拝啓 ワンニャン様 〜健康と幸せを願って〜

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感染症を防ごう♪

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米ミネソタ州のメイヨー・クリニックの研究者らが、蛍光たんぱく質の遺伝子を組み込んだ「光る猫」を誕生させた。

学術誌「ネイチャー・メソッズ」電子版で発表した。

研究チームは、猫の後天性免疫不全症候群(AIDS)を遺伝子レベルで予防する研究の過程で、猫の卵母細胞に、ウイルスを使って緑色蛍光たんぱく質(GFP)の遺伝子を挿入した。3匹の子猫が無事に成長し、暗闇で特定の波長の光を当てると、GFPが発現している全身が緑色に光った。

GFPは、ノーベル化学賞を受賞した下村脩博士が光るクラゲから抽出するのに初めて成功。生命科学では、狙った物質を追跡しやすくするためGFP遺伝子を組み込むことが多く、すでに光るハエやマウス、豚などが生まれている。

9月13日(火) 読売新聞






これには驚きました!

この研究では、クローン羊のドリーを生みだした体細胞核移植という技術を利用したそうです。
遺伝子の研究は非常に速いスピードで進んでいます。
以前は、遺伝子検査や遺伝子治療と言われると高度医療機関でしか行えないようなイメージがありましたが、今や検査機関も発達してきましたので、一般の動物病院でも遺伝子検査を行われることが普通になってきました。
研究目的として緑色に光る猫を誕生させるためではなく、元々は猫エイズウイルスへの免疫力を持たせるために研究を始めたとのこと。
クラゲの持つ緑色に光る遺伝子を組み込んだのは遺伝子操作していないコとの判別をしやすくするためであったそうです。
今後は人のエイズ患者への遺伝子治療に役立てたいとのことですが、必然的にニャンコへの治療の応用が期待されますね。

人と同様、ニャンコにもエイズという病気があります。
AIDSとは、Acquired immunodeficiency syndromeの略語で、後天性免疫不全症候群と言われますが、主にエイズウイルスの感染によってリンパ球(CD4+T細胞)が壊されることによって免疫機能の低下が生じます。

人ではHIV(Human immunodeficiency syndrome)と略されますが、ニャンコではFIV(Feline immunodeficiency syndrome)と言われています。

両者とも、レトロウイルスという同じ仲間のウイルスですが、細かい構造は異なるので、ニャンコがエイズウイルスに感染しているからといって、飼い主さんに移ることは基本的にはありません。

外で飼われているニャンコの感染が多く、主に喧嘩で傷を負ってしまうと移されてしまうリスクが上がると言われています。
ウイルス検査は動物病院で簡単に行えますので、気になる方は検査したら良いと思います。
動物病院ではエイズウイルス陽性のニャンコを比較的よく見ます。
(10頭検査して1〜2頭くらいの割合)

症状は非常にゆっくり進行するのが特徴なので、ウイルス検査で陽性だったからといってすぐに深刻な状態になるわけではありません。
免疫系の異常により、下痢などの消化器症状や口内炎、鼻炎や結膜炎、皮膚病を何度も悪化させたりします。
その後、さらに進行すると慢性腎不全や難治性の口内炎を起こして徐々に痩せて亡くなってしまうパターンが多い印象を受けています。
この病気を防ぐ方法としてワクチンが開発されていますが、効果がまだ不十分ですのでよっぽど感染のリスクが高いと思われた場合にしか飼い主さんにはおススメしていません。
発症したら治療法にも進行を食い止める有効な手段がないので、症状に応じて薬を使う方法しか今のところありません。
新たな治療法が確立されるまでにはまだまだ数十年くらい?時間がかかると思われますので、まずは感染しないようにニャンコを外には出さないようにするなどの工夫が必要だと思われますネ。

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約1年前の話ですが、ゴキブリの脳から新たな抗生物質が作られることができるかもしれないと、英国総合微生物学会で発表されたそうです。


メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)や病原性大腸菌など、ヒトにとって致死性のある細菌を死滅させる天然の抗生物質を、ワモンゴキブリの中枢神経系が作り出すという研究が発表された。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100910003&expand#title


