イニシャル・NGE

子連れ観戦のぬるサポですが、クラブ愛をもって「あえて辛口で」名古屋グランパスを応援しています

全体表示

[ リスト ]

新潟戦での久しぶりの勝利&対初勝利は、3-1のスコア以上に「試合を支配した」と言う印象でしたし、シュート数やリスタート数などのスタッツもそれを雄弁に物語っていますが、試合終了後はとても手放しで喜べない試合と感じられたものでした。
手放しに喜べなかったのは、アルビが「家鴨」だったから?
イメージ 4ひとえに、対戦相手である新潟の「出来のワルさ」が目立つ試合だったと思います。

試合の帰りに駐車場に向かう途中、人目を憚らず「愚痴っていた」見ず知らずのアルビサポの方と話していたのですが、新潟は、ここ5試合平均3失点だそうで、ひとしきりSDFの人材難と、そこからのDF陣の崩壊現象を嘆いていました。
ただその彼曰く、今日の守備の出来は前節磐田に7失点した試合より悪かったとのこと。降格争いを懸念しながらも、しみじみと「よく3失点で済んだ」と安堵されてました。

確かに、最近得点力が上がったとは言え、シュート数は少なかったグランパスにあって、新潟戦でのシュートは21本と多かった割に、決定機に決めきれなかったシーンも少なからずあったのは事実です。しかも、打てる場面でパスを選択したことも、普段以上に多かったと思います。

欲を言えばキリがないのでしょうが、件のサポに最低の出来と言われた新潟守備陣に対して、3得点すべてが相手の『あまりに拙いミス』を契機にしたカウンターだったこと(恵太のチェーシングや飛び出し、そこを狙ったパスそのものは素晴らしかったのは間違いないものの)は、「手放しになれなかった」一つの要因だったと言えます。

相手のミスを見逃さず得点に結び付けたことで満足すべきなのでしょうが、いかに中位同士の対戦とは言え、毎度相手が致命的なミスするとは限らず、ましてや、はっきりとした目標を持った上位チーム相手なら、そうした機会は皆無となります。
そう言う意味では、新潟の中盤でのチェーシングが事実上消滅してしまった3点目以降に「息の根を止める」ような追加点を取ることも、中位、否上位を狙っていくうえでは、必要なことだったと感じました。

私の個人的な『不満だァ〜』は別にして、試合を振り返ってみましょう。

これまでにないシステムとフォーメーション
イメージ 2開始直後は4-4-2に見えたのですが、探り合いの後は、渡邊が中盤の左サイドに上がり、中盤をダイヤモンド形にし、本田が右ウイング(FW)に入った3-4-3と併用する形になったと思います。

ただし、中盤では前線の本田や恵太を絡めたポジションチェンジが頻繁でしたし、ボールを奪われて守備に回った時でも、これまでなら相手へのファーストチェックもそこそこに、本来のポジションへは戻ることに奔走していた選手達が、お互いを補完しあう形を取りつつ、局面によってはその場で相手チェックの対応していたようです。
カウンターが持味の新潟戦に限った指示なのかは承知しませんが、相手カウンターによって数的不利な状況に陥る場面は2〜3度しかなかったと思います。

そんなシステムだったこともあって、ハッキリと3-4-3だとか4-3-3とか決め付けてなかった感じを受けました。

フォーメーションに拘らない流動的なシステムは、個人的には非常に好みなため、試合中は選手の確認に混乱しつつも、ワクワクしながら経過を眺めていました。

文句のない得点シーンにも…。失点シーンは仕方ない??
得点シーンは、前述した相手DFのトラップミスから恵太のフォアチェックが功を奏したもの。突破した恵太の貪欲な姿勢や、折り返しは文句の付けどころのないプレーだったと思いますし、得点者の本田以外にも飛び込んできたジョンウの判断や機動力も称賛に値しるプレーでした。

2点目も相手のパスミスから恵太が右サイドを崩して生まれた得点でした。カウンターの割りには相手守備陣の対応は、戻りも遅れ、クロスへの対応も前線に一人だけであったヨンセンをフリーにすると言う集中力や粘りを欠いたものだったと思います(アルビには失礼)。

3点目は良いゴールでした。プレスの少ない中盤(俊哉)から、人数が揃っていてスペースのない前線への浮き玉のコボレを恵太が狙ったシュートがバーを叩き、そのまたコボレを詰めてきた津田が流し込んだもの。
これまでなら詰めている選手がいなくて、あっさりクリアされていたようなシーンでしたが、相手DFがボールウォッチャーになっていたとは言え、シュートが打てたことだけでも、攻撃・シュートへの意識の高まりを感じさせる得点だったと思います。

