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<アメリカ>
従来のグランジ/オルタナティヴ・サウンドに代わり、ヒップ・ホップの要素を取り入れたヘヴィ・サウンドがNU METALと呼ばれ、トレンドとなっていた。要するに、これを以ってオルタナというジャンルは消滅したのである。実のところ、”90年代はアメリカ”と言っている人はいかに分かっていないかを露呈することになる。NIRVANAは確かに売れた。ただし”アルバムのみ”で、音楽が普及することはなかった。
<ヨーロッパ>
新世代のメロディック・パワー・メタルやシンフォニック/ゴシック・メタルが登場する。しかし、日本では冷めていた。なぜならBURRN!で取り上げることはなかったから。これが、HR/HM人気が衰退した、という明らかなはき違えに結びつくのである。当時のファンはHR/HMを聴かなくなり、OFFSPRINGやDRAGON ASHを聴くようになる。私もその世代だからいくつか聴いたのだが、ハマることはなかった。
STRATOVARIUS/VISIONS
日本では5万5000枚を売ったが、実はヨーロッパ諸国ではもっと売れた。叙情派メロディック・パワー・メタルが北欧フィンランドからブームを巻き起こす。
HAMMERFALL/GLORY TO THE BRAVE
1996年に恐ろしいほどの人気を博していたバンド。日本のファンにとっては「?」という人も少なくないであろうが、BURRN!のレビューは明らかにミスだった。カイ・ハンセン(GAMMA RAY)お墨付きのバンドで、欧州各国で10万枚のセールスを記録。
RHAPSODY/LEGENDARY TALES
HR/HM後進国だと思われたイタリアから彗星のごとく現れる。この時欧州ではまだHAMMERFALLの人気に押されていた。サシャ・ピートのプロデュースのおかげでクオリティは充分にあるが、特に歴史的名盤というわけではなく、メロディック・パワー・メタルらしい疾走感を持ち合わせていながら、ドラムが表打ちなために疾走感を感じないのが辛いところ。
NIGHTWISH/OCEANBORN
ヨーロッパ(特に北欧)から多種多様なバンドがデビューするように。オーケストレーションをフィーチュアしたこってり感のあるサウンドを提示。メロディック・パワー・メタル的な疾走感を持ち合わせているのも特徴。
IN FLAMES/COLONY
HAMMERFALLがデビューした北欧スウェーデンから。地元のファンはメロデスの聖地イェーテボリ出身にちなんで彼らのサウンドをイェーテボリ・サウンドと名付けた。正統派サウンドが特徴。
CRADLE OF FILTH/CRUELTY AND THE BEAST
一部のファンの間ではブラックメタルがトレンドに。エンターテイメントとして欧州で商業的な成功を収めた。
BURRN!のレビューを真に受けて、HR/HMの代わりにオルタナの後にはパンクを聴き始めた人も少なくなかった。世界累計売上枚数約1000万枚で、プラチナム・ディスクを獲得、バンド史上最高のセールスを記録した。
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