今もたくさんの抗生物質が医療で利用されていますが、抗生物質の効かない耐性菌が増えてきて問題になっています。

特に、人の医療で有名なのがメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)というもの。


実は、このMRSAという耐性菌は人のみならず、ワンニャンでも見つかっています。


アリスどうぶつクリニック
http://www.alice-ac.com/では、なかなか治りにくい皮膚病など、とくに長期にわたって抗生物質を使用すると予想される場合には、必ず薬剤感受性試験という検査を行うようにしています。
この検査がどんなものなのか簡単にいいますと、どの抗生物質が効くか確認するための検査ということになります。


やみくもに効かない抗生物質をダラダラと使用することが耐性菌の発生につながってしまうからです。


抗生物質の正しい使い方とは、
確実に効く抗生物質を、適切な量と回数で、できるだけ短期間、使用するということです。


ですから、まずは確実に効く抗生物質がどれなのか判断するために、薬剤感受性試験という検査を行うようにしています。


しかし最近、検査に出しても、全ての抗生物質が効かないという結果で帰ってくることが多いように感じています。


どんな人にも、どんなワンニャンにも細菌というものは棲みついています。
その棲みついている細菌(常在菌)がどんなタイプのものなのかは、ワンニャンそれぞれの個体で異なります。


万が一、耐性菌が体の中で増えていて悪さをしていると、抗生物質を使ってもなかなか完治できないという状態になります。


薬剤感受性試験を行った結果が「どの抗生物質も効かない」ということは、耐性菌が体の中で増えている可能性があるので要注意です。


このようにして、MRSAという耐性菌を持ってしまっている人が増えているということで、医療の世界では問題になっていますが、ワンニャンでも持っているコが少ないながらもいるそうです。

MRSAというのは、Methicillin-resistant Staphylococcus aureusの略語なのですが、MRSAのSAというのは、人の体に元々棲みついている黄色ブドウ球菌
Staphylococcus aureus)のことを指します。

ワンニャンの体に元々棲みついているブドウ球菌は
Staphylococcus pseudintermediusなので、人のそれとはちょっと異なります。
しかしそれなのにワンニャンの体にMRSAが発見されるということは、どこからそのMRSAがやってきたのでしょうか?

結局、人がワンニャンにMRSAを移したのではないか?と考えられているそうです。


つまり、人がワンニャンにウイルスや細菌を移すということもあるそうなのです。


そういう意味では、耐性菌に対抗できる抗生物質が作られるということが可能なのであれば、ワンニャンにとっても朗報と言えそうですね。


夜道を歩いていると、ゴキブリらしきものが歩道で走っていたりします・・。

今年も酷暑が続いていましたから、ゴキブリも大きく成長して大量発生しているのではないでしょうか・・
熱帯地方の昆虫って、みんな大きいですものネ。
あー想像しただけでも恐ろしい!!><

ゴキブリが役に立ってくれるといいのですけれど(~_~;)

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お外に出しているニャンコに多い病気の1つとして、外傷があります。


特に♂のニャンコは縄張り争いなどで喧嘩をよくして、しらないうちに怪我して帰ってきて、気づいたら舐めて治してしまっているというケースが多いようです。
しかし、年齢が上がってきて免疫力が低下したり、体調が悪くなっていたりすると傷の治りが悪くなって、舐めることでジクジクと傷が余計に悪化してきてしまう場合もあります。
人と違って毛におおわれているため、バリカンで刈って初めて傷がどれほど広がっているか発見できるということも少なくありません。


肢が腫れあがってびっこを引くようになれば飼い主さんに気づかれて動物病院へ連れてこられるわけです。


ちなみに余談ですが、傷がどこにできるかで、ニャンコの性格も分かります(笑)。
顔によく傷をつくるコは勇敢なニャンコです。


喧嘩をして傷を作ってもすぐに治るコと、治らないコ。

何が違うのでしょうか?



