マリーのブログ

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古典プロムナード

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大好きな、日本の古典のお話をまとめてみました♪
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瑠璃の浄土は潔し

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月の光はさやかにて

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像法転ずる末の世に

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あまねく照らせば底もなし

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仏は常にいませども

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うつつならずぞ あはれなる

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人の音せぬ暁に

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ほのかに夢に見え給う

〜梁塵秘抄より〜

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山口市にある『瑠璃光寺』

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国宝の木造・五重塔が有名です。

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6月20日:追記

『梁塵秘抄』は後白河法皇による平安末期の今様の歌謡集です。
「遊びをせむとや生まれけむ」などのわらべ歌や艶めいた恋の歌も収録されていますが、一番多いのは、この「瑠璃の浄土」のような法文歌です。


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孤悲歌(こいうた)

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恋よ恋 われ中空(なかぞら)に なすな恋

清元『保名』の一節です。
ま、意訳にすると「いい加減な気持ちで恋をしてはいけない」って事でしょうか(笑)

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恋は「孤悲」(コヒ)なのだそうです・・・想いが募り、独り悲しむ心なのかもしれません。

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天平八年(736年)
遣新羅使として出航する夫を想う妻の歌が万葉集に遺されています。

武庫の浦の 入江の渚鳥(すどり)羽ぐくもる 君を離れて恋に死ぬべし

武庫の浦の番いの鳥のように、あなたに護られて生きてきた私は、あなたと離れてどうして生きていけばよいのでしょう?恋しくて死んでしまうかもしれません・・・

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妻の悲痛な想いに、夫はこう答えます。

大船に 妹(いも)乗るものにあらませば 羽ぐくみ持ちて行かましものを

私の乗る船に、お前を乗せることが出来るのなら、羽で包むようにして一緒に連れていくものを・・・


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命を懸けての航海も国の使節とあらば、私情を挟むことは許されないのです。
切ない別れを告げた夫婦は、その後再び逢うことが叶ったのでしょうか・・・

百人一首の事

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こんなお菓子を頂きました。

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一口サイズのお煎餅が、百人一首の書かれた袋に入っています。
表に上の句、裏に下の句・・・表は詠み人たちの絵札の模様です。

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子どもの頃から百人一首が身近にあり、正月には一族集まってのカルタ会になるような昭和な家庭でした(笑)
私の古典・漢文好きは、そういう土壌に培われたのかもしれません。

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家族それぞれに『得意札』があり、「これだけは絶対に他人に渡さない!」と張り切ったものでした!
祖父母・両親・叔父叔母たち、親戚一堂が集まると「得意札」もいっぱいになります。

父のお気に入りは、中納言・大伴家持の
かささぎの わたせる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける

母のお気に入りは、和泉式部の娘・小式部内侍の
大江山 いくのの路の遠ければ まだふみも見ず 天橋立

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そして私が好きなのは、式子内親王の
玉の緒よ 絶えなば絶えね 長らへば 忍ぶることの弱りもぞする

私の命よ、絶えるなら絶えてしまえばいい・・・
このまま生き長らえていたら、この想いを忍ぶことが出来なくなってしまうかもしれないから。

後白河天皇の第三皇女である式子内親王は、幼い頃から賀茂の斎院として神に仕え、病で神職を辞してからは宮廷内でひっそりと独身を貫いて亡くなりました。
色恋沙汰とは縁遠い環境でありながら、彼女は溢れるほどたくさんの恋の歌を詠んでいます。
そのどれもが、切なく哀しい忍ぶ想いの歌なのです。
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今この本を読んでいます。
現代的な言葉で分かりやすく解説しているので、なかなか面白いですよ。

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こちらは去年の秋に鎌倉で撮影した実蔓(さねかずら)
その美しい赤い実から「美男かずら」とも呼ばれています。

名にしおはば 逢坂山のさねかずら 人にしられで来るよしもがな

三条右大臣のこの歌は「逢坂山のさねかずらのように、人に知られないで蔓を手繰り寄せ、恋しいあなたに逢えないものだろうか」という意味です(*^-^)b-
けっこう大胆な内容ですね!


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お天気の良い休日、久しぶりに娘と鎌倉を散策しました。

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四季おりおりの花が美しい、北鎌倉の東慶寺

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薄紫のアサマリンドウが咲いていました。

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女性を護る『縁切り寺』としても名高い東慶寺は、由緒ある尼寺です。

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「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」で始まる平家物語。その一節にこんな歌があります。

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萌えいづるも 枯るるも同じ 野辺の草 いづれか秋に 逢わで果つべき


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平清盛に寵愛されてのち、捨てられた白拍子『祇王』の歌です。

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萌え立つような春草も、枯れてゆく秋草も、同じ野辺の草。
人の心も同じように、愛されていてもいつかは飽きて捨てられてしまうのでしょうか。

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平家物語の中でも、いっそう「ものの哀れ」を感じさせるお話ですね。

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祇王が捨てられる原因となり、新たに清盛の寵愛を受けた仏御前も、仏門に入った祇王や、その妹の祇女の後を慕って、同じ寺で仏道に帰依したと伝えられています。

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境内に儚げな秋の桜が咲いていました。

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秋の「ものの哀れ」を語る歌を、もう一首

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露や花 花や露なる 秋来れば

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野原に咲きて 風に散るらむ

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花と見えたのは露だろうか、露と見えたのは花だろうか・・・
秋が来て花も露も、野原に咲き、風に散っているのであろう。

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こちらは鎌倉時代初期の歌人、藤原家隆の歌。
素直に詠みながらも、言葉遊びのような技巧を凝らした歌ですね・・・

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縁切り寺と言われる東慶寺も、今は悪縁を絶ち良縁を結ぶという「縁結び」のご利益があるようです。

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娘とお揃いで、匂い袋のお人形のお守りと、花のお香を買いました。

恋ひ恋ひて・・・

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恋ひ恋ひて 逢へる時だに 愛しき言尽くしてよ 長くと思はば

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あなたを恋しく、恋しく想い やっと逢えたのですもの・・・
今この時に優しい言葉を尽くしてくださいね、この恋が長く続くようにと願うのなら。

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情熱が迸るようなこの歌の作者は、万葉の歌人・大伴坂上郎女です。

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彼女は恋多き女性でした。

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この『恋ひ恋ひて』の歌には、郎女が娘の二嬢(おといらつめ)のために、恋文を代作したというミもフタも無い話が伝わっていますが、そんな事はこの歌の本質を少しも損なっていません。

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愛しき言尽くしてよ・・・吐息のような言葉の、なんと麗しいこと。

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彼女は恋の遍歴の中で苦しんだ事もあったのでしょう。

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夏の野の繁みに咲くける姫ゆりの 知らえぬ恋は苦しきものそ

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彼女は、また名門大伴家の家刀自として甥にあたる大伴家持の養育も手掛けました。

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『万葉集』は大伴家持によって編纂されたと伝えられています。
その家持が少年時代に詠んだ歌。

振仰(ふりさ)けて 若月(みかづき)見れば 一目見し人の眉引念(おも)ほゆるかも

はるか遠くに見える細い月を、少女の眉に例えた初々しい作品です。

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最後に、大伴坂上郎女の秘密の恋の歌をもう一つ・・・

青山を横切る雲の いち白く 吾と笑まして人に知らゆな

青い山を横切る白い雲のように、私にはっきりと笑いかけてはダメよ。
私たちの恋が人に知られてしまうから…

秘めたる想いのドキドキと困惑と嬉しさが、伝わってくるような気がします(*^-^)b-

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