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DREAMSPACE
ネオクラ/プログレとメロデス/メタルコアによる夢の空間

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プログレッシヴメタル

プログレッシヴメタル(略してプログレ)とは曲展開が目まぐるしく変わるのが特徴で、難解なフレーズ、変拍子の多用、派手なシンセザイザー、アルバム制作にはコンセプトを使用することが多い、などといった特徴がある。

もともとこのジャンルはRUSHQUEENSRYCHEが源流だという声もあるが、実際にはDREAM THEATERが草分け的存在だと捉えられている。


【DREAM THEATER 】

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アメリカ・ボストン出身にしてプログレッシヴメタルの代表的存在。メンバー全員がテクニカルな演奏力を持つことで知られ、世界中を探せば他にも上手いメンバーが在籍するバンドが存在するのであろうが、よく知られているアーティストとしては彼らが世界一だろう。

【QUEENSRYCHE】

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アメリカ・シアトル出身にしてHR/HMの金字塔『OPERATION: MINDCRIME』をリリースしたバンド。個人差はもちろんあるだろうが、総合力でこのアルバムを超える作品を作ったバンドはいない。現在もメンバーは違うものの、精力的に活動中。

【RUSH】

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カナダ出身のプログレッシヴ・ハード・ロック。1970年代に大作志向を強めたのは彼らが最初で、ハードロックであるためテクニカルな演奏はそれほどなく、鋭利的なギター・リフ主体のサウンドでもないため、プログレ・メタルと比べるとサウンドの感触はややソフトに聴こえるため、1980年生まれ前後の世代で彼らの作品を好んで聴く人はあまりいないものと思われる。

【SYMPHONY X】

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DREAM THEATERに次ぐテクニカルなバンドとして知られ、プログレの他に、ネオクラシカル風味がほんのり漂った様式美サウンドを提示するのも彼らの特徴。このためか、本国アメリカはもちろん、特に日本のファンに愛されているのもポイントだ。

【FATES WARNING】

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アメリカ・コネティカット州出身。実は1986年にIRON MAIDENの流れにあった正統派サウンドから一気にプログレへの流れへとシフトしており、ファンによっては「プログレの先駆者はDREAM THEATERではなくFATES WARNINGだ」という声も一部あるのも事実。しかし、1989年にプログレ・ロックの要素がより強まり、現在はプログレどころかメタリックな感触も大きく後退した楽曲を提示している。

【ARTENSION】

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曲展開を中心にほんのりプログレ風味が漂うテクニカル系バンド。ネオクラシカルメタルにカテゴライズしても良いのだが、実際にはバリバリのネオクラ系というわけではなく、かつてはHR/HM評論家の伊藤政則氏もプログレとしてカテゴライズしていたので、それを基準とした。

【ANDROMEDA】

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北欧スウェーデン出身のプログレッシヴ・メタル・バンド。へヴィなリフとネオクラシカルな要素を併せ持ったテクニカルなギター・ワーク、美麗なシンセサイザーを変拍子リズムに乗せたサウンドはクオリティが高い。

【ELEGY】

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オランダ出身。1985年に結成され、2002年以降はアルバムをリリースしていない。彼らの音楽はプログレでありながらも、より正統的なサウンドであるのも特徴だ。

【CIRCUS MAXIMUS】

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北欧ノルウェー出身のバンド。当初はDREAM THEATERの典型的なフォロワーとして知られていたが、のちにプログレでありながらも北欧らしい叙情的なメロディを打ち出して見せたため、時にはKAMELOTのようにダークで妖艶な世界観を彷彿させる場面も少なくない。

【THRESHOLD】

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1988年に結成されたイギリス出身のプログレッシヴ・メタル・バンド。哀愁漂うヴォーカル・メロデイが魅力だ。

【PERIPHERY】

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アメリカ合衆国・メリーランド州ベセスダ出身のトリプル・ギター体制を含む6人編成というプログレ・メタルでは変則的なバンド。どちらかというとMESHUGGAH直系のメロディックでアンビエントなサウンドへとシフトしていく。

【ADAGIO】

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フランス出身のギタリスト、ステファン・フォルテ率いるバンド。音楽的にはネオクラ風味溢れるシンフォニック・サウンドを大々的にフィーチュアしたプログレ・メタルで、その音楽性は当初SYMPHONY XDGMなどの流れにあった。またデビュー時のメンバーはPINK CREAM 69のデイヴィッド・リードマン(Vo)、MAJESTICの活動で知られるリチャード・アンダーソン(Key)、ELEGYの活動で知られるダーク・ブルイネンバーグ(Dr)が集ったスーパー・バンドであった。

