砂時計の読書日記

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                      ★★★
本日読了本   廃墟に乞う   佐々木 譲   文藝春秋  2009.7.
 
         ある事件で、心的後遺障害を負った北海道警捜査一課捜査員・仙道は休職療養中だった。
しかし、知り合いの頼みや過去の関わりから、プライベートながら捜査中の事件に関与することに。
休養中なのに事件から離れきれなかった刑事が、その過程で復帰へと自らを向かわせる。
 
   「オージー好みの村」 
白人人口8割、地元や警察とも摩擦がある中、事件第一発見者のオージーが容疑をかけられた。
他に目を向けようとしない警察に不安を感じた日本人の友人が仙道を頼んだ。
 
   「廃墟に乞う」
13年前に札幌で起きた娼婦殺害事件と酷似した手口の事件が起こった。
当時、取調べをした仙道に犯人から連絡があり、故郷の寂れた旧炭鉱町へと向かうことに。
 
   「兄の想い」
猟師町で町一番の人望がある若手リーダーが、喧嘩相手を刺し死亡させたという。
喧嘩は認めるが凶器は認めない本人、そして周囲もあいつなら拳だと口を揃える。
 
   「消えた娘」
逮捕時に取り逃がし死亡した婦女暴行犯の部屋で、娘のバックが見つかったという父親。
命はもう諦めているが、遺体を捜し出し葬儀を出してやりたいという。
 
   「博労沢の殺人」
競走馬生産牧場のオーナーが自宅寝室で殺された。
その男は17年前起きた殺人事件の有力被疑者だったが、物的証拠がなく逮捕は見送られていた。
 
   「復帰する朝」
マスコミ好みの資産家美人殺害事件の取材で迷惑をしていると、知り合いから助けを求められた。
しかし、行ってみるとカメラマンの1人すらおらず、騒ぎは3日前にはおさまっているいう。

短編6編連作。直木賞受賞作。
佐々木氏の作品は長編のほうが好きだなというのが感想。
どこも、何も、悪くないのだが、はっきり言ってすぐに忘れてしまいそう。
 
強いて言うなら、休職中でも道警捜査一課の名刺を北海道内で示されれば、勘違いをするだろう。
消防署の“方”から来ました、と言って消火器販売するのと同様に思う。
そういう設定が好きになれないし、どの事件も仙道の示唆で正しい捜査方向にというのも・・・・・。
細かいことなのだが、引っかかってしまうと駄目だ。
仙道に気がいき、犯人や被害者遺族の心情の読みがおろそかになってしまった。
 
「復帰する朝」 の依頼は他と真意が違っていて、最後に流石と思わせてもらった。

閉じる コメント(4)

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こんばんは。
佐々木譲氏の警察小説好きで何冊か読んでますが、この本は直木賞受賞作ということで一番期待して読んだら思いっきりからぶりな感じでした(笑)

2012/3/24(土) 午前 0:42 きくや

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同感。ファンなんだけど、内容覚えてない。

2012/3/24(土) 午前 5:26 [ bioclif ]

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>きくやさん
こんばんは。
直木賞作品なのは読了してから知ったのですが、ウソっと瞬間思ってしまいました(苦笑)。
作品数も多いですし、中には合わないのもあるということでしょうか
(^_^;)

2012/3/24(土) 午後 11:36 [ 砂時計 ]

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>bio*l*f
好き勝手な感想を書いていながら、同感の方がいるとちょっとほっとします (^_^;)

2012/3/24(土) 午後 11:37 [ 砂時計 ]


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