砂時計の読書日記

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★★★★
地層捜査     佐々木 譲    文藝春秋    2012.2.
 
  付き纏い続ける噂を何とかしたいと、公訴時効の廃止を受け、四谷署の地元有力者が15年前の老女殺人未解決事件の再捜査を望んできた。
キャリアへの暴言で謹慎処分となっていた警視庁捜査一課の水戸部が、復帰、専従することとなった。
当時の捜査本部の一員で、定年退職した加納が相談員待遇の相棒となり、再捜査が始まる。
事件の動機として、バブル期の再開発に目が向けられていたが、目立ったトラブルは見つからないまま、捜査本部縮小に到っていた。
その後の把握していなかった土地の動きも今一度追ってみるが、これといった点は浮かばない。
水戸部は町を歩き、かつての様子を聞き知り、時代と土地柄を見つめる。
そして、荒木町の芸妓だった被害者本人の “過去” に目を向けた時、事件は別の様相を呈してくるのだった・・・
 
 
長編、警察小説。
どうやら新シリーズらしい。
謹慎処分となった件はエピソード的扱いで、今後にその話が登場するのか?
 
水戸部は事件発生当時は、地方の大学生で時代鑑も土地鑑もない。
調書を読み込み、加納に教えられ、町を歩く事で、昔の花街として栄えた地域の事件当時を知っていく。
終始淡々と地味な展開で、時間の経過により違った側面も見えてくる。
そして、地層のように表層から過去へと事件を探っていき、その過程では他の埋もれていた事件も明るみになる。
 
最後、かなりの急ぎ足で一気に解決したのはドタバタ忙しなかったが、じっくりした展開は他の佐々木譲警察作品と少し違う印象で、なかなか好かった。

 

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新シリーズなんですね!
佐々木さん、久しぶりに読みたくなりました!

2013/11/7(木) 午前 8:15 LIBRA

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>libraさん
私も久しぶりの佐々木譲作品でした。
嫁が出産で実家帰り中にで料理教室に通う主人公など、ちょっと今までと違う作品でしたよ (^-^)

2013/11/8(金) 午前 6:07 [ 砂時計 ]


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