【WALTARI】

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北欧フィンランド出身バンド。音楽性はプログレの他にアヴァンギャルドやオルタナ系の要素がある。アルバムごとに音楽性を変遷させるのが特徴で、CHILDREN OF BODOMに入る前のローペ・ラトヴァラ(G)が在籍していたことでも知られている。

【EVERGREY】

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北欧スウェーデン出身バンド。プログレの他にパワーメタル的な要素がある。ちなみに、STRATOVARIUSを脱退したヤリ・カイヌライネン(B)が在籍(のちにSYMFONIAで活動し、その後MASTERPLANに加入)したことでも知られている。

【SEVENTH WONDER】

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2000年に結成された北欧スウェーデン出身のプログレッシヴ・メタル・バンド。特にKAMELOTにも在籍するトミー・カレヴィック(Vo)がメンバーとして名を連ねていることでも知られている。

【DGM】

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イタリア出身のプログレッシヴ・メタル・バンド。当初はSYMPHONY Xの典型的フォロワーであったが、時には疾走感の強いメロディック・パワー・メタル的なサウンドを提示することも少なくない。

【SERENITY】

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中欧オーストリア出身のプログレッシヴ・メタル・バンド。近年は荘厳で妖艶な世界観を打ち出しており、アメリカのシンフォニック・エピック・メタル・バンドKAMELOTと似たような音楽性を提示している。

【MYRATH】

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中東チュニジアから突如現れた新星。基本はプログレながらSYMPHONY Xを想起させる場面も少なくない。また、メロディがふんだんに盛り込まれているところも案の定というかDGMにも近い雰囲気を感じさせる。

【SONS OF APOLLO】

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DREAM THEATERのマイク・ポートノイ(Dr)とデレク・シェリニアン(Key)、元GUNS N' ROSESのロン・“バンブルフット”・サール(G)、MR. BIGのビリー・シーン(B)、RISING FORCEJOURNEY等で知られるジェフ・スコット・ソート(Vo)が新たに結成したスーパー・グループ。QUEENSRYCHEのようなメロディに重点を置きながらも、まるでDREAM THEATERのようなテクニカルな展開を魅せる。

【LAST UNION】

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2007年にイタリアで結成されたBLAZING ICEというバンドを母体にヴォーカリストのエリサ・スカルペッチョ(♀)と若手ギタリストのクリスティアーノ・ティベリ(♂)を中心に結成されたメロディック・プログレッシヴ・メタル・バンド。初期のベーシストがマイク・レポンド(SYMPHONY X)で、初期のドラマーがウリ・カッシュ(元GAMMA RAYHELLOWEENMASTERPLANSYMFONIA)という豪華な顔ぶれとなった。叙情風味溢れるメロディとマイルドな曲展開が持ち味。

【DEFECTO】

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北欧デンマーク出身バンド。日本で開催される<LOUD & METAL MANIA 2017>にて相まみえることとなる。


…と、このようにプログレは音楽性がすべて似通っているわけではないのも特徴である。典型的なプログレを駆使しながらも進化し続けるDREAM THEATER 、メロディ重視のQUEENSRYCHE、ネオクラがほんのり漂うSYMPHONY X、1970年代を駆け抜けたプログレ・ロックのRUSHなどが人気を博しており、この中でも私は特にDREAM THEATERQUEENSRYCHEを敬愛している(プロフィール参照のこと)。

ゴリゴリッとしたギター・リフ主体のメタリックな感触を得たいのであればDREAM THEATERから、クラシックやジャズ、あるいはブルーズなどロックにはらんでいたアプローチを取り入れたサウンドを聴きたいのであればRUSHをおススメする。言うまでもなく、メタルとロックはどう違うのか?と言われればメタルの方がより爆音で、ロックはリズミカルであるため、プログレ・メタルは大作志向の他に鋭いギター・リフとネオクラを含めたテクニカルな演奏法を打ち出しており、一方プログレ・ロックは大作志向で”耳馴染み易いポップな歌唱”と”技巧性の高い演奏と複雑なリズム・アレンジ”との両立とあって、その実やはり異なっている。

ちなみに、私のように90年代HR/HM世代でRUSHを聴く人はほとんどいないものと思われ、特に日本のマニアの間でも知名度が低いスーパー・バンドとして認知されているためか、過去の古臭い音楽やレジェンドの音楽がどうしても聴きたいという以外の理由では、無理して聴く必要もないだろう。
TOBIAS(TOBY)
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