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以前お話したこともあったかと思うのですが、不妊手術をすることによって生じる可能性のある、唯一のデメリットがあります。
それは、不妊手術を経験した♀ワンコが高齢になってからおもらしをしてしまう場合があるということです。 ここで注意点! 不妊手術をしたらみんなそうなる訳ではありません。 全てのワンコがそうなるわけではなく、ほんの少数で見られます。 大体の場合、眠りに入る頃や横になって休んでいる時におもらしをしてしまいます。 ポタポタと少量垂れる場合やある程度の量をしっかりと排尿してしまう場合などがあります。 (大型犬に多いと言われています) このような症状が出た場合にはどうするかといいますと、ホルモン剤を飲ませる治療をします。 ホルモン剤というのは、エストロジェンという女性ホルモンです。 不妊手術をすることによって女性ホルモンのバランスが悪くなっておもらしをしてしまうことが考えられるため、女性ホルモンの調整をするためにホルモン剤を使うのですが、ある程度これによっておもらしの回数が減らせる場合があると言われています。 このように、「ホルモン剤に反応して良くなる尿失禁」という意味で、病名としてはエストロジェン反応性尿失禁と言われています。 長い病名ですね・・。 最近、病気も複雑化してきて、長い病名が増えているような気がしています(笑) しかし近年、この病気は不妊手術とは関係ないのではないか?という声も上がっているようですが、統計上は不妊手術をしていないワンコよりも不妊手術をしたワンコにほうに明らかに多く見られるため、まだ真相はよく分かっていません。 しかし、ホルモン剤には副作用があるので、できるだけ使用することは控えた方が良いと考えられています。 副作用としての注意点は、肝臓の機能障害や乳房の腫れ、吐き気などと言われています。 アリスどうぶつクリニックでは、ホルモン剤をなるべく使用せず自然療法のお薬で治療するようにしています。 自然療法の治療薬であれば、ほとんど副作用はありません。 作用のしかたもマイルドなので飼い主さんにも非常に喜ばれています。 現在治療しているMIXワンコの写真です。 いつもおりこうさんです。 ちょっぴり緊張ぎみ。 やはり動物病院はあまり好きではないようです(~_~;) もうすぐ10歳の♀ワンコ。 毎週ホメオパシーの注射を打つため通っていただいています。 飲み薬もホメオパシーの合剤など2種類のみです。 1年前からおもらしがあり、検査では何もひっかからなく、エストロジェン反応性尿失禁が疑われました。 今ではかなりおもらしの回数が減っています。 エストロジェン反応性尿失禁の場合、完治ということは結構難しい病気です。 ホルモン剤を使用しても完全なコントロールは難しい場合がありますが、このワンコは自然療法でかなり良い結果が得られています。 このように、自然療法の強みは、西洋医学でも治すことが難しいような場合や、薬を使用する場合の副作用の難点をカバーしてくれるところにあります。 もちろん、西洋医学にも良さはあるので、両方の良い面を取り入れて統合させて獣医療を行っているとこです(*^_^*) ご質問に対しては記事を通してお答えさせていただいております。 |
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昨日、カーペットにオシッコ。隣の部屋に入ってるの知らなくて閉じ込めちゃったので・・・腹いせに・・・多分。
寝ててやったら、病気なのですね。うちも高齢なので気を付けます。
2011/9/11(日) 午前 2:42
はるちゃんさん
今日コメントに気がつきました。
お返事が遅くなってごめんなさい。
腹いせにおもらしすることもありますが、眠っている間に失禁する場合は病気のことがあります。
高齢のコの場合は気をつけた方が良いかもしれませんね。
2011/11/28(月) 午後 11:36