傷を悪化させる主な原因は、細菌などの微生物の感染であると言われています。

ですから、抗生物質を飲むことでかなりよくなります。


しかし、傷がそうとう奥まで広がっていて膿が広がり、皮膚がめくれ上がっているような場合には局所に対する治療も必要となってきます。
そのような場合には、多くの動物病院では消毒薬が一緒に処方されるのではないでしょうか。


しかし、つい5〜6年ほど前から消毒薬は傷の治癒に本当に必要なのだろうか?という議論が、医学や獣医学の分野でされています。

ある人は、やはり傷には消毒薬が不可欠だ、といい、
またある人は、消毒薬は刺激性があって余計に傷の治りを遅くする、水で洗いながすだけで十分だ、と言います。

医学の分野では、最近の傾向として後者の意見の方が多く聞かれるようになってきています。
確かに、軽い傷であれば、消毒はしなくても勝手に治ります。
傷を治しているのは自分自身の免疫力です。


多くの消毒薬は蛋白を破壊させることで細菌を殺す仕組みをもっているのですが、これはワンニャンの皮膚の蛋白に対してまでも作用してしまうため、皮膚の細胞までも死滅させてしまうと言われています。


また、皮膚自体には元々常在菌という細菌が棲みついているので、消毒薬をつけても1時間後には消毒薬をつける前の状態に戻ってしまうと言われています。
その上、皮膚を消毒すると皮膚を治そうとする細胞までも殺してしまうから、治りが遅くなるなどのデメリットの方が大きいと言われるようになっています。


では、どうやって傷を治すか?と言いますと、


①とにかく傷を乾かさないように湿った状態で包帯をまく(ラップを使ってまくこともあります)
②基本的には消毒をしない
③こまめに流水でよく洗い患部を清潔に保つ


以上のことを守って外傷を治す方法を「湿潤療法」と言われています。


獣医学の分野でも、最近は注目されてきています。


私も実戦していますが、傷を乾燥させる方法よりもかなり良い手ごたえは感じています。
ただし邪道かもしれませんが、ワンニャンの傷はかなり汚れがひどいことが多いので初回は消毒するようにしています。


獣医学は医学をまねていることが多いので、医学も一緒に学ぶと最先端の獣医療を行うことができると確信しています(*^_^*)

まぁ本来、代替療法というものも、ある意味最先端の医療だと私は考えているのですけれど♪



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和歌山県田辺市とその周辺で捕獲された特定外来生物アライグマの約半数が、過去に致死率の高い感染症を引き起こすイヌジステンパーウイルス(CDV)に感染していたことが、山口大学農学部獣医微生物学教室の前田健准教授(40)らの調査で分かった。
旧田辺市内では60・3%という高い確率で感染していた。
前田准教授は「予想以上に野生動物にCDVがまん延している」と話している。

前田准教授は、田辺市稲成町のふるさと自然公園センターの鈴木和男さん(51)の協力で、2007年3月から5月に掛けて、田辺市でタヌキ7匹とイタチ1匹がCDV感染で死亡したことを確認した。
CDVは多くの肉食動物に感染するため、同市でこの時期にCDVが流行していた可能性があると予測。
07年6月〜08年4月に捕獲されたり事故死したりしたアライグマやタヌキなどを対象に、感染して治った個体が体内に持つウイルス抗体の有無を調べた。

この結果、アライグマ104匹中54匹(51・9%)から抗体の陽性反応が確認された。
旧田辺市内では58匹中35匹が陽性だった。
近畿の他地域の陽性率(30〜34%)と比べても高く、田辺地域で最近、CDVが流行していたことが裏付けられたという。

陽性個体はみなべ町や白浜町、印南町などでも確認された。
タヌキは19匹のうち4匹(21・1%)が陽性で、タヌキの低い陽性率は、アライグマよりCDV感染に弱く死にやすいためではないかとみている。

前田准教授は「ジステンパーは以前から日本の野生動物でみられたが、外来生物のアライグマが定着することで、流行の形態が変わってくる可能性がある」と指摘している。
 
鈴木さんは「衰弱して動けなくなった野生動物を見掛けたら情報提供してほしい」と呼び掛けている。問い合わせはふるさと自然公園センター(0739・25・7252)の鈴木さんへ。

(2008年10月14日紀伊民報より)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081014-00000002-agara-l30

犬ジステンパーとは、どんな病気なのでしょうか?(・o・)

犬ジステンパーウイルスの感染によって起こる病気です。

(感染経路)
感染したワンコの唾液、鼻水、尿などを舐めたり、
くしゃみを吸い込むことによって感染します。
(外にあるワンコの排泄物などには気をつけましょう〜。
特に舐めさせないようにしてください)

