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メタルコアとはその名の通りへヴィメタルの伝統性とハードコアの荒々しい要素を組み合わせたもので、特にスラッシュ・メタルや北欧由来のメロディック・デス・メタルからの影響が大きいとされている。
このバンドの音楽性はメタルコアだけ、というアーティストはほとんどなく、他の音楽的要素も混ぜ合わさっているのが大多数であるが、その他の音楽的要素が断定できないからこそメタルコアにカテゴライズされている、という見方もある。
【KILLSWITCH ENGAGE】
この手の音楽のジャンルの開拓者。メロデスとハードコアの影響を受けており、特にギターによる叙情メロディとVoの咆哮を特徴とする。2000年以降に活躍する新世代バンドの一つである。
【SHADOWS FALL】
スラッシュ・メタルからの影響が大きい典型的なメタルコア・バンド。スラッシュ・メタルばりの強靭なリフ、メロデスのような叙情的フレーズなどへヴィメタルからの影響が大きかったが、徐々にハードコアも融合させていくようになる。
【BULLET FOR MY VALENTINE】
日本でもお馴染みBURRN!のブライテスト・ホープにも輝いたバンド。その理由は彼らがすごいからというよりは、この手の音楽がまだ知られていなかったからだと思われるが、実際80年代〜90年代に活躍したバンドはこんなものではなかったはず。それだけにあと一歩欲しいところ。
【AS I LAY DYING】
バンド名の由来はウィリアム・フォークナーの小説『AS I LAY DYING(死の床に横たわって)』から。2013年5月7日、別居中の妻に対する殺人依頼をしたとしてヴォーカリストのティム・ランベシスが殺人教唆罪で逮捕された影響もあって、ティム・ランベシス以外の4人のメンバーはその後、新たなVoを迎えてWOVENWARというバンドを結成している。
【ALL THAT REMAINS】
当初は典型的なメロディック・デス・メタル・バンドであったが、徐々に独自性を開拓していくようになる。メタルコアの聖地アメリカ合衆国・マサチューセッツ州で結成されたのも大きなポイントだ。
【THE AGONIST】
カナダ・ケベック州モントリオール出身バンド。かつては現在ARCH ENEMYのフロント・ウーマンとなっているアリッサ・ホワイト=グラズ(Vo)が在籍していたことでも知られている。
【ANTERIOR】
メロデス、スラッシュメタル、プログレの要素あるイギリス・ウェールズ出身バンド。特にギター・ソロはこの手のバンドの中でも一級品とされている。
【ATREYU】
バンド名はミヒャエル・エンデ著の『はてしない物語』(のちに『NEVER ENDING STORY』とタイトルが変更されて映画化)に登場する主人公”少年勇者アトレイユ”からとった。特にバンドを始動させたばかりの初期の頃にメタルコアの要素を強く打ち出し、他の音楽的要素としてはオルタナ、ハードコア、パンク、スクリーモなど、多種多様なジャンルの音楽から多大な影響を受けている。
【DARKEST HOUR】
同じ高校に通っていたマイク・シュレイバウム(g)、ジョン・ヘンリー(vo)を中心に、ラウル・マヨルガ(b)、マット・メイベン(ds)を加えたラインナップによってアメリカ合衆国の首都であるワシントンD.C.にて結成されたバンド。メロディック・デス・メタルの要素を併せ持っている。
【UNEARTH】
海外のメタル有力雑誌METALHAMMERのインタビューにおいてAT THE GATES、IN FLAMES、SOILWORK、METALLICA、PANTERA、SLAYERなどの影響を受けたとコメントしたというアメリカ合衆国マサチューセッツ州出身バンド。これまでに4度の来日経験がある。
【SONIC SYNDICATE】
北欧スウェーデン出身バンド。活動を始動させて間もない頃はツイン・ヴォーカルで典型的なメロディック・デス・メタルを演奏していたが、徐々にモダン化し、オルタナの要素あるメタルコアへ変遷していった。音楽的変遷の激しいアーティストゆえか、近年はメタルらしからぬロックやポップスの楽曲も提示している。
【STILL REMAINS】
アメリカ・ミシガン州出身のメタルコア・バンド。この手のアーティストには珍しいKeyによるキャッチーなサウンドが魅力だ。
【UNDEROATH】
アメリカ・フロリダ州タンパ出身のポストハードコア/メタルコア・バンド。典型的なメタルコアというわけではなく、作品によってはケオティック・メタルと呼ばれる狂気的なサウンドにメロディアス・パートを織り交ぜるなど、メタルバンドらしからぬ器用な面を持ち合わせている。
【WITHIN THE RUINS】
アメリカ・マサチューセッツ州出身バンド。8弦ギターを使用して唸るリフと、変幻自在の演奏とあって最も近いのはMESHUGGAHだと言われている。
【MISS MAY I】
アメリカ・オハイオ州トロイにて結成されたバンド。2006年の結成時のメンバーの平均年齢は16歳だった。
【CALIBAN】
ドイツ産三大メタルコア・バンドのひとつ。ハッティンゲン出身。日本のロック・フェスティヴァルBEAST FEAST 2001出演歴があるなど、実は何度か来日家に県がある。ちなみに、2012年にリリースされた『I AM NEMESIS』の日本盤にはボーナス・トラックとして、日本のロックバンドTHE MAD CAPSULE MARKETSの「Pulse」のカヴぁーが収録されている。
【HEAVEN SHALL BURN】
ドイツ産三大メタルコア・バンドのひとつ。テューリンゲン州ザールフェルト出身。メタルコアの他にはメロデスやデスコアなど、デス色が強い。
【MAROON】
ドイツ産三大メタルコア・バンドのひとつ。テューリンゲン州ノルトハウゼン出身。当初はEARTH CRISISなど、アメリカン・ニュースクール・ハードコアの影響を受けていた。ヨーロッパや南米ツアーを経る過程でAT THE GATESやTHE HAUNTEDなどのメタルバンドの影響が強くなった。
【NEAERA】
ドイツ産三大メタルコア・バンドの影響を大きく受けたためか、4番手に位置するドイツのメタルコア・バンド。サード・アルバム『ARMAMENTARIUM』からHEAVEN SHALL BURNのフォロワーと化した。
【KILL THE LIGHTS】
元BULLET FOR MY VALENTINEのマイケル・トーマス(Dr)が、ジェイムズ・クラーク(Vo:THROW THE FIGHT)、ジョーダン・ウェーラン(G:STILL REMAINS)、トラヴィス・モントゴメリー(G:THREAT SIGNAL)、デイヴィー・リッチモンド(B:GLAMOUR OF THE KILL)らを集結させて結成した。
【RISE TO FALL】
2006年に結成されたスペイン出身バンド。完全なる新人というわけではなく、各メンバーがデスラッシュ・メタル・バンドQUIZICALやメロデス・バンドBIOTERRORなどにいた人物で構成されている。
【THE RAVEN AGE】
イギリス出身のメロディックなメタルコア・バンド。IRON MAIDENの中心人物であるスティーヴ・ハリス(B)の息子でギタリストのジョージ・ハリスが率いている。
…と、このようにメタルコアはへヴィメタルからの影響と、ハードコアをへヴィメタルに発展させたのと、大きく分けて2通りがあるが、結果的にどちらも同じである。メタルコア以外のサブ・ジャンルにもカテゴライズされているバンドを除けば、実際にメタルコアの要素の入っているバンドの絶対数がかなり少ないので、他のサブ・ジャンルほど多くはない。小難しい要素もないし、特にBULLET FOR MY VALENTINEのようにへヴィメタルにあるような重量感を感じさせないバンドも少なくない。
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