あゆみの出逢い旅

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お伊勢参り 昔はどんな旅?(6) の続きです。長々と書きましたが、これで完結です。
 
昔はどんな旅?(1)はこちら
昔はどんな旅?(2)はこちらで、
昔はどんな旅?(3)はこちらで、
昔はどんな旅?(4)はこちらで、
昔はどんな旅?(5)はこちらで、
昔はどんな旅?(6)はこちらでご覧ください。
 
 
 
 
江戸時代、大名や役人は本陣や脇本陣に宿泊し、問屋場の人馬を利用しましたが、一般庶民は旅籠や木賃宿(きちんやど)に泊まりましたが、野宿も多かったようです。
 
宿場には飯盛女(めしもりおんな)と呼ばれる遊女が置かれ、歓楽街の要素も強かったようで、歓楽に流されて旅を断念・・・なんて事もあったのでしょうね〜。
 
 
 
イメージ 1
文化7(1810)年に、八隅蘆庵(やすみろあん)が発刊したものです。
 
この時代、伊勢神宮参拝客が年間200万人になったり、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』も発刊されたりで、空前の旅行ブームとなっていました。
 
 
江戸時代の旅は、基本的には人々の移動の禁止となっていましたが、伊勢神宮等の社寺参拝の旅と、病気治癒のための湯治の旅は認めらていたんです。
 
 
 
 
1日平均30キロを歩いた昔の旅は、トラブルや危険なことが待ち受けていていたようです。そのために旅のマニュアルは必要だったのですね。
 
 
旅行用心集は、冬の旅、船の旅、かごの旅、風呂の利用方法、所持品、道中日記使い方、古い唄とことわざ、旅行教訓歌、旅たちの歌、諸国の温泉、諸国の関所について記述しているそうです。
 
 
 
イメージ 4
江戸時代の旅は、獣や盗賊の心配もあり、持ち物の小型化や軽量化とともに身や所持品を護るために、いろいろ工夫していたようです。
 
 
江戸時代の旅仕度の中に、「旅枕」「道中枕」などと呼ばれるものがあったそうな。
 
薬、針、糸、矢立て(筆記用具)、発火用具、財布、印判、巾着、髪飾りや鏡などの身の回りの品、そろばん、行灯、ろうそく、扇子、油紙・・・などが入っていたのでしょうね。
 
 

 コンパクトで有名な小田原提灯は旅人用に開発され、江戸時代に大ヒットしたのだそうです
まんまさんのコメントより

 
 
 
イメージ 5
イメージ 6
 
イメージ 7
イメージ 8浮世絵から、江戸時代の旅の姿を見てみます。
 
 
江戸の昔、老若男女が様々な思いを抱いて伊勢参宮に集いました。伊勢講の人のように何年もお金を積み立てして、くじ引きでやっとこれたり、村を代表して来たり、仕事や家事をほったらかしにしたり、遠い道のりを歩いて、危険を冒して伊勢を目指しました。
 
 
お蔭参りは、お金が無くても街道沿いの住人等が無償で行なった施し「施行」によって、無事に伊勢まで辿りつけたことが、江戸時代の庶民が多く伊勢に行ったことの要因でもあったようです。
 
 
握り飯の振る舞い、草鞋の無料配布、農耕馬を使った人の運搬など、これらは全て伊勢人の信仰心の現われでもあるそうです。
 
 
伊勢参宮は、本来、自然に生かされし己を知り「おかげさま」の思いで詣でべきものなのです。
 
 
 
さて、前回の記事では外宮参拝を終えました。江戸時代、外宮の次は内宮を参拝しましたよ。
 
 
 
 
内宮領川曳き(2)、時間が有る時に、ちょっとのぞいてみてください。
 
 
 
イメージ 9
イメージ 3外宮前の赤福でぜんざいを、内宮では赤福を食す〜
 
 
 
 
イメージ 10
 
 
 
 
江戸時代の人は、外宮から内宮に参り、次に朝熊山金剛證寺に詣でました。
 
 
 
 
 
 
江戸時代とは違いますが、私は近鉄朝熊駅から朝熊山に登り金剛證寺に行ってきましたが、
その時の記事は、朝熊山登山記として書いています。
 
 
 
 
 
イメージ 2江戸時代の人は、お蔭参りを終えてからそのまま江戸に戻るのではなく、中仙道を歩き長野まで足を延ばし善光寺へ詣でて、江戸へ帰ってきた人もいたといいます。一生に一度の旅だったのでしょうね。
 
 
 
 
 
 
以上で、
お伊勢参り 昔はどんな旅?
を終わります。

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閉じる コメント(16)

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一生に一度の旅になってしまうのですね。

黄門様はどのくらい旅をしたのでしょう・・・?(・・;)?

2012/12/2(日) 午後 5:13 [ 花さん ] 返信する

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こんばんは(*^。^*)
ここまで色々と楽しく読ませて頂きました。
この記事をまとめて一冊の本が出来そうです。
とっても面白かったです。
ナイス!ツイート

2012/12/2(日) 午後 5:39 [ リップ ] 返信する

花さん、こんばんは〜(^-^)
コメント、ありがとうございます。

黄門様のモデルと言われる水戸光圀は、旅はしていませんね。
TVの黄門様は、相当の距離を歩いたでしょうね。
今も同様ですが、いずれにしてもお金が無ければ、
旅に出られませんでしたよね。伊勢に行くための費用は
一年分の生活費にあたるそうです。

2012/12/2(日) 午後 6:15 [ あゆみ ] 返信する

リップさん、こんばんは〜(^-^)
コメントとナイスとツイートを、いつもありがとうございます。

自分が分かるように書きましたので、文章がおかしいところも
いっぱいあります。これを読んで「行きたいな」と思って
いただければ嬉しいと思います。

2012/12/2(日) 午後 6:32 [ あゆみ ] 返信する

一生に一度はお伊勢参りしたい。私もそう思っています。
何年先か、行くときにこの記事をも一度読んでから行くことにしますね。
色々と詳しく教えていただいてありがとうございました。

2012/12/2(日) 午後 7:08 はるん 返信する

歩さん、こんばんは。

昔のお伊勢参りは、今から見れば健脚です。
都会人はこの体力も気力もないでしょうね。
旅行用心集は旅のマニュアルですね。
かなり重宝したのでしょう。
ナイス!

