心のケア」につながるのだと考えています。 「先生」と呼ばれて持ち上げられていても「天狗」にはなりたくないと思います。 信頼してくれている飼い主さんのために、もっと良い治療成績を残せるように、動物をひとりひとり大事に診ていきたいと改めて思いました。 明日も診療に携わります★★ 先日いただいた四つ葉のクローバー、ずっと大事にしていきます♪ こういう手作りのものって、本当に素敵ですネ。 ご質問に対しては記事を通してお答えさせていただいております。 |
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とても共感できます。検査、、そうなんです。
検査が、病院に行くこと自体がニャンコの負担になってしまう
場合がありますよね><;
引っ越し先での獣医さんは、むやみには検査はしません。
そんな獣医さんに対して、最初はこころもとなくて、どうしようっって思いましたが、先生の記事読んでて、、ああそうなのかって思いました。
心と心がつながるケア、ありがたいですね。
私の家が近くだったら、、先生のところに通いたかったな・・。
2011/6/27(月) 午後 0:25
アキホさん
ポチをありがとうございます★★
2011/6/27(月) 午後 11:18
アイたんさん
そういってもらえると、とても嬉しいです(*^_^*)
ニャンコの場合、ワンコよりもやはり動物病院へ連れて行くことは躊躇されると思います。 外に出るだけで怖がってしまうコが多いですから。 私もニャンコを飼っているのでお気持ちはよく分かりますョ。
2011/6/27(月) 午後 11:21