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■磐梯朝日国立公園(ばんだいあさひこくりつこうえん)は、福島、山形、新潟の三県にまたがる
国立公園。1950年9月5日指定。
■出羽三山と朝日山地を含む出羽三山・朝日地域、飯豊山地を主とする飯豊地域、猪苗代湖と磐梯高原・
吾妻山・安達太良山を含む磐梯吾妻・猪苗代地域の3地区に分け管理されている。
■総面積189,661ha
■出羽三山は、山形県庄内地方にひろがる月山・羽黒山・湯殿山の総称である。
修験道を中心とした山岳信仰の場として、現在も多くの修験者、参拝者を集める。
また月山は、遅くまで夏スキーを楽しむことができる。
■飯豊山は山岳信仰の山で、朝日岳とともに高山植物が有名。
なお、飯豊連峰と呼ばれるほど山容が大きく、万年雪も残るため登山には充分な装備が必要である。
(→飯豊山地)
■会津地方の北西部、三国岳から飯豊山に、ひげのように細長く延びている県域がある。
これは福島県側の地域住民の信仰上の理由で、ご神体となる飯豊山への参道を確保したためである。
■裏磐梯は磐梯高原とも呼ばれ、磐梯山の1888年(明治21年)7月の噴火により、北側への大規模な
火山泥流となり河川を埋めて誕生したが、土砂・岩によって荒れた地域を観光地として再生させ
ようと、遠藤現夢が私財を叩いて植林をしたのが始まりである。
現在は桧原湖、五色沼、雄国沼など風光明媚な観光地で、有料道路・遊歩道も整備され、夏は避暑地
として、冬はスキー場として観光客が絶えない。
磐梯山の火口跡がなまなましい。(→磐梯高原)
■猪苗代湖は面積が日本4位(淡水湖では3位)の大湖で、面積が103平方キロメートル、深さは94m
である。北岸近くに世界的な医学者、野口英世の生家がある。
■吾妻山は那須火山帯(奥羽山脈)最大の火山群。
福島・山形県境に沿って東西およそ20キロメートル、南北およそ10キロメートルにわたって標高
2,000メートル級の火山が連なる山塊である。
福島盆地から望める東部の吾妻小富士、浄土平、一切経山などへは磐梯吾妻スカイラインで容易に
アクセスできる観光地となっている。
一切経山では噴気活動が確認されている活火山。
■安達太良山は緩やかな山容で登山・トレッキングに人気が有るが、火口周辺では硫化ガス等火山
ガスが噴出する注意を要する活火山である。
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