2012/12/2(日) 午後 7:45 馬明 返信する

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旅支度の道具は先日江戸博物館で見てきました
なんて身軽なんでしょうと思いました
それでも、枕は必需品だったんですね

2012/12/2(日) 午後 8:14 やまんばーさん 返信する

はるみさん、こんばんは〜(^-^)
コメントとナイス、いつもありがとうございます。

行きたいと思ったときが一番の行き時なのですが・・・
諸所事情があるでしょうけど、江戸っ子になったつもりで
家事もぽいっと放り出して行きましょう(笑)

文才のないつたなき私の記事を読んでいただいて、
ありがとうございます。きっと良い事がありますよ。

2012/12/2(日) 午後 8:26 [ あゆみ ] 返信する

馬明さん、こんばんは〜(^-^)
コメントとナイス、いつもありがとうございます。

昔の旅は足が基本ですから、自信が無ければきっと旅には
出ずに一生を終えた人はたくさんいたでしょうね。
それでも「一生に一度は伊勢参りに行きたい」と思った庶民は
多々。信仰心がそうさせたのです。
旅の経験が無いものにとっては、重宝というよりは、
絶対読んでいくべきものだったでしょうね。

2012/12/2(日) 午後 8:41 [ あゆみ ] 返信する

やまんばーさん、こんばんは〜(^-^)
コメント、いつもありがとうございます。

服装はなるべく身軽にしていました。なぜかというと物を
たくさん持っていれば金持ちかなと思われ襲われる心配が
あったからです。また、身軽であればすぐに逃げることも
出来ます。しかし、昔の人の髪は油をつけて整えていまして
洗髪をする事は少なかったので、人の枕を使う事は出来なかった
ということもあります。他に枕の中に大切なものをしまい、その
まま眠れば、盗まれる事も防げるでしょう。
お金を盗まれたら大変です。そんな枕なのですよ。

2012/12/2(日) 午後 8:55 [ あゆみ ] 返信する

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こんばんは!
大変興味深く拝見させていただきました。
私の住んでいる近辺では、富士講・成田講・
大山講・三峰講・御嶽講などの記念の石碑
などを見かけます。
昔は伊勢参りや富士登山のためにみんなで
お金をだしあって代表が参拝にでかけたの
ですね。
現代は交通手段も発達し、海外などへも
自由に旅行をできるようになり、ほんとうに
恵まれていると思います。 ☆

2012/12/2(日) 午後 9:25 taira 返信する

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私、小豆の良さが分かっていなかったのですが餅を焼いてぜんざいを出されて食べた時の感動を最近、知ってしまいファンになってしまいました・・・遅いかも知れませんが。

2012/12/2(日) 午後 9:48 [ keiwaxx ] 返信する

tairaさん、こんばんは〜(^-^)
コメント、いつもありがとうございます。

tairaさんの家の近辺はとても信心深い方が多いのですね。
大山阿夫利神社(神奈川県伊勢原)、三峰神社(埼玉県秩父)
御嶽神社(東京都青梅)、富士浅間神社(静岡県)と成田山
新勝寺詣でですね。その中で一番大変なのは、富士講の富士山
登山で、命がけでした。で、子供や年寄りや行けない人の為に
富士塚が造られるようになり、富士塚を何周かすると「富士山に登ったと同じ」として、記念碑も建立しています。

古来より、山は修行の為の山でした。現在では簡単に行っていますが、決して山を侮ってはいけないと思っています。
信仰の山であることを忘れないでほしいと思います。

2012/12/2(日) 午後 10:15 [ あゆみ ] 返信する

keiwaxxさん、こんにちは〜(^-^)
コメント、いつもありがとうございます。

昔から有る食物は体に良いもので、小豆は脚気・急性肝炎・発疹・疲労回復などに効果があるようです。お疲れの時は、体が
欲する糖分と小豆を摂取して、またお仕事頑張ってください。

何でも遅いということはありません。砂糖を少なめにして食して
くださいね。

2012/12/3(月) 午前 8:25 [ あゆみ ] 返信する

私は愛煙家なのですが、煙草入れも装備の一つになっていたのですね♪

また、コンパクトで有名な小田原提灯は旅人用に開発され、江戸時代に大ヒットしたのだそうです。

2012/12/9(日) 午後 9:32 まんま 返信する

まんまさん、こんばんは〜(^-^)
コメント、ありがとうございます。

昔は今のように禁煙なんて言ってませんでしたから、
疲れた時に「いっぷく」というのは普通でしたでしょうね。
小田原提灯ですか。私事ですが、子ども会に入っていた頃、
えっさえっさえさこいさっさ、おさるのかごやだほいさっさ
ひぐれのやまみちほそいみち おだわらちょうちんぶらさげて
ほれやっとこどっこいほいさっさ ほいほいほいほいさっさ。
なんて踊った記憶がありますし、写真もあります。(笑)

そうですよね、宿場へ着く前に暗くなったら、提灯は必需品
ですよね。教えていただいて、ありがとうございます。

2012/12/9(日) 午後 9:57 [ あゆみ ] 返信する

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