|
この年は欧州や南米のバンドの宝庫だった。アメリカではグランジ/オルタナの煽りを受けていたからだ。結果、アメリカからは名盤と呼ばれるバンドは出ていない。
1位 ANGRA/ANGELS CRY【95点】
楽曲、演奏、サウンド・プロダクションなどとどれをとっても超一流。わざわざドイツに向かってサシャ・ピートに頼んだのは正解だった。ジャーマン・タイプのメロディック・パワー・メタル・バンドが南米ブラジルから誕生。
2位 GAMMA RAY/INSANITY AND GENIUS【88点】
ラルフ・シーパース(Vo)をフィーチュアした極上のジャーマン・パワー・メタルを提示。この頃はHELLOWEENとサシ(1対1)で勝負できるほど輝いていた。
3位 RAGE/THE MISSING LINK【86点】
ドイツ出身バンドながらHELLOWEENとは一線を画すサウンドを提示して独自のパワー・メタルを完成させた。
4位 ROYAL HUNT/LAND OF BROKEN HEARTS【87点】
メロディアスかつネオクラシカルなハードロック/へヴィメタルを提示して見せた北欧デンマーク出身バンド。哀愁のあるサウンドが魅力。
5位 TALISMAN/GENESIS【85点】
マルセル・ヤコブ(B)率いるバンド。骨太でありながらも北欧らしい哀愁のあるサウンドが魅力で、ドラムが打ち込みなのはスルーしてランク・インさせた。
6位 ANNIHILATER/SET THE WORLD ON FIRE【85点】
テクニカル・スラッシュ・メタル・バンドとして知られていたが、音楽性の幅を広げて新たなファン層を開拓させた意欲作。個性はほとんどないが、チャレンジ精神を評価してのランク・イン。
7位 HAREM SCAREM/MOOD SWINGS【87点】
高度な演奏力に裏打ちされた一筋縄ではいかない展開を持ちつつも華やかでキャッチーなサウンドを提示。当初BURRN!のレビュー・ミスによって話題にもならなかった作品であるが、クオリティは超一流と言っても過言ではない。
8位 RIOT/NIGHTBREAKER【84点】
メロディック・パワー・メタルのような疾走感と哀愁のあるメロディによって多くのファンを魅了した。
9位 MR.BIG/BUMP AHEAD【85点】
アメリカのバンドをまったく入れないのはあまりに寂しい。思い出の一枚でもあるためランク・イン。
10位 PINK CREAM 69/GAMES PEOPLE PLAY【82点】
90年代以降の音楽シーンを決定したグランジ/オルタナティヴ革命が勃発したため、へヴィでシリアスな作風に変貌。その変遷ぶりに嫌気がさしたアンディ・デリス(Vo)は結果的に脱退することとなる(のちにBURRN!のインタビューにて告白)。
とまあ…こんな感じになったわけだ。上位は恐るべき完成度を誇っているが、人聞きの悪い言い方をすると、下位ほど情状酌量の余地を与えたといっても過言ではない。ヨーロッパでは実際クオリティの高いアルバムをリリースしたからそれでよいのだが、やはりアメリカではいまいちだったようだ。 |

>
- エンターテインメント
>
- 音楽
>
- ハードロック・ヘヴィーメタル





93年はハーレムスキャーレムのMSが私の1位!たしかにリリース時には話題にもなってませんでした。店に置いてなくてわざわざ注文しましたから。。アングラ、タリスマン、ロイヤルハントの3枚はかなり好きな作品です(^^。
2016/8/13(土) 午後 9:54
> ニコニコしょーじさん
不評だからと言って在庫が置いてないのはどうかと思いますよね(笑)。
2016/8/14(日) 午後 0:27