イメージ 1失点シーンは事故です(笑)。あそこでファールしたことも責められませんし、ヨンセンが足を出してしまったのも仕方ないでしょう。
ただ、相変わらずリスタートをゾーンで守るのなら、ハイボールに対しては、必ず相手の前で弾き返すことが求められます。あのシーンのように相手と競った挙げ句スルーさせてしまえば、今回のように自チームの選手でなくとも、コボレた裏のスペースに入ってくる相手もいることは確かなのですから…。
※これはハイボールに被ってしまった古賀だけのせいではありませんので、あしからず。

守備での課題は改善が見られるが...
さて、最近の課題だった守備面ですが、危機的状況もほとんどなかったわりに、試合中はドキドキさせられた感じでした。
新潟との相性の悪さや、終盤になると、運動量の低下や連携の乱れなどから、相手にスペースを与え、チェックが間に合わなくなる試合が続いていたせいかも知れません。
ただ、これも最近の試合でよく見られる相手に合わせたフォーメーションやシステムが今節でも見られ、後半には相当間延びした状態になってしまったことと、それが元で、相手が個人技で突破を図りにきた際に、カバーリングが間に合わなくなったシーンがあったことも、そうした不安感を抱かせたのかも知れません。

O.Gによる1失点という結果を見れば、全体的には守備も機能したと言えますが、やはり新潟の連携のなさに助けられた感も多く、組織的な守備がうまく行っていない時間帯もあったと思います。
ただ、最近の傾向として相手のフォーメーションとマッチアップした形をとってきている中では、冒頭記述したように、ポジションに拘らない守備意識と徹底したカバーリングへの意識(うまく行かない時間帯でも、その意識は明確に見えた)を持ち続けたことは、「大きな進歩」だったと断言できるでしょう。

自分達のサッカーの完遂は「?」
イメージ 3この試合の前に期待した「あまりに相手を意識することなく、名古屋のサッカーを貫く」ことについては、『そもそも名古屋のサッカーって、どんなだヨ?』とか言う向きもあって、私自信もよく分からないところもありますが、抽象的ではありますが、セフ監督が就任会見などで語った「オートマティック」や「テンポのあるサッカー」になるのでしょう。

そういった意味では、この試合のテンポは非常に良かったと思います。守備から攻撃への切り替えも、これまでよりは遥かに速さを感じることができましたし、相手のプレスが多少なりともあったうちから、パス回しにはただ早く回すだけではないスピードの変化や相手を欺くための工夫があったと思います。
ただ、全員にそれを感じたわけでもないので、こうした意識やリズムを全員が共有できるように更に鍛錬が必要です。

また、前述したように守備面でのオートマチックは一定の域に達したとも言えますが、これも全員が一試合を通して実践していたわけではなかったですし、メンバーが変われば(特に指示を出す俊哉の不在)、どうなるかも保障できません。

「手放し」ではないにせよ、また相手の不出来があったにせよ、今シーズン初めて「支配した試合」ができたことは、監督のコメントは別に選手達の試合後のコメントなども考慮すれば
自分達のサッカーができたのかな?
と考えています。中位対決にあたっては、更にそれを高めつつ連勝を願いたいと思います。

閉じる コメント(16)

顔アイコン

相手サポと話される点、すばらしい事です。私には出来ません・・・ それはそうと、まだ試合チェックしてないのですが、ゴール前のフリーキックをゾーンで守るというのは昔から?なのですが。積極的にオフサイドトラップをかけるわけでもないゴール前ゾーンDFに何か意味があるのでしょうか?? 危険人物をマンマークした方が効果ありと私は思うのです。 そこんとこどう感じます??

2006/9/19(火) 午後 10:45 [ kt_chan ]

kt_chanさん。毎度コメありがとうございます。昔から他サポの方々とは試合後に励ましたり励まされたりしてます。さて、リスタートでのゾーンディフェンスについてですが、私は反対です。そもそもシステム的にはオフサイドを狙ったモノではなく、理論上は相手に触れさせずマークのズレがないことがメリットと言える守備です。欧州では結構流行ってた時期もありましたが、今はゾーンに加え、ご指摘の相手キーマンへのマークを併用する形、W杯でもイタリア代表などがやってた守備が主流です。私もそれがイイのですが...

2006/9/20(水) 午前 0:03 なっぽー

ぐらKIDSさん、こんばんは〜 新潟戦は完勝だったと浮かれていましたが、新潟の出来も悪かったんですね(^^ゞ でも、この勝利で自信がついて、次節のマリノス戦も勝って欲しいです!

