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アメリカより帰ってまいりました。有給消化の1ヶ月間・・・あっという間でした〜

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ラムセス2世


エジプトでもっとも偉大なファラオと呼ばれるラムセス2世

 年代には諸説あるが、24歳で即位し、66年間の長きに渡りエジプトを統治し、90歳で没したとされる 

 古代エジプトの全歴史を通じて、もっとも尊崇された支配者であり、

 超人的なカリスマと支配力を保持し、個人としても長身で美しい容姿の持ち主であった。


 彼の名声をここまで高めたのは、トトメス3世のように戦争をして領土を大きくしたからではありません。

 彼の治世で起こった戦争は1度だけ。

 戦争をせず、国を豊かにし、たくさんの神殿やオベリスクを建造したことにあります。

 実はエジプトに残っている歴史的建造物の大半はこの時代につくられています。



クリスチャン・ジャック著 「太陽の王ラムセス」全5巻


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旅に出る前に読んだこの本。これを読んじゃうとラムセス2世に惚れずにはいられません(*^ ^*)

ラムセス2世の波乱に満ちた生涯を綴る超大作ですが、読み物としてもおもしろくてハラハラドキドキ一気に読めます。

妻ネフェルタリへの愛情溢れるくだりなんかはホロリ。



なので、ラムセス2世の愛したヌビアの地と、彼の最高傑作アブ・シンベル大神殿に訪れることは

この旅の中でも一番楽しみだったのです♪


アブ・シンベル大神殿


最も強大だったファラオ、ラムセス2世が築かせ、4体のラムセス2世が正面を飾るアブ・シンベル神殿

 ピラミッドとスフィンクスについで有名な古代エジプトの建造物で、エジプトの領土の境界を示し、

 またファラオの力を南から進入してくるものたちに見せ付ける意図があった

 3000年以上経った今もその荘厳な力は少しも失われていない。


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ドドーンとそびえたつラムセス2世の巨像!!(しかも4体!!)

でかい・・・そしてなんって美しいんだろーーー!!!

21mもあるこの巨像、現存するエジプト最大の彫刻なんだそうです。


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ごろっと落ちてる左から2体目のラムセス像の頭。おでこだけでも私の背丈くらいある。すりすり。




門番の持つアンク形の鍵。デカッ!(笑)

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いよいよ神殿内に入ります。


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入り口をくぐると通路の両脇にズラッと並ぶ8体の像。

入ってくる者を見定めるかのよう。




神殿内はびっしりレリーフが残ってる。

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あまたの神に捧げものをする王の姿と、ただ1度の戦争で先頭にたって戦う強靭な王の姿が印象的。

この戦争、「カデシュの戦い」として有名で、「大勝利!!」というヒエログリフも残っています。



カデシュの戦い


北方の小国を次々に支配下におさめ、エジプトにも侵入してくる勢いだったヒッタイトと戦い。

2万人の兵を率いて戦った大戦だったのだけど・・・

この戦争、結局決着がつかず「引き分け」だったのでは、と考えられています。

ヒッタイト側の記録にもやはり「大勝利!!」と残っているそうで。

(ケンカの勝ち負けは双方の言い分を聞かなきゃわかんないね・・・)


その後エジプトとヒッタイトは「和平条約」を結びます。

文書による人類史上初の和平条約です。

それまでの戦争は必ずどちらかが圧倒的に勝って、一方を併合していました。

お互いきちんと文字で書いた「和平条約」は初めてのことだったのです。



至聖所


神殿の最奥に設けられた至聖所には4体の像。

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左からプタハ神、アメン神、ラムセス2世、ラー・ホルアクティ、


一見なんということはない像ですが、これにはすごい仕掛けがあります。

年に2回、春分の日と秋分の日の2日だけ、

入り口からまっしゅぐと朝日が差し込み、60m先の神々の像を照らし出すのです。

しかも、プタハ神は闇の神なので、彼だけ光は受けないという懲りよう。



天文学的にも建築学的にも優れていたという証拠ですね。





この大神殿、このあと数奇な運命を辿ることとなります。

大神殿をめぐる大プロジェクトと、最愛の妻ネフェルタリについては次回に〜(^^)/

閉じる コメント(15)

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ほんとに大きいのですね。写真に小さな人が写っているのでよ〜くわかります。・・・扉に突き刺された鍵、なんともいえません。

2006/12/14(木) 午後 11:16 iro*a20*6i*o*a

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アブシンベルの神殿は、「ハムナプトラ2」にも出てきましたよね?こんなにでっかいとは!!!冒頭で紹介された本、今度読む本の候補にします!!

2006/12/16(土) 午後 4:39 [ rgr**462 ]

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ラムセス2世、本当に美男だったんですねー♪

2006/12/16(土) 午後 11:08 [ - ]

ほんとすごい〜(゜o゜)至聖所のからくりなんてトリ肌ものです。そんなことまでわかって作っていたなんて・・。今の時代は、技術者が減っていて、後退しているような気さえします。

2006/12/18(月) 午後 2:50 [ ucc*i71** ]

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何なんでしょうねこの写真から伝わってくるパワーは。偉大な王に捧げた気持ちが伝わってくるようです。

2006/12/18(月) 午後 10:21 トープ

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いろはさん >そ〜なんです。でっかさ伝わんないよな〜と思って、実は人が入りこんでる写真をチョイスしてみたのですが、気づいていただいて嬉しい!鍵までもおっきくて笑っちゃいました(^^)

2006/12/19(火) 午前 0:09 rrr*88

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rgrhc462さん >2は見てないんです〜。(1で懲りて・・・(^^;)出てるときいてちょっと見たくなりました!太陽の王ラムセスは日本ではあまり知られてませんが、欧米ではかなり有名らしいですよ。エジプトで出会った旅行者とも話しが盛り上がりました!

2006/12/19(火) 午前 0:13 rrr*88

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むささびさん >かっこいいですよね〜!彫像だけでなく、彼のミイラからも美男ぶりが証明されてるとか。カイロで実際に見ましたが、金髪で(残ってる!)立派な鷲鼻。う〜ん確かに?ってかんじでした。

2006/12/19(火) 午前 0:16 rrr*88

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ウッチーさん >すごいですよね〜。後に訪れるマヤ文明やアステカ文明、インカ文明でも秋分・春分の日は重要視されていて、古代では特別な日だったんだな〜と。

2006/12/19(火) 午前 0:21 rrr*88

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topuさん >人が造ったものだ、と思うとなんだかその情熱や感情に圧倒されそうになります。どーんと大胆なんだけど、細部はほんとに繊細で、職人がチマチマ、コツコツ作業する様子を思い浮かべて感嘆です。

2006/12/19(火) 午前 0:34 rrr*88

『太陽の王ラムセス』気になってはいたんですが、これを見て読みたくなりました。

2006/12/27(水) 午前 7:49 [ 鳳山 ]

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鳳山さん >おもしろいですよ〜☆まるで見てきたかのようにリアルで!(^^)

2006/12/30(土) 午後 1:37 rrr*88

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丁度 テレビで見ました。なるほど 行かれたのですね。 うらやましい。 私も自分の目で見てみたいです。

2007/1/5(金) 午後 1:06 ♪月乃凜♪

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月乃凛さん >やってましたね〜!たけしの世界7不思議と忙しく交互に見てました(^^)

2007/1/6(土) 午後 0:05 rrr*88

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私もTVで見ました。子供がかかりっきりでこのTVを見ていたので。 このブログ見てるから非常に分かりやすく面白かったです。

2007/1/10(水) 午後 1:55 [ fuj*t*2s ]


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