砂時計の読書日記

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★★★
テミスの剣   中山 七里   文藝春秋   2014.10.
 
 昭和59年埼玉県浦和市で、ラブホテル街にある不動産屋夫婦が殺害され、金庫から現金が盗まれた。
若手刑事・渡瀬とベテラン刑事・鳴海のコンビは、ある容疑者を苛烈な聴取で自白させるが、裁判では供述を一転させてきた。
しかし死刑判決が確定され、獄中で自殺を遂げた。
事件から5年後、腕のいい鍵屋による同じ手口の犯行が起こり、渡瀬は冤罪の可能性に気付く。
ひとり事件の洗い直しを始めた渡瀬は、引退した鳴海が証拠を捏造したことを認めさせ、当時の法曹関係者に真実を告げた。
―― 真犯人・迫水が出所直後に、刑務所近くの公衆トイレで刺殺された。
けしかける様に、被害者遺族に送られていた、迫水の出所日時を書いた手紙の存在は、何を指すのか。
 
冤獄
雪冤
冤憤
冤禍
終冤
エピローグ
 
長編ミステリィ。
 
警察の自白強要体質、冤罪を題材としたシリアスな作品。
中山七里作品では名脇役としてお馴染みの、渡瀬警部の若かりし頃の話である。
その他にも、警察関係者揃い踏みで作品間のリンクが色濃い。
『静おばあちゃんにおまかせ』 の静おばあちゃんの判事としての晩期でもあり、その法曹人としての姿勢は渡瀬に大きく影響したようだ。
最後は墓参りの場面で、そこには孫と恋人が連れ沿って登場する。
 
冤罪の可能性に気付いた時、関係者はどうするか。
闇に葬ろうとする者、正そうとする者、利害と正義の対立が王道的に描かれている。
読了したのは約2ヶ月前で、かなり高評価したはずなのだが、タイトルやメモを見ても、内容がなかなか思い出せなかった。
う〜ん、今になって思うと、良い作品だったが似ている作品も世に多く、インパクトはなかったようだ。

 

閉じる コメント(2)

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中山七里さんもこのところ多く作品を出されていて、たしか読んだんだけど、みたいな記憶しかなく、自分の記事を探し出し読んでみました。
28年もたって都合のよい証言が出てくるとか、後半のどんでん返しは予想がついたとか書いていて、やっと思い出しました。
しかし、わたしの記憶力の悪さも困ったものです。

2016/6/11(土) 午後 8:58 あられもち

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>」あられもちさん
記憶力・・・遠い目をしてしまいそうです(笑)
確かに作品数多いですよね。
失礼ながら、もう少し丁寧に書けばいいのにと思う作品多々ありです。
年々衰える記憶力の補完に、ブログの存在意義を思う事にしておきます。

2016/6/11(土) 午後 9:38 [ 砂時計 ]


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