2006/9/20(水) 午前 0:22 Shane

あのビッグフラッグの下にいらしたんですね〜もう試合始まってるのにいいのかなぁ〜と友人と話してたんですよ♪それにしてもアルビの方と情報交換だなんてすばらしいです。12番頑張ってますから〜って言いたいですよね。

2006/9/20(水) 午前 0:46 * 葉月 *

Shaneさん。毎度コメありがとうございます。勝っても勝っても課題は出ますから、私の「辛口」はスルーしていただいても良いくらい、実はイイ試合だったと思います。相手が悪い時に、それに付き合わなかったことだけでも、変わりつつある名古屋を実感できました。次も日産スタまで遠征します。今回は崎陽軒のシュウマイ持参で!(なぜだか私的にはシュウマイダビーと位置付け:笑)

2006/9/20(水) 午前 0:50 なっぽー

葉月さん。毎度TB&コメありがとうございます。BIGフラッグは試合開始に気付いたコールリーダー氏から「いい加減降ろせ!」と指示が出てようやくって感じでした(笑)。アウェーなら特に他サポの方とは簡単ながら試合の雑感を話しします。私が息子に愚痴っていると、他サポの方が息子に話しかけてくるパターンが多いですネ(恥ッ)。

2006/9/20(水) 午前 0:57 なっぽー

顔アイコン

観戦お疲れ様です。杉本大活躍でしたね。このままだと玉田の出番はないかも?まあ渡辺が左サイドに定着したらの話ですけどね。グラのサッカーができてますか、2ヶ月前はそんなこと夢にも思わなかったです。この調子でアウェー2連戦を乗り切って欲しいですね!

2006/9/20(水) 午後 4:49 どらぐら

どらぐらさん。毎度TB&コメありがとうございます。3TOPやるなら恵太がオススメですよ、オシムさん(笑)。「自分達のサッカー」については、俊哉が「まだまだ」という含みを持たせたコメントをしてますので、もっともっと「高み」なのでしょう。←そんなサッカーが実現したら、このBLOGで書くことがなくなっちゃいます(笑)。その日を夢見て日産スタに参戦してきます。

2006/9/20(水) 午後 8:35 なっぽー

こんばんは、参戦お疲れでした。快勝〜と、浮かれ気味だったのですが新潟が良くなかった中での勝利とは・・自分たちのサッカーが出来れば言う事無しなのですがなかなか難しいですよネ。次節は久保っちがいないのでチャンス?だと思ってるのですが(甘いかな)・・応援よろしくお願いしま〜す♪

2006/9/20(水) 午後 10:21 [ hirororo ]

久保がいないとはいえ、マリノス相手にどこまでやれるかが、重要ですね。まぁナビスコも戦っている相手ですから、勝ってくれないとマズイですけどね!

2006/9/20(水) 午後 10:58 [ tom! ]

顔アイコン

ヨンセンですが、新潟戦に限らず得点シーンではフリーになっているんですよね。巨人の国ノルウェーでは彼の大きさでも平凡なのか、フィジカルに頼らない動きができる秀逸な選手だと思います。

2006/9/20(水) 午後 11:03 [ Frantz ]

priority328さん。毎度TB&コメありがとうございます。快勝ですヨ!快勝!超が付くほど「辛口」のBLOGがべた褒めするほどではない、くらいの感覚ですから(良かったのかナ?)。鞠は久保や○ケスが不在のようですが、チームはあれこれ考えすぎないで、名古屋は名古屋のサッカーをすればイイんです!!そうすれば勝ちは付いてきます。たぶん(笑)

2006/9/20(水) 午後 11:27 なっぽー

tomさん。毎度TB&コメありがとうございます。鞠ノスには、これまでにも個人的に何かと「借り」があります(鞠サポの知人など)。個人的には久保は好きなタイプなので、○ケスも含め見たいのですが、名古屋にとっては彼らの欠場は大きいと思います。←これで勝てなきゃ「家鯱」です

2006/9/20(水) 午後 11:32 なっぽー

顔アイコン

frantz5150さん。毎度TB&コメありがとうございます。新潟はザルだったので(アルビサポには失礼)当然でしたが、確かにヨンセンはフリーになれるポジションを取っていますよネ。ノルウェーでどんなサッカーをしていたのかは承知しませんが、日本へ来る前からのプレースタイルなのでしょう。よく「これだけの選手が名古屋に来たモンだ」と妙に感心してしまうくらいです。ただ、今後は「彼がシステムそのものにならない」ことも考えなければいけませんネ。

2006/9/20(水) 午後 11:41 なっぽー

そうでしたかぁ・・調子の悪い新潟に勝てたのは義務と考えたいですがそのような内容なら少し先が不安ですね。試合のスコアなどをみて、支配しているのが久々だったので手放しで喜んでいました^^;次のマリノス戦。これが鍵かも知れませんね。同じ中位との2連戦なので勝ってできるだけ上位を目指してほしいです!

2006/9/22(金) 午後 0:56 ゆう

ユウさん。毎度コメありがとうございます。おっしゃるとおり、名古屋(中位)再興に向けては、今日のマリノス戦が「鍵になる」でしょう。と言っても「一つ一つ勝っていく」気持ちでその試合に集中することが重要でしょうネ。あと、「手放し」かどうかは、辛口の私のことですから^^;...(試合後は私も手放しで喜んでましたから)

2006/9/23(土) 午前 8:08 なっぽー

開く トラックバック(6)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事