全体表示

[ リスト ]

消える魔球の野球盤

ワールド・ベースボール・クラッシックですか、野球報道がぐんと増えました。
そこで今日は、男の子だったら一度は遊んだことがある野球盤の話。
 
1958(昭和33年) エポック社から誕生した野球盤。
板に穴を 開けて、その周りに釘を打ち傾けます。 玉を転がしてどの穴に入るかで点数を競うゲームが原型です。

日本ではコリントゲーム、アメリカはスマートボールと呼びました。
それにビリヤードとパチンコを足して割ったようなテーブルゲームが 野球盤となるわけですが、現在もいろいろな機能を付けて進化中のロングセラー玩具です。

イメージ 7
イメージ 8
 写真の野球盤は1982年に発売されたパーフェクト野球盤(当時5450円)。
人工芝の質感が話題になりました。
ライト外野席外に硬式ボールを置きましたので大きさを想像してみて下さい。
階段状に囲んだ観客席は、まるで古代ギリシャの野外劇場。野球盤は劇場型
ゲーム盤なのです。
 

消える魔球・・・ 漫画「巨人の星」の影響です。 私が思うに歌舞伎の舞台の仕掛け装置に床を昇降させる装置(床下は奈落へ通じる上下リフト) があります。
花道の途中、役者がいきなり現れたり、消えたりするスッポンと呼ばれる装置、正面舞台はセリというようですが、野球盤の消える魔球は歌舞伎役者の動きに近いのが面白いです。

イメージ 1
 
 
消える魔球機能
ボールが奈落へ落ちて行きます。
 
スイッチヒッティング装置
右打ちも左打ちもOK.
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
スピードガン機能
最高150キロです。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
左側 BSOカウント表示
(当時はストライクが最初です。)
 
 右側 ルーレット盗塁判定装置
 
 
 
 
 
イメージ 4
 中央、飛び出したボールはパチンコ玉とほぼ同じ鉄球。
球の下あたり、マグネット(磁石)
が左右に動く仕組みになっており、カーブが操作できます。
最新型はマグネットが前後にも動き、シュート・スライダー・フォーシ−ム・チェンジアップ・シンカーなど変化球や速球が多彩に投げ分けられます。 
イメージ 5
 
 
 
 
連続投球装置
 
ランナー人形、フィルダー人形、
スラッガー人形が子どもの目には
リアルな存在でした。
 
最新型12600円) は守備シフトが変更できるようになっています。
他にも打球がアーチを描いたり、
デジタル得点入力
実況アナウンス機能 (実況音声)
電光掲示板 (単3電池3本使用)といった電子化が進んでいます。
ちなみにエポック社、遊ぶのは5歳以上としています。イメージ 6
 
 
 
 手許のレバーの右は消える魔球、
中は投球、左は変化球です。
 スコアボードの背後からバッターに悟られないよう、レバー操作をします。投打の駆け引きの妙ですね。
 
野球盤の歴史の中で東京ドームを模した透明屋根付き野球盤もありました。
 
外野壁際のファインプレイが外野の客から見えないド−ム球場そのものに感心しませんのでドーム野球盤もパスです。
 
私にとっての 東京“ドーム” は
神田ニコライ堂、上野表慶館、
日本銀行本店、明治神宮外苑絵画館、そして東京駅北口ドームと南口ドームなのです。  
王選手のいない後楽園なんて・・・
 
イメージ 9

左: 王選手の肉声が入ったレコード 10.6×14.4㎝、45回転)
   《声の出るスター・ブロマイド》 雑誌『少年』の付録だったと思います。
   写真の中からあなたに呼びかける、このブロマイドが、勉強疲れに、
   また楽しいときも、淋しいときも、そして苦しいときにも、あなたに
   励ましと、努力への力のかてになることを願っております。 
                            謹製 昭和メモリーシートKK                                       
 
右: 巨人入団(昭和34年)当時の王選手。  
   多摩川でしょうか。 膝のあたりが破れているようにみえます。
   質素なユニフォーム姿ですが凛々しくて美しい! 生写真です。



   

この記事に


.


みんなの更新記事