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 先日、改装中のお寺さんの様子を覗いてきました。
夏に私らが屋根を直したお寺さんですね。
私は主に破風の作り直しと取付だけで、中の造作には絡んでおりませんが「金ぴかになったよ。」と聞きまして、一度見ておきたかったのです。
 
ちょうど建具屋さんが建具を合わせている所でした。仏具屋さんもおられたのかな?
工事中には取り外されていた欄間や、須弥壇、御厨子なんかも元どおり設置されているところでした。
欄間は特に立派なもので、天女が何人も楽器を奏でている感じです。
綺麗に洗われて帰ってきたようです。
御厨子も金箔がピカピカになって眩しいくらいですね。
私らの本家のお寺さんも結構大きいお寺さんですが、これほど装飾は豪華ではないようです。
屋根も新しくなりまして、堂内も綺麗になりました。
後は落慶を待つばかりです。

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 お寺さんの正面です。町屋の中にあるお寺さんで、敷地はほぼ建物手一杯ですので、足場を取ると屋根の妻側、破風側は見えなくなります。
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 最後に今年はいろいろあった、象鼻ですね。(笑)
ここのお寺さんは、本物の像の顔が付いております。
街中のお寺さんなどは、檀家さんでもないとなかなか見学は出来ませんが、工事関係者ということで、見せてもらいました。
季節は廻り、猛暑の中で皆で大きな破風を取りつけたことが嘘のように、この頃は作業もしやすくなりました。

完成間近です。

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 今日は久しぶりに町屋の新築工事に関わっております。
現場が近くでしたので、暑い時分に皆で取り付けた破風や、お寺さんの屋根を久々に見に行ってきました。
鬼瓦や、高い棟ののし瓦も完成してほぼ出来上がった感じです。
懸魚は、彫り物の得意な引退した兄弟子が復帰して彫ってくれました。
形や大きさは前とほぼ同じです。

残念なことに町屋の真ん中に建っている本堂ですので、近くの人の限られた2階の窓とか位しか、眺めることはできません。
現場の足場を取っ払ってしまうと、御住職でさえ破風全体を眺めることはできないでしょう。
破風の奥の三角の壁も綺麗な白になりました。

暑い時のちょっと難しい仕事でしたが、マーそれなりに仕上がりまして、安心いたしました。

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写真を撮る角度が違うので,比べにくいですが私は昔の掛瓦(丸い瓦です。)の傾きのほうがインパクトがあって好きだと思いました。
破風の曲がりを決めたのは、瓦職人の言うことを真に受けた、私ですがね。(笑)

キッチュな木鼻

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 彼岸を迎えて、いよいよ秋らしくなってきましたね。
 さて、先日象鼻の修理の記事を上げましたが、お彼岸までに取り付けてくれ。なんてどこぞの社長が急に言い出すもんですから、板金屋さんも大急ぎで打ち出した木鼻です。
今日の朝、同僚と取付に行ってまいりました。
お寺の玄関の柱を挟んで、左は虹梁(こうりょう)といいます。右が木鼻ですね。

虹梁とは読んで字のごとく虹のような梁なのですが、どこが虹なのか、
お寺さんの玄関の梁は虹のようにアーチ状に加工、もしくはそれらしく見せてある場合が多いのですね。

それはいいとしても、金ぴかの銅板巻きの木鼻はいささかキッチュな存在。
まるで取って付けた感まるまるです。(マー、取って付けたのですが。(笑))
なんか違和感100パーセント。(村人はおったまげるかも。(笑))
でも、こんなピカピカは半年もすると、10円玉が落ち着いた色になるように、
反射もしなくなるから、どうぞ長い目で見てやって下さいね。

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これが、全貌です。真ん中の梁が少しアーチのようになているのが分かってもらえますでしょうか?虹梁です。
両鼻は、金ぴかですが、しばらく我慢ですね。秋の日ざしを受けて、輝いております。
前代未聞の、木鼻のお話でした。

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銅板の中身は、これです。

もう少し瓦屋根が長く葺けているとよかったのにね。

象の手術


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  長い事大工をしておりますと、いろんな仕事が舞い込んできたりします。
 今回は今までにない仕事がきました。
お寺さんの木鼻(きばな)が腐ったので、埋木をして欲しいというのです。
この部材はどこにあるのかといいますと、
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ちょっとわかりにくいけど、お寺や神社の玄関にあたる部分の大きな梁の端に彫刻した出っ張りですね。(白く囲んだ辺りです)
木鼻とかいいますが、お寺さんは象の顔が彫ってあったりします。
大工は象鼻と呼んだりもします。
神社は竜や獏、獅子なんかもありますね。

立派なお金持ちのお寺さんは、象の顔が彫ってありますが、大方は木鼻といって象の顔が簡略化された模様が多いですね。

屋根が短かったのか、木鼻が長すぎたのか、風雨にさらされて片方だけ腐りが入ったところを手術します。「私、失敗はしないのです。」なんて高慢なドクがテレビでおりましたけど、人の手術に比べれば、簡単な??ものです。もちろん失敗は許されません。
まず三角に腫瘍部分を切り取ります。
医者と違って看護婦さんは隣にいませんから、私のみの手術となります。(私のみというのは、鑿というのがかかっております(ここは笑うところです。)
裏っ側半分くらいはまともな生命体のようですし、幸運なことに複雑な彫の部分は腫瘍に侵されていないようで、内心ホッとしております。(汗)

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節のない綺麗なヒノキの角材を採った腫瘍部分にうまくあてがいます。
医療で言いますと、これは移植なのかな。大工業界では、埋木(うめき)なんていいます。
接着剤付けですね。元の木は日本松でしたが、もう日本松は工場にはありません。
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2,3日して接着剤が付いたようですから、大まかに切りまして、厚みをそろえて今度はもう一つの木鼻で型を描きます。
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そして、少し悪戦苦闘しまして、出来上がりです。
今度はこの上に銅板を巻いて彫の模様を打ち出しにするのだそうで、木の色は変わっていてもいいのです。
次は板金屋さんの、腕の見せ所です。

昔の大工は偉かった。


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7月17日火曜日です。
道路からちょっと奥まったこのお寺さんは、大きなレッカー車をわざわざ注文しないと大きな材料は運び込むことができません。
しかもレッカー車からは現場が見えないので、現場監督は無線機を使ってレッカーの運転手に指示を出します。
工場でシコシコ作り出した材料もいよいよ運び出されて、日の目を見る時が来ました。
最高気温約35度位はあったかな?風も無く、みんな「ゆでだこ」の気持ちが味わえました。(笑)
夕方には、全員酔っぱらったお父さんみたいに、真っ赤な顔をしてます。
一日で両面取付完成させるつもりでしたが、もう朝の運び出しの時から大汗をかいてしまいました。
とりあえず、何とか、片面だけは形になりました。
建築工事というのはなかなか思うようには進みませんね。
レッカー車の関係でもう片方は金曜日になる予定です。
昔の大工はほぼ手で上げて取り付けたのでしょうか。
マーこんな暑い日には多分やらなかったでしょう。(笑)

負け惜しみを言っておりますが、昔の大工が凄かったってことが身をもってわかる作
業でした。

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さて、ひと汗流して 夕飯を頂いてゆっくりしておりますと、辺りがいつもと違う夕焼けの色に染まってきました。

久しぶりに、カメラ片手に自転車をこいで浜まで。
普段と少し違う綺麗な黄昏でした。


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