(症状)
症状は、そのコそれぞれ様々です!
始めは、発熱、鼻水、くしゃみ、咳など、風邪のような症状を起こします。
また、食欲がなくなり、下痢などの消化器症状がおこります。
それから角膜炎などの眼の異常や皮膚病が起こる場合もあります。

進行すると、ウイルスが脳まで入り込んでしまい、けいれん発作や震え、
麻痺などを起こし亡くなってしまいます><
何も症状が出ていないところに、急に脳症状が現れることもあるようです。
(脳症状を起こしてしまうと、治療が難しくなってきますし、治った
としても後遺症の残る場合があります…)

(治療)
治療方法は、一般的に対症療法しかできません。
ウイルスをたたくことはできないので、複合感染を抑えるための抗生剤や、
それぞれの症状に合わせたお薬を使用していくことになります。
ホメオパシーでも対応可能です(^0_0^)

犬ジステンパーって、実はワンコだけではなくニャンコやハクビシン、
アライグマ、キツネ、フェレット、パンダ、アザラシなど多くの動物
での感染が見られているそうです。

そして、子犬だと亡くなってしまうケースが多いと言われているのですが、
免疫力のきちんとしているワンコであれば、感染したとしても初期にきちんと
対応できれば治ります。

皆さんのワンコは、混合ワクチンを打っていますか?(*^^)v
混合ワクチンを打っていれば、ジステンパーをそれほど恐れる必要はありません★

ジステンパーウイルスは、パルボウイルスと並んで、感染力の強いウイルスです。
そのため、地域によっては定期的に感染が報告されます。
(2つとも、冬に多いのが特徴!)

ワクチンにも弊害がありますので、それぞれの状況に合わせて打つかどうするか
決められると良いと思います!(^^)!

混合ワクチンにも、2種〜9種まで色々とあるのですが、このジステンパーと
パルボは最も危険なウイルスと言われていますので、全てのワクチンに含まれています★

(個人的には、飼育環境によってはこの2種だけでも十分ではないかと思うことがあります^_^;)

皆さんも、ワクチンの証明書をお持ちでしたら確認してみてくださいネ♪♪


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イメージ 1

前回は寄生虫「回虫・鞭虫・鉤虫」についてお話しました★

今回は、条虫についてお話したいと思います。

この寄生虫は、都会ではあまり出現しないのですが、田舎地方ではよく見られます。
何故かといいますと、田舎ではお外で飼われている、または野良のニャンコが多いからです。
まぁ、寄生虫全般に対して言えることですね♪

ワンコ・ニャンコでよく見られる条虫には、主に2種類あります。


(1)瓜実条虫

別名:犬条虫といって、教科書的には主に犬に寄生するのですが、猫の方が経験的によく見られます。
保護された子猫ちゃんには大体ノミがいるため、この虫が寄生していることが多いのです。

感染経路:経口(寄生虫の入ったノミを食べることにより感染)

寄生部位:小腸

症状:下痢、嘔吐、消化障害、栄養不良、異嗜(異なる嗜好という意味:変なものを食べたがるようになる)

ここに症状を挙げましたが、寄生している数が少なかったり、ワンコ・ニャンコの抵抗力が強い場合は目立った症状を出しません。
ですから、便に異常がなくても子犬・子猫の場合は便の検査をされたほうがいいかと思いますmm

あまりにも幼い年齢だと、寄生虫が大人になりきっていないため、1回の検査で見つからないこともあります。
ですから、できたら最低2回以上の検査がおススメです!

そして、子犬・子猫、あるいはお外で飼っている方へ☆

お尻周りをチェックしてみてください。
米粒のようなものがくっついていませんか?? ←瓜実条虫の特徴です!

それは、寄生虫の卵がぎっしり詰められている片節というものです><!
ついてたら病院へ持って行きましょう〜(乾かないようにラップで包んで〜)



(2)マンソン裂頭条虫

感染経路:経口(寄生虫の入ったカエル・ヘビ・トリ・ネズミ等を食べることにより感染)

寄生部位:小腸

症状:下痢・嘔吐・腹痛

人への感染は?・・・稀にあります><(ヒトのマンソン孤虫症といいます)

カエルやヘビなどを生で食べることによって感染。
「そんなぁ生で食べないよ!!」と思ったあなた★
日本でも稀に見られるそうです・・・(それってどういうことなのでしょうネ・・?食べる人がいるのかしら(@_@)

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